第37話:予想とこれからのことについて
「まずだが…私はこの、横にいるソージとソピアとサリアとパーティーを組んだ…。その目的は紅蓮の魔王を倒すためだ…。勇者だからこその…」とレイムはかっこよくそれを口にしたが、俺は内心自信がない……。
何度も言っているけど…最強の魔王と言われているんだよ!…。心の中で気持ちがぶつかり合っていた。
レイムはそんなことは気にせず、話を進めていた。
「ということだ…。何か質問はあるかな?…」とレイムは守護者たちに問い掛けた。
すると「レイム様、質問があります…」とワ―レストが挙手をした。
「はいっ!ワ―レスト、どうぞっ!」とレイムが言った瞬間にワ―レスト以外の守護者がワ―レストの方を向いた。
「その紅蓮の魔王の計画を見ていた道化というものは恐らくですが、その道化のボスももっと別の所から見ているのではないでしょうか…。つまり紅蓮の魔王と同等であり、恐らく敵同士…」とワ―レストは逆にレイムがついていけなくなるようなことを答えた。
ワ―レストの中では、レイムが話したことを分析し、その後の予想を述べたのだ。
つまり、ワ―レストが言ったことは高確率で当たる可能性がある。
「そうか……。じゃあ次に紅蓮の魔王の城について誰か知っていることは…」とレイムが再び問い掛けると、またワ―レストが挙手した。
「はいっ!ワ―レスト!」とまたワ―レストの方を向いた。
「これは、3000年前の大戦のことですが…上空に浮かぶ城が見えました。それが恐らくですが紅蓮の魔王の城かと……そして付け加えてですが、紅蓮の魔王の城に繋がる所が大戦時に領域を制圧するためにどこかに転移を設置したと思われ、私が把握している所では炎の要塞ファイテンラスク領域の遺跡にあると思われます…」とワ―レストがヤバい情報をくれた。
「なるほど…それしかないとなると、そこに行って見るしかない……」とレイムは少し考え、その結果が出たようだ。
「それでは、初めに言っとくけど我々はもう後には引けなくなった…紅蓮の魔王の幹部と戦い、そしてその周りには同じ最古の魔王達などを全員敵に回すことになる。それの覚悟はまだないが、新時代に向けてやることはないけど…目指すものがあってもいい……」そう言い、レイムは玉座から立ち上がった。
そして破壊の剣を抜き、上に向け、誓った…。
「…この戦いは私達にとってデビュー戦になるだろう。そして私の目指すものだけど……私、いや私達は最強…なんか超えて、世界最強を目指す!」とレイムは剣を捧げ、皆に誓った。
その言葉と心は確実にソージ、ソピア、サリア、そして全守護者やその配下の者達に届いていた。
その言葉を聞いて、全守護者たちは全員目を合わせ、ロナが口を動かした。
「それが、あなた様がお決めになったことなら私達はどこへでもついて行きます。歴代の破壊の神から加護を受けた瞬間から、そして今でも我が神あなた様に…我々の忠誠を…」と皆跪き、深い忠誠を誓った。
「皆の心はよくわかった…。デビュー戦ということだから私とソージ達だけで挑む…その後はその後だから、ロナ以外の守護者たちは領域の警戒に努めよっ!」
「はっ!」と守護者たちは口を合わせて、返事をした。
これで、決まったことは目的地は炎の要塞ファイテンラスク領域へ…。
そして私達は世界最強を目指すと決めた。
「それでは、レイム様、今日はもう遅いと言うことで、明日転移の魔法で向かいましょう…」とロナはレイムにそう言った。




