表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
改訂前:終わりの炎と抗う者達【凍結】  作者: しやぶ
第2章 七大罪編
12/13

1:中編 困惑

レイがエンデュミオンを呼ぶとき、"エンデ"から"エンデ兄"に修正しました(元々そっちの予定だったのに書き忘れていました)

☆ ユダ視点


ーーーーエンデが死んだ


その言葉を認識した瞬間、頭痛と吐き気と目眩が一斉に襲いかかり、急激に押し寄せたストレスに耐え切れなかった脳は仕事を放棄し、司令塔からの連絡が途絶えた肉体は重力に従い倒れーーーー視界に崩れ落ちる親友が映った


「アルっ!?」


唇を噛んで飛びかけていた思考を戻し踏み留まる


そしてアルの体が地面に体をぶつかる前に両腕で支え、一応体に異常がないかを魔法で診察する


ーーーーーーーー肉体は健康だ


その診察結果に安心すると同時に、大きな無力感が沸き上がる


白魔法で治せるのは外傷だけで、心までは癒してくれない


ーーーー僕ではアルを救えない


いや、 "を" ではなく "も" か


『あの日』から何も変わっていない


肝心な場面で僕はいつも力不足だ


父のときは武が足りなかった


母のときは武を扱う精神が足りなかった


エンデのときは技術が足りなかった


そして今は知識が足りない


ーーーーーー足りないものばかりの自分が憎い


憎くて憎くて何もかも嫌になって、視界に映る全てを壊したくなってーーーー


「『いいかげん戻ってこい!!』」


「ハイッ!?」


「大声を出してすまないな。だがこれ以上放っておくと危険だと判断したのでな。〈神言〉を使わせてもらった。辛いならイグニスに病院まで案内させるがどうする?」


そう言ってイルは掌サイズの光の球、神工精霊ウィルオウィプスを召喚した


レインは心配そうにこちらを見ている


............たしかに今回は危なかった


あのままだったら鬼になって暴れていたかもしれない


その場合一番危険なのは腕の中にいる親友だ


そう思うと本当にゾッとする


だが


「いいえ、必要ありません。レイ、今までに何があったのか、詳しく話してくれ」


今は休んでいる場合ではない


アルを助けたいなら時間が無いのだ


「ユダ兄......無理してるよな?」


「......まぁね。でも今病院に行っても、話が気になって心が休まらないから聞く方が楽かな」


確かに無理はしているけど、これは本音だ


けど、だからといってーーーー


「そう......でも話す前に......アズダイル様、席を外していただけませんか?」


「ほぉ?我が居ては話せんのか。まぁ席を外すのは構わんがその前に......幾つか聞きたいことがあるのだが、構わんかね?」


「えぇ。なんでしょうか?」


「君はその二人の味方か?」


「はい。クロッカスの名に誓って」


「ふむ......嘘ではないか......やはり解らんな。それではなぜ、貴様はエンデ君を殺したのかね?」


ーーーー無理にだって限界はある


義弟がエンデを殺しただって?


当然信じられない


だがどちらも嘘を言っているようには見えない..................





















やっぱり気絶して良いですか?

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ