表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
9/32

第八羽:成体

 『レベルが2上昇しました』

 『レベルの上昇に伴いブランクペンギンは心体能力値が上昇しました。スキルポイントを200獲得しました。』

 『レベルが5に到達したため、成体に変化します。肉体の再構成を行います。』

 『スキルポイントがスキル強化最低量150に達しているため、スキルツリーを開示します。』


 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

 種族名 ブランクペンギン Lv.5


 固有スキルツリー【ペンギン】 Lv.1


 スキルツリー名[フリッパー] [くちばし]  


 強化可能スキルツリー [フリッパー]Lv.3(消費ポイント200) 

            [くちばし]  Lv.2(消費ポイント150)

 

 総スキルポイント数 250


 取得済みスキル ビートフリッパー


 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

 

 肉体の再構成とあったがそのとおり腕が再生し始めた、全身を包んでいた光が薄れ消えていったとき残っていたのは成体になった俺の姿だった。その姿は、現実にいるようなペンギンとはだいぶかけ離れていた。手足は白く、毛も全体的に薄い色になっていた。


 それよりもレベルアップだ、カニの時とは違い2も上昇している。やつはゲーム的に考えるなら経験値が多かったのだろう。その分強かったが。死闘と称すにふさわしい戦いだっただろう。しかし、飛べないペンギンの弱点がわかった気がする。やはり飛べるやつには苦戦を強いられるのだ。


 ペンギンとはいえいつかは空を飛んでみたい。あくまで夢だ、ほんとに飛べるとは思ってないからな。成体になったし海に出るのも手かもしれない。今は激しい戦闘の直後なだけあって、テンションが上がらない。一人でボケて突っ込むような気力もない。


 家に帰りたいが、スキルを強化できるならぜひとも行いたい。今回の戦闘の[ビートフリッパー]がなかったら太刀打ちできなかっただろう。できればそのまま[フリッパー]を強化したいところだが、バランスを取って[くちばし]も強化したい。


 とても悩ましい。ゲームだとこういう時間が結局一番楽しいしな、一朝一夕では決められないのだ。できれば保留にして後から選択したいのだが


『保留は不可能です。レベルアップ後1時間以内のみ、返答を受け付けています。』


 まさか、答えてくれるとは。意外と聞けば何でも答えてくれるのかもしれない。しかし、保留はできないのか。それに1時間だと?感覚からすればもうすぐな気がするのだが、早く決めなければいけないかもしれない。


 ここで、[フリッパー]を強化するのも手かもしれないが、強化しないままなのも怖いし今回は[くちばし]を強化することにしよう。


『スキルツリー名[くちばし]の強化の意思を確認。』

『スキルツリー名[くちばし]をスキルポイント150を消費しLv.2に強化します。』

『スキルツリー名[くちばし]がLv.2に強化されました。』

『スキルツリー名[くちばし]がLv.2になったため、[くちばし]のツリーを解放します。新スキル[ポークビーク]を獲得しました。』

『スキルツリー名[フリッパー][くちばし]それぞれがLv.2に到達したため、固有スキルツリー【ペンギン】を強化します。』

『固有スキルツリー【ペンギン】がLv.2に強化されました。』


 どうやら新スキルを手に入れたらしい。だが、固有のスキルツリーは強化されてもスキルはもらえなかった。これは一定レベルに達したら解放され、そうすると強いスキルをもらえるとかのやつかもしれない。


 これはこれから、レベルが上ったときが楽しみだ。それにしても固有スキルツリーは、両方のスキルツリーのレベルを上げなきゃいけないらしい。初めて見る仕様だがこれからに期待が高まる。


 今回の強化によって体も成長し、新スキルも手に入った。成体になったから海にも行きたいし、次はどうしよう。まぁ疲労までは、強化で取れなかったのかとても疲れた感じがする人まずは家に帰って寝よう。さすがに、今回倒した怪鳥は火もなしに食べる気にはならないし置いていこう。そもそも運べるかすら怪しい。


 それから、無事家に帰宅した俺はなるべく岩の端により目を瞑る。疲れもあって眠かった俺の意識はすぐに闇に落ちていった。

 

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ