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TRIGGER'S  作者: AAAAA-DOMARIKA
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第9話 未開拓区域

変更点:陰裏 樹の着用物に「黒い手袋」を追加

ある日の事。

糸冬、陰裏、風能、野原、時雨のTRIGGERの面々は、通称「未開拓区域」、正しくは「ヒイラギ区」に来ていた。

未開拓区域と呼ばれているだけはあり、都心部とはかけ離れた自然の大地が広がっている。

住んでいる人数もとても少なく、あるのは森と家と農地と駅ぐらいしかない場所である。

そんな場所を、五体は歩いていた。


時雨「もうすぐ、だな。もう一度確認しとくが、今回の依頼は森に現れ、時々出てきては害をもたらしてくるルーラー達の排除。まずはじめに依頼主の所に行った後にその森へと向かって排除。数は最低でも六体との事。六体排除するまでは帰れないな。何か疑問等はあるか?」

風能「また俺は上空からの捜索になりますか?」

時雨「なる。しょうがない。こういう広い場所では上空から一気に見るほうがむやみに探すよりも早く終わるからな。」

野原「現在怪我をしたケモノはどれくらいですか?」

時雨「九体だそうだ。そのうち五体軽傷、二体重傷、二体意識不明だそうだ。生憎病院も都市部にしかないため、ルーラーの事もあって中々病院に連れていけないそうだ。」

野原「そうですか。では、私は森に行く前に怪我をしたケモノ達に会いに行ってもよろしいでしょうか?」

時雨「あぁ、別に大丈夫だが、あまり能力は使いすぎるなよ。」

野原「大丈夫です。そこは気を付けますから。」

時雨「そうか...ん、見つけた。あれが依頼主がいる場所らしい。」


そう言って、時雨は近くの一つの小屋を指さす。

それは、未開拓区域らしさの溢れるボロボロの壁ででき、正直言ってケモノがずっといれる場所ではない。

そして、時雨達はそこまで歩くと、先導して時雨が入っていく。


時雨「すいませーん。」


その中には二体が意識があり、二体は意識がなく昏睡している、計四体の包帯でぐるぐる巻きにされて布の上に寝そべって、その体の上からさらに布をかけられ地面に寝そべっているケモノと、それらに対して治療を施す男型の白衣を着た一体のケモノと、机と椅子が一個ずつがあるだけだった。


ケモノ「ん?あんさんたち、なんか用か?見ない顔だが、一体なんだ?」

時雨「私達は、「TRIGGER」と言う組織の面々です。ここらで、私達に依頼をしてくださった者がいるとのことで、来させていただきました。」

ケモノ「あぁ、あんさんたちか!その、依頼したのはワシや。あ、せや。まず自己紹介しとかなあかんな。ワシの名前は、小笠原(おがさわら) 鉄平(てっぺい)。一応ここらの地域で畑を耕したりある程度の農業関連をしながらも一応医者をやっとるもんや。」

時雨「時雨と申します。」

野原「野原です。」

風能「風能です。」

陰裏「陰裏と言います。」

糸冬「......糸冬」

小笠原「結構賑やかな面々やのう。ま、それはさておき。今回の依頼なんやが、知ってるとは思ってるがルーラーが頻繁に出るようなって、ここにおる布被せられてる奴らは全員そいつらにやられたんや。そこで、そのルーラーの駆除をお願い致したい。この区の者達だけじゃ、十体が一斉に襲い掛かって軽傷者7名重傷者2名になってしまう。どうか、仲間の為にも、お願い致したい。 (深く頭を下げる)」

時雨「ええ。私達にお任せください。それでは早速なのですが、そのルーラーが現れた森に案内してもらってもよろしいでしょうか。」

小笠原「ええ。ありがとうございます。では、案内します。」


そう言って、小笠原は少し患者の様子を確認した後、先導して歩き出す。

それに続いて、野原以外の面々がついていく。


小笠原「ん?なんや。その姉ちゃんはいかへんのか?」

野原「私は、ここで患者さん達の治療と看護をさせていただきます。」

小笠原「姉ちゃん、治療なんかできんのか?」

野原「ええ。これでも、一応医者ですから。」

小笠原「おお。そうか、んなら、そこの机に色々と置いてあるから、そこの使ってくれ。ほな、頼んだで。」

野原「ええ。お任せください。」


そう言って再び小笠原達は歩き出し、それを野原が見送るのだった。




歩き出して約20分後。

あの後、入口まで来て小笠原と別れた時雨達は、森の中を彷徨っていた。


時雨「うーん。全く、広いな!!(クソデカボイス)」

風能「でしょうね!!(クソデカボイス)」

糸冬「...うるさい (小声)...」

陰裏「ほーらあんまり大声出さないの。一応依頼はルーラーの駆除で、迷惑をかけることじゃないんですから。」

時雨「んまぁ、いいんじゃないか?だってさ、(草木の奥をさす)勝手にお客さんがやってきてくれるだろ。」


時雨が指さした場所から、何者かが這い出てくる。

それは六本の足が生え、その生えている場所にある六つの目と大きな牙を持った口がついた楕円形の丸い物に、さらにそこから目とは反対方向に延びる楕円形のさらに大きな丸い物体で構成された、蜘蛛のような形をしたルーラーであった。

右側の目は全て赤色で、左側の目は全て灰色になっている。

大きさは高さは2mは最低でもあり、横も2mほどで、奥行きが5m以上になりそうなほどである。


時雨「ほら。言った通りでしょ?」

風能「しっかし、タイミングが良すぎないか?しかも、あの声を聴いて一瞬でこちらに来るなんて、すぐ近くに潜んでいたとしか考えようがないな。」

陰裏「まあ、ようやく出てきたんですし、探す手間が省けたじゃないですか。とにかく、さっさとやってしまいましょう。」

時雨「それじゃあ、戦闘開始だ。」

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