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#117
「ち、ちげーよ。ペリンの連中には俺らもムカついてんだ」
テツヤの剣幕にビビりつつ、リーダーは吐き捨てるように答える。
どうやらもっと規模が小さい、地回りの組織らしい。
「ここは大通り沿いですが端の方ですし、ペリン商会も面倒がってわざわざ来ないんですよ」
「テメーは黙ってろ!」
横から口を挟んできた店主をリーダーが一喝。
店主は「ひい」と悲鳴をあげてカウンターの中に隠れたけど、テツヤは気にする様子もない。
「まあいいッス。この店は今日からオイラたちが仕切るッス。オメーらは帰れ」
「ンだとコラー?」
後ろで黙って聞いてたリザードマンが、テツヤの言葉にカチンときて向かってくる。
「状況がわかってねえみたいッスね」
テツヤは慌てず騒がず、まだテーブルに乗ってたグラスを手に取ると、元気よくテーブルに叩きつける。
パリーン。
飛び散った中でも大きめの破片を手に取って、リーダーの眼前に突きつける。
「……」
「で、どうするッスか」




