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悪魔×事件×ティータイム  作者: 緋夏 鐘成
ダンジョン事件編
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うねり①⑧

連続更新12日目!!

教師的な立ち位置でもあるアリエスの扱い難しいンゴねぇ〜!


何やかんやあって桐谷の野々上の襲撃じみた質問を回避して今は私と栞と桐谷の3人でボスの偵察に向かっている。


「ボスまでの距離大体500……ここまでモンスターは一切無し」


「たった2回とは言え膨大な量の襲撃を寄越して来たのでいきなりゼロになると逆に不安になってしまいますね。

 もしかしてモンスターを生み出す為のインターバルの途中だったりするのか?」


「その可能性はあるな。確かめる為のこのまま30分ほど待機して反応を伺うのとこちらから仕掛けてモンスターを生み出すのかの反応を調べる。

 モンスターを生み出すのにチャージ時間があるのならば一度相手をしてチャージに入った瞬間にボスへと速攻をしかけるのが定石か」


「だけど2回の襲撃の内容はいずれも万を超える規模だからそもそも容易じゃない」


戦闘準備として耳飾りを神狩と千罰に変える。融合させ神狩の能力を持つ千罰、千罰・大幻刃へと変化させた。


まずは私が仕掛けて相手の行動を引き出す。そして栞と桐谷には私のサポートに専念してもらう。

 これが今の布陣ならば最適だろうな。

 栞は完全な自己完結型だから私のサポート効果は桐谷ほどはない。

故にサポートを桐谷に絞りパフォーマンスを高めて行く。

 そうすれば擬似的にSランクのハンターを2枚用意する事が出来る事になる。

 Sランクの前衛栞による撹乱、そして相手が範囲攻撃をして来た時の対策として桐谷の魔法に頼る。


よしこれだ!


「栞、桐谷!私が突っ込んでボスの出方を伺う!もし反撃の様子があれば目標物の撹乱役として栞が動け!桐谷は範囲攻撃魔法への対策準備!」


「「はい!」」


桐谷の魔法の構築が終わるとそれを合図としえ同時に私と栞は走り出した。


「ぅ……ゥ……ヴゥブァァァアアアア!!」


ボスの咆哮と共に上空に数百の小さな魔法陣が浮かんだ。


流石に予想外の量だ。


「桐谷自分の分だけで対処しろぉ!!」


「お母さん!!」


「結界は間に合わん!斬る!」


赤い空から降り注ぐは星のように輝く殺意の一閃


傭兵の臨界点(デグステンパーチャー)


「呼び起こせ!今際の千夜(クライシスタス)!!!」


栞は圧倒的なまでの身体能力の上昇と魔力の上昇及び体内機能の時間加速。

魔法とはもはや別の枠組、ゲーム的に言うのならばスキルと呼ばれる技術ツリーの先にある特大のぶっ壊れ能力の力を使い上空から降り注ぐ魔力の矢を1本1本を確実に斬った。


そして私は栞に伝授した技術ツリーの先で枝分かれしたもの。

特定の魔力の量を武器に込めて、予め決めていた動きを完璧になぞると発動する《《魔法》》。


「はぁぁあぁ!!」


たった一振りから今まで振り下ろした剣筋を呼び起こし一定範囲に発生させる防御技としても攻撃技として超一級品の魔法は空から降り注ぐ魔法の矢を全て斬り落としていった。


「…………」


ボスは無言でこちらを見つめる。


直ぐにでも攻撃したいがあくまで今日は情報収集だと言う事を思い出し踏み留まる。


「桐谷大丈夫か!!!」


「私の所に来た攻撃は少なかったので何とか耐えました!」


「上出来だ!!!今から10分間の交戦に入る!なるべく多くの情報を引き出し構えた拠点に戻る!各員ボスの違和感を僅かでも頭に叩き込めぇえ!」


そこからボスに向かって突撃すると先程の光景の焼き直しの如く空に魔法陣が現れそこから魔法矢が発射された。

 しかしクールタイム的に急ぎ過ぎたのか降り注ぐ魔法矢は僅か60程度。

さっきは推定700〜900だった事を考えてるとかなり弱体化した。


一回大きい魔法を使う毎にクールタイムが入るのか?それとも一個の魔法を使う事に?

 クールタイムを切り上げて魔法の発動も出来る事を考えると魔法を1回発動させる毎ではなくそれぞれの魔法を発動させるとそれぞれにクールタイムが発生するタイプ!

 魔法の種類を多く持ち回せるのなら実質クールタイムはゼロとも言える!


「手札を見せろ仮面の巫女服!!」


「あくまでも偵察だぞ栞!」


一言だけ釘を刺すと左右に広がり意識を分散させる。

桐谷から見て右に私、左に栞が位置する。


「フレイムランス!」


20の炎の槍を瞬時に展開、発射へと移行する。

属性魔法の発動の速さだけなら私のサポート無しでAランクなのだから恐れ入る!

これに関しては私は負けを認めざるをえない!


「走鋲!」


栞が一本強く踏み込む。

バスに向かって地面が隆起して行く。

これはただの土魔法ではなく少しだけ特殊な土魔法になっており対処に触れると体の内側へと潜り込む性質を持つ。

Cランク程度のボスならこれだけで決まる場合もある。


だが


「ラァア!」


たった一言

それだけで栞の走鋲と桐谷のフレイムランスが打ち砕かれる。


ボスの体に届く前に砂となった。


「馬鹿みたいにふざけた能力だが声を聞いた私達に聞いていないという事は恐らく構築された魔法の分解と見ていい!

 今度は魔力そのものをぶつけてみろ!」


「「了解」」


命令した手前自分がやらない訳にはいかなく圧政敷く愚王の遺言を簡易化して放つ。


愚王の一手(ブリリス・プレス)


栞と桐谷も魔力を属性に変えずそのまま塊として放った。


「ォオオオ!」


声を上げるが魔力の塊は霧散せずボスに当たりよろめかせる。


「っ?!!効果はあるぞ!このまま情報を引き出す!再三告げるがあくまで情報の収集だ!いいな!!






ここまで読んで下さりありがとうございます!!

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