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異世界で新たな人生を  作者: ミト
幼少期
11/45

番外編 シシル・クォーディの日記

 冬の水の二月の二週目、五日


 えーと、シシル・クォーディ、6才です。

 今日からジール先生からのしゅくだいで、日記をかくことになりました!

 でも、なにをかいたらいいのかわからないので、ジール先生の言うとおり、今日一日のうちにあったことをかきます!

 今日は、早起きしたので、しょくどうにいちばんのりできました。ベリーさんはえらいとなでてくれました。うれしいです。

 おにごっこでは、あともう少しのところで、つかまっちゃいました。うう……あともうちょっとだったのに……。

 さいきんは寒くなってるので、日がしずむ前に家のなかにはいることになりました。あ、そうだ、ろうかでメルちゃんとクレスくんに会いました。

 メルちゃんと、クレスくんは、すごい人たちです。わたしよりも小さいのに、もうジール先生にいろいろ習ってて、字もわたしよりじょうずにかけるんです。

 けれど今日のメルちゃんはクレスくんのせなかでぐったりしてました。あわてて近づいたら、メルちゃんはうなりながら目をとじてました。クレスくんはちょっとメルちゃんをひきずりながらおんぶしてました。

 てつだおうとしたら、クレスくんに手をたたかれました。

 メルちゃんは、わからないことをきくといつもやさしくおしえてくれるけど、クレスくんはちょっとこわいです。


~~~~~


 春の風の三月の二週目、一日


 今日は、とってもいいお天気でした。

 雪はほとんどとけちゃったから、的当てはできないので、今日はかくれんぼをしました。

 マークくんはやねの上にのぼったのが見つかって、キドゥさんに怒られてました。

 影の中にかくれてたら、メルちゃんに呼ばれました。いっしょに影の中にはいりたかったそうです。クレスくんはいっしょじゃなかったです。

 メルちゃんとクレスくんは、さいきんよくお外にでてます。ときどきいっしょに遊びます。

 メルちゃんとクレスくんはもう魔法がつかえるんです! ときどき、わたしたちにいろいろ見せてくれます。けどそのあとはジール先生に怒られてました。なんでだろう?


~~~~~


 夏の火の二月の一週目、六日

 あついです…………。マークくんは元気です。うらやましいです……。

 ベリーさんが冷たいおかしを作ってくれました。

 あいすというおかしはとおいたいりくのらしいですけど、作り方をおしえたり手伝ったりしたのはメルちゃんでした。

 あいすはお口の中で冷たくとけて、とってもおいしかったです。メルちゃんはいろんなことを知っていて、やっぱりすごい人です。

 クレスくんは夏バテでたおれて、いつもとははんたいにメルちゃんがかんびょうしてました。

 とてもめずらしいかっこうだったので、みんなでへやの入り口でのぞいていたら、とつぜんあたまの上から水がふってきたので、とってもおどろきました。そのあとメルちゃんがクレスくんをおこっていたので、クレスくんが水を出したのかな。水にぬれてすずしくはなったけど、服やゆかがビショビショになっちゃったので、みんなおでそうじすることになりました。

 今日はみんなあついので外に出ないでいたら、ジ-ル先生や大人の人たちが魔法で空におっきな水玉を作ってくれました。

 何人かずつで先生に浮かべてもらって、ぬれてもいい服で水玉の中をおよぎました。とっても楽しかったです!

 ジール先生は気が向いたらまた作ってくれるって言ってました。つぎが楽しみ!

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