ドラゴンで 帰宅
そこに ワイルドウルフの群れが 現れて ガードが青い顔に なっていた。
ラン:「 我が主、たまほ様は、残念ですが 好きなように行動して下さい。それと 我にも 子供が生まれました。5匹です ! 」
まさみちゃん:「 かわいい~ 私に 1匹、頂戴 ダメかな ? 」
りゅうちゃん:「 無理を 言っては、ダメだよ ! 親と離れさせたら 可哀想~だよ ! 」
まさみちゃん:「 そう~だよね ! 私のわがままで 引き裂かれるのは、可哀想だもんね 」
ガード:「 この 魔物達は、知り合いですか ? 」
まさみちゃん:「 りゅうちゃんの獣魔達だよ ! 」
ガード:「 え ! ドラゴンの子供だけじゃなく ワイルドウルフまでも 獣魔なのですか ? 」
まさみちゃん:「 この子等は、聖獣だよ ! これで 大人だから 今は、小さくなっているだけ ! 本来は、50メートルを 超える、ドラゴンだよ 」
りゅうちゃん:「 帰りは、ドラゴンに 乗って帰る 」
ハク:「 大きくなっても いいのですか ? 」
クロ:「 俺も 大きくなれます 」
それから 2匹は、本来の大きさになっていた。体長、75メートル、翼を拡げれば 150メートルの 大型のドラゴンに キングベアーが 可愛くみえる。
それが 2匹もいるのだから 恐怖でしかない、一般人には ?
そこに 20メートルを超える ワイルドウルフと 5メートルを 超える、ワイルドウルフの群れが 数千頭と普通のサイズのワイルドウルフ達、一斉に騒ぎだした。
まさみちゃん:「 凄い光景だね ! 一般の人がみたら逃げるよ ! ガードさん、まだ 大丈夫だよね 」
ギ・ギ・ギ 「 何でしょうか ? 俺は、これから どうなるのですか。まだ 何か 在るのですか 」
まさみちゃん:「 この事は、内緒にしておいて お願い 」
ガード:「 誰にも いいませんから 俺を家に帰してください 」
そのまま 気絶をしていた。
りゅうちゃん:「 どちらのドラゴンに乗って帰る ? 」
りゅうの声を 聴く前に !
まさみちゃん:「 ベアーのステーキにしよう。昼食は、りゅうちゃん 」
りゅうちゃん:「 それなら 皆して 食べちゃおうか、このキングベアーを その前に キングベアーの毛皮と頭の回収をして それと “ お土産 ” の分も回収して まさみちゃん、何処の部位が食べたい ? 」
まさみちゃん:「 何処でもいいけど タマには、脂のノリがイイ処を食べたいな 」
りゅうちゃん:「 それなら ヒレ肉にして この前の残りの脳を上に乗せようか ! これだと まさみちゃんが食べれば 100キロは、食べるしね 」
まさみちゃん:「 この前の “ アレ ” を食べさせてくれるの それも キング、キングで 涎が止まらない、ガードさんを起してあげないと 」
りゅうちゃん:「 俺は、用意があるから 向こうに行って来るから あと よろしくね ! まさみちゃん 」
まさみちゃん:「 任せといて 起こして置くわ ! 序でにお風呂に 入って来るね 」
りゅうちゃん:「 好きにしていいよ ! 」
それから 必要な場所だけ確保してから 適当にカットしてから そこ等辺に 投げて置くと ランの仲間達が食べ始めていた。それに釣られて ハクとクロも食べ始めていた。
今回は、この前と変えてみて デミグラスソースをかけて 俺とガードさんは、プレートで まさみちゃんだけが プレートを3枚、使用して テーブルに設置していく ! そんな感じで 納得していると 既に まさみちゃんのヨダレが 凄い事になっている。
まさみちゃん:「 もう 食べていいよね ! りゅうちゃん 」
りゅうちゃん:「 食べていいよ、ガードさんも食べて下さいね 」
ガード:「 お前達は、森の中でこんな生活を 送っていたら 街に来る必要がないだろう ? 贅沢、過ぎる 」
まさみちゃん:「 タマに行くから 私は、街の屋台が 好きだな ! 何の肉を使っているか わからないけど 」
ガード:「 え ! 分からないで食べていたのか ? 」
まさみちゃん:「 肉の焼ける匂いがするから それに りゅうちゃんが何も言わないで 買ってくれるから 」
りゅうちゃん:「 俺達は、少しぐらいの毒耐性も 持っているから 死ぬ事も無いしね。毒を覚えると 薬の調合に 最適ですから ツイツイ食べてしまうんですよ、殆どが、俺ですけどね 」
まさみちゃん:「 りゅうちゃんだけで 食べてるなんて ズルく無い 」
ガード:「 え ! 毒だよ。食べたら 死ぬよ 」
まさみちゃん:「 りゅうちゃんは、生きてるよ ! なんで それに 私が 死にそうになっても りゅうちゃんが 助けてくれるから 何の問題もないよ 」
ガード:「 お前達って 何歳なの ? 」
まさみちゃん:「 この前、冒険者になったばかりだから 15歳だよ 」
ガード:「 え ! 本当に15歳なの 俺よりも年下かよ。俺には、冒険者は、無理だわ 」
まさみちゃん:「 なってみたら 信頼が置ける仲間がいるなら 」
ガード:「 幼馴染達から 誘われては、いるがどうしようか ? 悩んでいる時に お前達が 俺の宿屋に 泊まってくれてこの有り様だ 」
まさみちゃん:「 私が 1週間位なら 稽古を付けてやるよ 」
ガード:「 本当か ! 仲間達に相談してみる、ところで チーム名は、なんて名だ 」
まさみちゃん:「 “ バラと共に ” だよ 」
ガード:「 え ! 本当に街で 噂されている。チームかよ
お前達が 街に滞在していると 街が平和になると言っていたが この光景を見たら納得ができる。これだけの ワイルドウルフ達に 襲われれば大抵の魔物は、逃げ出すからな ! 俺たち、人間も 」
まさみちゃん:「 タダのペットだよ ! りゅうちゃんの 」
ガード:「 ペット扱いかよ。コイツ等が どんだけ凄いのだ ! あんた等は 」
りゅうちゃん:「 ソロソロ 帰りますか、夕飯に間に合わなくなりますから 」
まさみちゃん:「 もう そんな時間、ハク、クロ、帰るから 今日は、私達を乗せてね 」
ハク:クロ:「 私達に 乗ってもらえるのですか。わかりました 」
りゅうちゃん:「 どちらに乗りますか、ガードさん ! 俺が クロで まさみちゃんが ハクです 」
ガード:「 俺は、りゅうの方でいいよ、まさみの方が 怖そうだから 」
まさみちゃん:「 ちょっと失礼じゃ~ない ! こんな かよわい女の子をつかまえて 」
ガード:「 あの光景を 観た後に それを言うか ! 」
それから ラン達を置いて 街に戻って来ていた。大型ドラゴンの出現で 街では、パニックになっていたらしいが りゅう達は、知らない
ガード:「 ただいま~ 俺は、やはり冒険者になりたい。親父達みたいな 冒険者に それと 明日から 1週間、まさみに稽古を付けてもらうから 宿泊代は、タダにしてあげて よろしくな お袋( おふくろ ) 」
ローラ:「 さっき 大型ドラゴンが 迂回していたけど 大丈夫だったかい ? 」
ガード:「 それは、ハクとクロだよ ! 」
りゅうちゃん:「 お土産です。キングベアーのもも肉、200キロ、あれば大丈夫ですよね 」
ローラ:「 りゅうの肩に乗っている、ドラゴンが 在れかい ? 」
まさみちゃん:「 今日の夕飯は、何ですか ? 」
ガード:「 俺は、仲間達に相談して来るから 行って来る 」
カイン:「 このもも肉を 使ってハンバーグでも 作ってやるよ、待ってろ 」
まさみちゃん:「 は~い ! 大盛にしてね~ 」
それから 食事中にガードさんの仲間達が 現れて 明日から1週間、まさみちゃんが 稽古を付ける事になった




