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ドスとエルフと異世界抗争  作者: 汐留ライス
Chapter 6 ソバとデートと火炎瓶
118/350

#118

「……」

 ガラスの破片を突きつけられて、リーダーの顔から汗がダラダラ垂れる。

 いったんテツヤの方に向かってたリザードマンも、その様子を見て立ち止まった。

「聞いてるんスよ。この店から手を引くのか、引かねえのか」

「……」

 テツヤとリーダーの間にはテーブルがある。抵抗しようと思えばできなくはないだろうけど、100パー無傷で済む保証はナッシング。

「おい、さがれ」

 リーダーに指示を出されて、リザードマンは不満そうだけど一応従った。

「覚えてろよ、この落とし前はいつか必ずつけてもらうからな」

「知らねーッスよそんなの」

 リーダーは手下を連れて、ゾロゾロ店を出る。ずっと入口で伸びてた雑魚も忘れずに回収。

「割とあっさり引き下がりましたね」

 入れ替わるように店に入ってきたハギの手には、口に布切れをぶっ挿した小ぶりの酒瓶。見た感じ、露骨に火炎瓶っぽい。

「どうするつもりだったんスか、そんなもん」

「いえ、テツヤさんが危ない時には使おうと思いまして」

 どう考えてもハギの方が危ない。

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