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第36話:ディスラクシェント城の守護者たち



 転移魔法で光の国を後にして俺達は水源の都市ソルレンテ領域に転移した。


 レイムのようすは顔色が変わるまで体調がすぐれないようすだったので、俺はレイムをかつぎ、宿屋のベットに寝かせ、話を聞いた。

 


 この水源の都市ソルレンテ領域は名の通り水が国中に溢れ、漁港やオリジナル武器防具などを色シズゼリア領域、エレクシア領域、ファイテンラスク領域と同盟を結んでいる。


 人魚種が主な人口をしめている。

 人魚種は水属性の魔法を得意とし、地上では死ぬことなく生活ができ、海の中でも問題もなく、戦闘能力は低いが魔道具などを作るほど器用で世界のほとんどが水源の都市から出たものだという。


 これはあの大戦と同じ組合で、今でも変わらずの同盟だった。


 そして残り2つの領域はレイムの話からは正直まったく問題がないと言っていた。


 食事などは不足なしで、同盟を結ばなくても戦闘能力はこっちの方が上だという。

 まあ、それに関しては多分同盟の4つの国が攻めてきても対処できるほどの軍勢と種族がいる。


 はっきり言えば、結ばなくたって余裕…ということだ。


 陸地では幻想魔法を得意とし、魔法攻撃もできる幻人種、中空では飛行でき、全属性を使える機人種、上空では広範囲魔法やブレスで敵を圧倒するドラゴン種。

 

 万が一これを敗り、城へ入ったとしてもあの城は俺達が入った入り口はそこしかなく、入ると4つの通路があった。その通路は道を知っている者しか上へは進めない。



 レイムはあの城について自分では完全に理解していた。

 俺達が来た時はみな有給休暇をとっていた。

 

 第一階層 エントランス

 第ニ階層 暗闇の廊下

 第三階層 唯一の光

 第四階層 小さな世界

 第五階層 神の加護を教会

 第六階層 魂のカジノ・BAR

 第七階層 破壊の闘技場

 第八階層 知識の図書室

 第九階層 漆黒の庭園

 第十階層 お風呂

 第十一階層 破壊の玉座

 第十二階層 レイムの部屋

 地下

 第一階層 レストラン

 第ニ階層 使用人層

 第三階層 財宝層


 万が一入られても、絶対に玉座にはたどり着けないと言った。

 第ニ階層から上は守護者という者達が各階層を守っていると言った。


 


 そして夜になり、レイムの体調はすっかり良くなった。


 まさか…エレクシアに言っただけで、こんなに……。と俺は少しレイムの事が心配に思えた。

 

 すると、部屋の扉が開き、ロナを先頭にソピアとサリアが入ってきた。

 「レイム様…体調が良くなり嬉しい限りです…」とロナはレイムに深く頭を下げた。

 「早速ですが、レイム様全守護者が有給休暇から帰還しましたので、今回の一件及び紅蓮の魔王のことや、ご自身からソージ達を紹介してはよろしいのでは?……」とロナはレイムに提案を持ちかけた。


 その前に、全守護者が帰還した…。

 だったら、今の情報を共有する必要がある…。


 「よしっ!…じゃあ一度レイム達も帰還しよう!」


 こうして、ロナの転移魔法でディスラクシェント領域にレイムとソージ達は帰還した。




 光が消えると視界がはっきりと見えるようになった。

 「ここは……」今度はソージ達が目にしたことのない場所だった。

 「ここはディスラクシェント城、第十一階層『破壊の玉座』だよ…」とレイムはすぐ横で答えた。

 転移された場所は玉座が位置されていて、幅の大きい階段を何段が上がった位置にいる。


 その下には玉座と入り口を繋ぐ、レッドカーペットが敷いてあった。


 そして黒く染まり、背もたれが高すぎる玉座にレイムは座り、ソージ達も少し、緊張品がら到着を待った。



 そして少し時間が流れ、玉座の扉が開いた。

 入ってきたのは、メイド服を纏いロングの髪を後ろで縛り、20代のお姉さんキャラだ。

 「レイム様、お久しぶりです…」と深く頭を下げた。

 「リツリ…お帰り…休暇を楽しく過ごしたようで…」とレイムはリツリに一言添えた。


 「はい…ありがとうございます…」とまた深くお辞儀をした。服装でわかる通り使用人の仕事をしているが、全ての使用人のまとめ役である…。

 性格はきちんとしていて、それ以上にレイムの私生活に関してとても厳しい…。


 ディスラクシェント城第二階層『暗黒の廊下』の守護者・使用人統括者――リツリ。種族は魔人種―レベルは325のランクSの最強級だ。

 

 一様だが、各階層を守護する者達は自分の階層のことは全て知っている。

 第二階層はリツリによって自由に広さや形などを変えられることができ、侵入者を封じ込めることができる。

 戦法は近接攻撃。


 


 そして次に2人の人物が入ってきた。

 右から、高身長で白髪の頭に白いひげを生やし全身黒のスーツを着た老師…。



 ディスラクシェント城第六階層『魂のカジノ・BAR』の守護者・魂の比べる者――ビリル。種族はリツリと同じく魔人種―レベルは522のランクSSの史上最強級だ。

 ビリルは最初の7人の守護者の一人でもある。


 最初の守護者というのは、初めて守護者というものができたのは今から4000年も前の話、3代目破壊の神が新時代の前に収集した者達のことだ。

 今では、抜けた者や新しく加入した者もいて、最初の頃とは全然違って見えるそうだ。

 

 戦法は近接特化。


 この階層を利用しているのは各階層守護者や使用人の他多々いっぱいいる。


 「レイム様…お久しぶりでございます…。このビリル更に忠義を…」とレイムに深くお辞儀をした。


 一様だが、リツリは新しいメンバ―の方だ。




 そして、左の者も同じく黒のスーツの身に着けているが、隣からは何かを漂わせていた。


 長い黒髪に性別は男、10代くらいの見た目をしている。


 ディスラクシェント城第五階層『神の加護を教会』の守護者・獄炎の支配者――ディリア・ブラット。

 種族は悪魔種でレベルは511でランクSSの史上最強級だ。


 戦法は近接、遠距離の両方。守護者では新しい方だ。


 ディリアは先代の4代目破壊の神と世界を旅をしたという経験を持っている。レイムが小さい頃にその話を沢山聞かされた…。


 


 次に扉が開き、入ってきたのは、鎧のようなものに身を包んだビリルと同じ雰囲気の親父だった。

 

 この人が…ディスラクシェント城第七階層『破壊の闘技場』守護者・闘技場の番人――ビー・リゼドル。

 種族はドラゴン種でレベルは521でランクSSの史上最強級だ。


 戦法としては、近接攻撃が守護者の中で最強の強さを誇る…。遠距離もブレスで特化している。


 ビーも最初の7人の一人だ。

 周りの鎧のようなものは自分自身の鱗だ…。この硬さも守護者の中で最強でもある。

 

 そして更なる強みは自分の階層のフィールドを掛けられることだ。


 ドラゴン種であるビーは全ての環境に適応できると言っていい…。獄炎、氷河、森林などなどに変化できるため、その環境でも何も関係ないビーにとっては有利だ。

 



 そのビーのすぐ後に2つの小さい影が物凄い速さで階段の前まで一瞬にして姿を現した。


 「レイム様…お久しぶりですっ!」と背中にレイムのような羽ではなく、サキュバスの翼があり、見た目はレイムより幼い少女で、少し露出の高い服装をして宙い浮いていた。

 金髪の短い髪に白い肌をしている。


 この子はディスラクシェント城第三階層『唯一の光』守護者・暗闇に潜む者――シール・レペレスト。

 種族は吸血鬼種でレベルは345の最強級だ。


 戦法は手持ちの短剣で近接攻撃特化だ。


 背中の翼で浮遊することはでき、素早さも高い…。

 

 シールの階層は暗闇の中に一つの光だけが差し込んでいるフィールドだ。

 侵入者はその光に目を向くため、その後ろから1人ずつ仕留めていく…。




 「レイム様…お久しぶりでございます…」と少し控えめの少女でシールと同じの見た目と年齢だ。

 金髪のロングに紫色のドレスを着ている。

 耳は尖がっていて、手には木の杖を持っている。


 この子はディスラクシェント城第四階層『小さな世界』の守護者・小さな世界の創造主――ピール・レペレスト。

 種族はエルフでレベルは323の最強級だ。

 

 戦法としては、守護者の中で最大の魔法技術と魔力を誇っているため…遠距離や範囲攻撃、防御なども最強格に入ってくる。

 

 レイムが小さい頃に魔法を教えたのはピールだ。


 そして二人は双子だ…かつて最初の7人の1人がシールとピールを生み出したとされる。


 ピールの階層に関しては、入った瞬間、標的は小さくなり、ピールの手作りのジオラマの町へ来てしまうことになる。

 つまり、ピールから見れば、敵はジオラマにいる小さい小人と言うわけで…初見の侵入者は絶対に引っかかるものとなるが、中に攻めてきた者は誰一人いない…。




 そして最後に来たのは…。

 「レイム様…お久しぶりです……お元気で何よりです…」と落ち着いた雰囲気に魅了されてしまうほどの感じを出し、背中にはレイムと同様の黒い翼を生やして、黒いロングの髪に白いドレスを纏っている。


 この女性は、ディスラクシェント城第八階層『知識の図書館』の守護者・図書の管理人――ベルーナ・ジルミゾン。

 種族は悪魔種でレベルは497のランクSの最強級だ。


 ベルーナはピールと同じく魔法に特化している。

 そして素早さもあり、一瞬にして敵を仕留めることができる。


 彼女の階層は無数の本が納められた本棚が佇む場所だ。


 階層の中で一番貴重な場所となる。




 「レイム様……お久しぶりです……ロナが何か無礼をしませんでしたでしょうか…」と少女はロナのことを聞いてきた。

 

 するとレイムが答える前にロナが口を挟んだ。

 「おいっワ―レスト…そんな失態、このロナにあるわけがない…」とロナはワ―レストに近付き、そう答えた。

 それでも表情が変わらないため、「あぁ、ロナの言う通りだ…ロナはちゃんとやっている」とレイムは付け加えると…。

 「左様ですか…安心しました…」と頭を下げた。


 この口調に少し、カクカクするのは彼女の種族が原因だ。


 彼女は、ディスラクシェント城第九階層『破壊の庭園』の守護者・破壊の守護者――ワ―レスト。

 種族は機人種でレベルは558のランクSSの史上最強級だ。


 彼女の階層は名の通り、植物や花が植えられており、その手入れを毎日のようにしている。


 そしてワ―レストの強さは攻撃力や魔法を全属性使えるのは勿論のこと、守護者の中で一番の素早さを持ち、今現状で守護者最強となる。

 戦法は近接、範囲攻撃だ。




 ロナが階段を下り、ワ―レストの横へ行った。


 そして「全階層守護者が揃いました…レイム様……」とロナはレイムに知らせた。


 守護者は全階層で合計9人がレイムの前に立った。


 「わかった…では、お前たちに今の状況と今後について話をする……」




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