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──昔々のお話です。
光と花に彩られた国──ルミエール王国には、とある花冠がありました。
それは、不思議な花冠。
色とりどりの花々が美しく咲き誇り、朝露をまとった花弁の間からは、小さな妖精たちが顔を覗かせます。
『妖精に選ばれし者は、花冠を授かる』
『花冠を授かった者は、妖精たちの祝福を受け、かけがえのない幸せを手に入れる』
──けれど。
妖精たちは、気まぐれです。
妖精たちは、気まぐれに祝福を授け、時には人を惑わせることもあるのだとか。
姿を見せぬ妖精たちは、人々のすぐそばにいる──。
そんな噂も、いつからか囁かれていました。
笑顔。
涙。
努力。
苦悩。
小さな恋。
大きな運命。
そのすべてを、妖精たちは、今日も静かに見つめているのです。
花冠は、一体誰に微笑むのでしょう。
これは、長い年月をかけて、紡がれてきた物語。
そして──
“あなた”が変える物語。
──さあ、“あなた”は誰の手を取りますか?




