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#118
「……」
ガラスの破片を突きつけられて、リーダーの顔から汗がダラダラ垂れる。
いったんテツヤの方に向かってたリザードマンも、その様子を見て立ち止まった。
「聞いてるんスよ。この店から手を引くのか、引かねえのか」
「……」
テツヤとリーダーの間にはテーブルがある。抵抗しようと思えばできなくはないだろうけど、100パー無傷で済む保証はナッシング。
「おい、さがれ」
リーダーに指示を出されて、リザードマンは不満そうだけど一応従った。
「覚えてろよ、この落とし前はいつか必ずつけてもらうからな」
「知らねーッスよそんなの」
リーダーは手下を連れて、ゾロゾロ店を出る。ずっと入口で伸びてた雑魚も忘れずに回収。
「割とあっさり引き下がりましたね」
入れ替わるように店に入ってきたハギの手には、口に布切れをぶっ挿した小ぶりの酒瓶。見た感じ、露骨に火炎瓶っぽい。
「どうするつもりだったんスか、そんなもん」
「いえ、テツヤさんが危ない時には使おうと思いまして」
どう考えてもハギの方が危ない。




