高校受験
カノンと楽しい日々を過ごして居たら、いつのまにか中学3になっていた。そう、受験のシーズンだ。
俺は週に一回登校の通信制高校を受験生することにした、学校推薦で受験することになったらしく、校長先生と会うことになった。緊張する。お腹痛い、吐きそう。そう思っていると母さんが
『レン。大丈夫?具合悪かったら今度にしても大丈夫よ。』母さんは優しいな。でも俺は、
「ううん、大丈夫だよ。心配かけてごめん。でも、何もしないなんて嫌だから。」俺は母さんに伝えると
『レンがいいなら、いいんだけど。』と言ってくれた。正直逃げ出したい。悪い思い出しかない学校に長くは居たくない。そう思っていると、校長先生に部屋に入るように呼ばれた。
簡潔に言うと『学校に来ていない俺が未来に向いて頑張るなら応援する』とのことだ。
よかったぁ。俺は心の中で叫ぶと
『よかったわね。じゃあ、受験頑張らないとね!』母さんに言われて受験かぁと思った。
受験には受かった。俺の受けた高校は学校推薦だと面接だけで終わった。俺は何を喋ったかよく覚えてないが、落ちたくない。と思っていた。
母さんは
『よかったね、レン』
「ああ。よかった。母さん。俺交通機関を使って学校通えないから母さんの迷惑になるのはわかってるけど、母さんが送り迎えしてくれたら、うれし、いな。」
俺は思っている事を言った。本当に交通機関はわからないし、通う時間帯は水曜の夜間18:00から授業が始まり、21:30に学校が終わる。俺は母さんがいた方が心強いから頼んだ、本当は学校の中にもいて欲しい。でもそんな事をしたら、カノンが夜一人でいることになる。そこまで甘えるわけにはいかない。
『もしかして、お母さんがついて行った方がいい?』母さんが聞いてくれた。どうしよう。
「そこまでしなくて大丈夫だよ。それにカノンが一人だと寂しがるだろ」
『そんな事無いわよ。あの子も一人で居れるわよ。だから、無理しなくていいわ。』
「母さん。お願いしてもいい?」俺は泣きながら言った。
『良いに決まってるじゃない。何言ってんのよ!』母さんがバシッと背中を叩いてきた。
「痛いよ母さん。」
頑張って高校通うぞ。もう逃げない。母さんのためにも3年で卒業してやる。




