96話:穴掘り人の謎
そしてその翌日。【血濡魔術】で圧縮した材料を持って、再び鉱山へ赴いた。材料と言っても、寝具として使えるような大きな毛皮を二枚持ってきただけだ。
毛皮は鑿牙鼠の物を繋ぎ合わせたもので、素材としては特別なものでもなんでもない。
それを持って洞窟の中へ入り、周囲に誰もいないことを確認する。
「よし――【血織刃】」
俺が【血濡魔術】で干渉すると、普通のタオルのサイズにまで圧縮されていた毛皮は大きく膨らみ、やがて一台の車へと形を成す。
毛皮の一枚は直径一メートル程度の球体となり、その中心には一本の車軸が貫いている。球体の上には馬車などで使われる板バネが付いている。
もう一枚の毛皮は長方形の箱の形を成し、箱の後方には幅一メートル程の窪みができている。箱の中から見ればまるで、椅子のように盛り上がっている状態だ。
出来上がった車輪を箱の窪みに収めるように組み合わせた後、俺の赤剣を鞘ごと縦に箱の前方に突き立て鞘の先端に一つの車輪を生やした。
こうして出来上がったのは、トロッコと呼ぶには些か疑問が残る二輪の車だ。
「……何度見ても奇妙な形ね」
「そうだな。もはやトロッコとは別の何かだ。とは言え、色々考えた中じゃこの形が現状一番良い形状……のはずだ。実際に走ってみない事にはわからんがな」
この車の最大の特徴は、なんと言ってもこの球体の車輪だ。
車輪の形状を「輪」ではなく横の幅を広げた「球体」にすることで、球体が地面との接地面積を変えながら転がるため窪みに嵌り難くなり、上下の振動が生じにくくなる。また、車輪と荷台の間に衝撃を和らげるためのバネを仕込むことで更に振動を緩和させることで、乗り心地の向上を図った。これが洞窟内で上手く機能するかはわからないが、少なくとも平地での試乗ではそれなりに上手く行った。
前方に突き立てた俺の剣は、車体を操るためのハンドル兼補助輪の役割を持っている。球体の車輪は全方向へと角度が変わるようになっており、剣のガードを左右に捻るとその動きに合わせて車輪の角度も変わり向けた方向へ曲がるようになっている。
前回は曲がるにもいちいち変形させなければならなかったが、この方法ならば俺以外でも手動で車体を操作できる。そして車を走らせるための車輪は後方の一つのみとなったため、俺の思考力への負担が大幅に軽減された。
前回は四つの車輪全てに意識を向けて必死に回していたが、今回は球体を貫いた車軸一本だけに意識を向ければ良いのでとても楽だ。
問題点としては、姿勢制御が前回よりも難しくなってしまったことと、三人分の重量を支えるために消費魔力と血の量がそれなりに増えたことだ。
使う魔力と血が増えたのは必要経費として割り切るとして、問題なのは姿勢制御の方だ。二輪だけで支えている状態のため、どうしても車体が傾きやすくなった。
ただし意識を向ける車輪が一つに減ったことに加え、運転が俺以外の奴にも任せられるようなったことで、むしろ以前よりもやりやすくなっている。
形は歪。動力と制御は俺依存な車ではあるが、これが色々考えてできた最良の形だ。【血濡魔術】無しでこれを作ろうと思ってもまあ無理だろう。材料をこの形状に加工するのもそうだが、普通に走らせるのも難しいだろう。
「よし、早速出発だ。最初はゆっくり走るつもりだが、振り落とされないようにしっかり箱の縁を掴んでろよ? あと、天井に頭をぶつけないように」
「りょーかい」
「わかった」
元気な返事に頷き、俺は車体の先頭に座ってハンドルを握る。その後ろにフィリア、最後尾にリアナが座った。二人が乗る度に荷台が僅かに傾いたが、【血濡魔術】で完璧に水平の状態を維持した。
全員がしっかり座ったのを確認した後、俺は車輪に意識と魔力を集中し回転させる。
「動いた!」
「揺れは……うん、まだちょっとあるけど、一昨日よりははるかにマシね!」
リアナとフィリアが感嘆の声を上げる。
スピードは人間が走るよりも少し速い程度だが、前回と比べると揺れも小さく制御も遥かに容易だ。
走らせている間は常に魔力を消費しているためそこだけが少し不安だが、まあこの程度の消費量なら帰りも含めて後の探索には差支えはないだろう。俺も魔力保有量はそれなりに自信があるからな。
失われた【夜闇呪文】の魔力増幅能力があったらそんな不安を考えることもなかっただろうが、あれは夜にしか使えないからなぁ。
「ん――――おーい、そこの冒険者! ちょっと通るぞ!」
「え? うおっ⁉︎」
「な、なんだあ⁉︎」
脇道から生き物の気配を感じて警告を上げれば、案の定慌てたような声が返ってきた。警告が功を奏してから、進行方向上に飛び出して来なかったため、そのまま脇を走り抜ける。
冒険者と呼んだものの、気配だけでは正直魔物かどうか判別がついていなかったのだが、まあ魔物だった場合でもやはり止まらず構わず轢いていただろうな。むしろスピード上げてた。
「あ、小悪鬼」
「ギアアアアーーーー⁉︎」
こんな風にな。
「躊躇なく轢いたわね⁉︎」
「まあ魔物だし? いまさら小悪鬼の魔石なんかいらんだろ?」
まあ血肉はおいしいんで頂いたがな。衝突の瞬間に先頭に武器生やして粉微塵にして車体に取り込んでやった。
通路に死体を放置するのはマナー違反らしいからな。
「……間違っても人は轢かないでよね?」
「そこは十分気をつけてるさ。だからさっきも、前もって警告してやっただろ?」
警告に従った奴は良い人間だ。警告を無視した奴は魔物か強盗だ――てな。
「それよりお前達もしっかり前見てくれよ? 遥かにマシになったとは言え、制御が大変なのは変わらないんだからな」
「わかってるわよ……とは言っても、索敵能力はアゼルの方が鋭いからアタシ達の出番はないと思うけど」
まあ、自慢じゃないが生き物の気配――特に人間が発する敵意等にはとりわけ敏感だからな。こう……前世で幾多の戦場を駆けた経験的に。
そんな話をしている内に、あっさりと地下深くへ到達した。前回と同様、ここから先は車を降りて徒歩での探索と地図の作成を進める。
ここも車で移動出来たら早いのだが、地図の作成は相変わらずフィリア手書き頼りなのだから仕方ない。
「さて、この前は大した魔物は出なかったが、果たして今回は――おっと」
車を材料の毛皮に解体、圧縮した物を懐にしまっていると、早速複数の生き物の気配を感じた。
数は……かなり多いが、威圧感はそんなに感じない。多分また低ランクの魔物だろう。
「また魔物だが、どうする? 気配的に多分十数体は居る感じなんだが……」
簡単に倒せるだろうが、数が多いんで戦えばそれなりに面倒臭い。死体の片付けの事も考えるとなおさらな。
そう思ってリーダーであるリアナに尋ねたが――
「そうねえ……ここは討伐しちゃいましょうか。一応、洞窟内の魔物を倒すのも依頼に含まれているし。フィリアは? 大丈夫そ?」
「大丈夫、やりましょう」
全員の意見が一致したのでランタンを消して慎重に気配の下へ近付く。
本来ならこんな洞窟内で明かりを消して動くなんて愚の骨頂だが、幸いここは火精石の鉱山。壁に生えた火精石が発する淡い橙色の光のお陰で、真っ暗な洞窟が半月が昇った夜程度には明るい。
「居た。あれは――また小悪鬼か?」
丁度曲がっている通路の壁に背中を合わせてそっと先を覗くと、小さな人形の影が「キィキィ」「ギャイギャイ」鳴きながら密集していた。
先程浅い層でも遭遇したが、まさか深い所にも居るとはな……いや逆か? 元々深いに所に居たのが、何らかの事情で上に来たのか?
「何やっているんだろ? それにさっきから、変な音も聞こえるし……」
小悪鬼達の鳴き声に混じって、何やらカツンカツンと甲高い音も響いている。
よくよく見てみると、小悪鬼は棒のようなものを持って、何度も岩壁に向かって腕を振り振り下ろしているようだ。
「あれは、採掘……なのかしら?」
「採掘ぅ? 小悪鬼がか?」
フィリアの呟きに思わず怪訝な声を漏らす。小悪鬼が採掘をするなんて聞いたことがない。よもや鉱山労働者のように火精石を掘っているわけはあるまい。
そう思ったものの、小悪鬼達を見れば確かに両手で握っているのはツルハシと思われる道具だ。
棒切れの先に、石や鑿牙鼠の物と思しき歯が取り付けられただけの不格好な物が大半だが――何故か、その内の数体の手には明らかに人間用の規格と思しきツルハシが握られていた。
「アレ、どう見ても人間用だよね? あんな物持ってるなんて……」
「……色々気になるが、ひとまず倒そう。考えるのはその後だ」
そう結論付けて俺は岩陰を飛び出した。
まず手近に居た休憩中の小悪鬼二体の首を同時に刎ね、驚いて叫び声を上げようとしたもう一体の口に赤剣を差し込み頭部を貫く。
「ギイッ⁉ ゲギガ、ゲギガ!」
「ゲギ⁉」
「ガンガゴ⁉」
突然の襲撃に小悪鬼達はパニックを起こして動きがもたつく。その隙を狙ってリアナが、俺を飛び越えて前へ躍り出る。
「はあっ!」
「ギャガアッ!」
「ギゲェッ!」
「ゴブゥ⁉」
双短剣を巧みに振るい二体同時に相手取り、その首筋に致命的な傷を刻む。時に蹴りを入れて小悪鬼を転がし、時に壁を蹴って反対側の小悪鬼の背後を取り仕留める。
「二人共壁に寄って――【風裂刃】!」
「ギャッ⁉」
「グガァッ、グゥ……」
フィリアも負けじと魔術を放ち、一度に複数の小悪鬼を仕留めていく。
「おっと、流石に魔術は倒すのも早いな。なら俺も――【血織刃】」
赤剣の切っ先をまっすぐに構えると、その刀身がグンと伸びる。そのまま小悪鬼を何体も串刺しにしていく。
「からの、【渇紅抉】」
その状態で体内の血を吸収していくと、即死した小悪鬼も辛うじて息があった小悪鬼も構わず、みるみると顔が青ざめていく。
「うわっ何それ、えげつなっ! ってそうか。血抜きできるなら、生きてるヤツにも使えるよね……」
物理的な意味で血の気が引いて絶命していく小悪鬼を見て、リアナが引いたような声を漏らす。
「ん? そういえば見せてなかったか? まあ滅多にやらんからな、この戦法は」
対生物特攻なこの戦法は、弱者も強者も関係ない。大半の生き物は血液を大量に失えば簡単に死ぬ。
にもかかわらず俺がこの技を多用しないのは、殺すのが簡単すぎてこれを常用してしまうと技の冴えが鈍るからだ。
血染めの道具と魔力に頼るため、それらが無くなれば当然使えなくなる。そうなれば頼れるのは自分の剣の腕だけだが、普段からこの方法に頼り切った戦いをすれば戦場ではあっさり死ぬだろう。それこそ夜王の遺物を使って分不相応にもBランク冒険者を名乗っていたコーネルみたいにな。
そこだけは先生も口を酸っぱくして言っていたし、俺も重々気を付けている。
「まあ流石に、まじでヤバい敵と出くわした時には使ったりするけどな。命あっての物種だ、変なプライドはかけられん」
……もっとも、本当に強い相手は攻撃を当てるのにも苦労するし、そもそも刃が通らなかったりするから、上手く行くことの方が少ないがな。
結果として、急速に血が必要になった時に格下相手から徴収することにしか使うタイミングがないのだ。
「……その割にはしょっちゅう使っているけどね。解体の時とか」
「それはそれ、これはこれだ。実際これのおかげで、そこいらの物よりいい肉食えてるだろ?」
完璧な血抜きは臭みと雑味を消し非常に美味い。おまけに鮮度も長持ちするので、旅の保存食にもできる。
……その代償として、血を吸った俺の持ち物が臭ってしまうがな。本当に、メリルから貰った【香消】の魔道具が無かったら大変だったな。
「確かに。いつもごちそうさまでーす♪」
軽口を言いながら、リアナは次々と小悪鬼を仕留めていく。
その頃には小悪鬼達の衝撃も和らぎ手に持ったツルハシを振り上げて反撃してきたが、いくら硬い岩盤を砕ける程の道具とは言え、武器でもない上に身の丈に合わない規格の物を振るっているのだ。なんら脅威にならなかった。
人間用のしっかりした造りのツルハシを持った小悪鬼よりも、粗末でも身の丈に合った規格を持った小悪鬼の方がまだ動きはマシだ。もっとも、マシというだけで弱い事には変わらないがな。
最初から袋小路に追い詰めたような状況になっていたため一匹も逃げることもできず、十数体居た大量の小悪鬼はあっという間に狩り尽くされていった。
「――よし、終わったか。しっかし、数が多かったな。この辺りに巣でも作ってるのか?」
これだけの数だ。どこかにでかい群れがあって繁殖をしているに違いない。なにぶんここは、つい一か月前までは人の手が入っていない魔物達の楽園だったのだ。どこもかしこも岩だらけだが、他の魔物を食えば生きられるし、その魔物も自分達から発せられる瘴気から勝手に発生するから尽きることはない。
もっとも、殺した魔物からは精気が発生するから極端に強い魔物は出ないだろうがな。
「んん? ああ……だからこんな何年も密封されていた空間なのに瘴気が少なかったのか」
魔物のみで食物連鎖が出来上がっていて、繁殖と死のバランスが絶妙な具合に釣り合っていたのか。
小悪鬼のような多産の魔物が増えればその身体から発せられる瘴気の量は増えてまた新たな魔物が出現しやすくなるが、数が増えれば当然食料もそれだけ必要になり他の魔物を狩る必要が出る。そうなると殺した魔物からは精気が発生するから、そのせいでそれ以上に瘴気が濃くなることはない。
だからここまで潜っても低ランクの魔物しか出てこないのか。瘴気が濃くならなければ強い魔物が発生することもないんだからな。
「しかしそうなると、ますます先日の岩妖鬼が謎だな。ここの内部が何年もの間絶妙なバランスで秩序が保たれているなら、Cランクの魔物が出るもんかね?」
ないとは言わんが、そうなったらあっさりとバランスは崩壊しているはずだ。岩妖鬼のような高ランクの魔物が餌を求めて他の魔物を狩り始めたら、Eランク程度では一方的に狩られるだけだ。魔物の死が多くなればなるほど精気が増えて、魔物が発生しなくなり必然と強い魔物も飢えて死ぬ。
そうなったら、もっと早い段階でここは魔物が一切居ない空間になっているはずなんだがなぁ……。
「となるとやっぱり、どっかから瘴気が流れ込んでくるような空気穴か空間でもあるんだろうか。竜殺しの英雄の死体の話もあるしなぁ……」
「いや、それも確かに気になるけどさ……それよりもこの小悪鬼達が持っていた道具よ。見るからに粗末な物は置いておくとして、問題は見るからに人間が使うようなこのツルハシよ」
リアナが倒れた小悪鬼の手からそれを拾う。
他の物と違い頭は完全に鉄製で、柄の木材も奇麗に加工されている。比べなくとも一目瞭然だ。材料、柄の長さ、加工の丁寧さ――どこからどう見ても人間が作った品だ。
「ここって、労働者の人達の立ち入りは禁止されていたはずよね……」
「だな――ああいや、最初は違うのか。元々この空洞も、鉱山労働者達が新しい坑道を掘っているときに見つけた場所だしな。その後魔物に襲われて、立ち入りが禁止になったはずだ」
確か初日にあったドワーフがそう言っていたはずだ。
「ということは、初日は確実に鉱夫達が入っているってことね。それなら小悪鬼が人間のツルハシを持っているのにも説明がつくけど……」
口とは裏腹にリアナはどこか納得いっていないような顔をする。
「何か気になるところでもあるのか?」
「うーん、さっきまでの行動がちょっとね……」
さっきまでの行動と言うと……あの採掘作業か。確かに気にはなるが、よく考えればあれは採掘じゃなくて穴掘りだろう。正確に言うなら「住処の拡張」、もしくは「新しい巣の開拓」といったところだろう。
ここの空洞がこんなに複雑に広がっているのは、小悪鬼や鑿牙鼠が長い年月をかけて世代交代をして、ああやって巣を広げていたからだろう。
これまでの冒険者達の調査で分かっていることだ。
「それはそうなんだけど、アタシが言いたいのはそういうことじゃなくて……そう、妙に様になってたのよね」
「……すまん。言いたいことがよくわからん」
「要するに、ツルハシの使い方を理解しているように見えたの! それこそ掘っている時の振るい方とか、攻撃してきた時の使い方とか」
「む……言われてみれば確かに。でもそこまで変か? 大方初日に来ていた鉱山労働者を観察して学んだんじゃないか?」
「そんな短時間で? 外ならともかく、何年も外界から隔絶されていたここの小悪鬼にとっては、人間もツルハシも見たこともないものだらけだったはずよ。いくら観察して学んだといっても、最初の数日見ただけでツルハシが穴を掘る道具だって理解できる物かしら?」
リアナにそう言われて、俺も違和感を覚え始めた。
小悪鬼は決して頭が良いと言える魔物ではないが、決して学ばない魔物ではない。それはどの生き物にも言えることだ。未知の生き物が危険と知れば離れるし、餌が豊富な場所なんかは覚える。
ならば当然、道具の使い方なんかも覚えることもあるだろうが、しかし――たった数日見ただけで道具の使い方を理解できる程、小悪鬼の頭は賢くない。
「それによ。初日にコレを拾ったとして、こんな深い所に居るのも変な話じゃない? 襲われたのは入り口に近い浅い所なんだから、ここじゃなくてもっと上の方で掘っているはずじゃない? それに」
「……それに?」
「このツルハシ、妙にキレイじゃない? まるでつい最近まで、誰かに手入れされていたみたい」
「……つまり、なにが言いたいんだ?」
「ただの疑問よ。違和感を一生懸命上げ連ねているだけの、ね。でも、冒険者にとってはこういう細かい事に注意するのが結構大事なの」
「……なるほどな」
こうなると、俺も気になってきた。
思えば小悪鬼の粗末なツルハシも不自然だ。粗末な木材に石や鑿牙鼠の歯を付けただけの簡単な物だが、そもそもの話としてこの木材はどこから持ってきた? この植物も生えない岩盤だらけの洞窟で。
「はあ……岩妖鬼といいこのツルハシといい、わかんねぇことばかりが増えてくるな」
俺のが知りたいのは件の魔剣が有るか無いかということだけだってのに。
思わず頭を掻いて文句を垂れるが、その答えを知るのは俺が思うよりも早く訪れるのであった。




