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ドスとエルフと異世界抗争  作者: 汐留ライス
Chapter 6 ソバとデートと火炎瓶
117/350

#117

「ち、ちげーよ。ペリンの連中には俺らもムカついてんだ」

 テツヤの剣幕にビビりつつ、リーダーは吐き捨てるように答える。

 どうやらもっと規模が小さい、地回りの組織らしい。

「ここは大通り沿いですが端の方ですし、ペリン商会も面倒がってわざわざ来ないんですよ」

「テメーは黙ってろ!」

 横から口を挟んできた店主をリーダーが一喝。

 店主は「ひい」と悲鳴をあげてカウンターの中に隠れたけど、テツヤは気にする様子もない。

「まあいいッス。この店は今日からオイラたちが仕切るッス。オメーらは帰れ」

「ンだとコラー?」

 後ろで黙って聞いてたリザードマンが、テツヤの言葉にカチンときて向かってくる。

「状況がわかってねえみたいッスね」

 テツヤは慌てず騒がず、まだテーブルに乗ってたグラスを手に取ると、元気よくテーブルに叩きつける。

 パリーン。

 飛び散った中でも大きめの破片を手に取って、リーダーの眼前に突きつける。

「……」

「で、どうするッスか」

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