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二七
そいつは机の上に上がって気色悪い笑顔を向けてきたと思ったら
何かを机に投げつけて出て行きやがった。
奴が出て行ってから、その投げつけてきた物を見てみたら
白い紙に汚い字で書いてあった。
「くつした」と。
意味が分からない。
次の日、朝食を済ませたら今日もまた馬鹿な連中がいる場所に行かなきゃならない。
いつもの見慣れた道。
腹立つくらい、何も変わらない道。
俺は変わっているのに
変わらないのはここだけだ。
そう思えば風が俺の体にぶつかってきやがった。
たったこれだけで、変わったことはないのに
変わっているつもりらしい。




