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平凡が1番 ( 改訂版 )  作者: ぽてち
ボンド神の世界
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白金貨で1万枚

 買取のおっさん:「 ギルドマスターの言う通りに キングベアーの頭付きで 白金貨で 1万枚で交渉したけど 内に 白金貨は、100枚程しかないけど 残りは、どうするのですか ? 」


 ギルドマスター:ハーゲー:「 国に 1万枚を出させる ! 残りが 冒険者ギルドの儲けになるからな 」


 買取のおっさん:「 国が払いますか ? 」


 ギルドマスター:ハーゲー:「 彼等との繋ぎが欲しくて 無理らしく ! 俺は、これから 王様に会って来るから 2時間後にまた 来るから 彼等を待たせて置いてくれ 頼むぞ ! 」


 買取のおっさん:「 はぁ~ ! わかりました 」

 それから しばらくして


 ダンベル王国の王:「 よく来た ! ギルドマスター、して 急用とは、何ぞや ? 」


 ギルドマスター:ハーゲー:「 “ バラと共に ” から キングベアーの毛皮と頭付きを買い取りました。それでですね、国から 彼等に白金貨で1万枚の支払いをお願いしたくて 伺いました 」


 宰相:「 はぁ~ ! 白金貨で1万枚だと ! そんな金、直ぐに出せる訳がなかろう 国の財政を考えると 直ぐに出せぬは ? 」


 ギルドマスター:ハーゲー:「 彼等は、買取が終わればこの国から 旅立たれますが よろしいのですか ! 俺は、冒険者ギルドですから 国の考えは、分かりませんが 彼等程の人材は、余りいませんよ ! ダメでしたら オークションに出させてもらいます。

 白金貨、1万枚で出しますが ! 多分、2万7千以上で 買取が決まると思っていますから 」


 宰相:「 はぁ~ ! 白金貨、2万7千枚、以上だと 何故だ 」


 ギルドマスター:ハーゲー:「 彼等の倒した。キングベアーは、40メートル級で星が 3点( つ )いていますから 毛皮にしても 上質で傷がありません。

 その上、頭の部分は、はく製にしただけで 白金貨、1万枚の価値があると思われます。当然ですが 星が “ 3つ ” 付いていますから 魔力を流せば草原の香りを漂わせて 部屋の中いるのに 外の香りを漂わせてくれますから それと毛、1本で金貨、1枚ですよ ! 安い買い物ですね。どうしますか  あと 1時間後に彼等が来ますから 当然、お金の引き渡しは、“ ここで行いますが よろしいですか ” 」


 ダンベル王国の王:「 勿論、買い取るとも 彼等にも会ってみたいから いいだろう。宰相よ ! 」


 宰相:「 勿論、よろしいのですが 王のおこづかいを 少し減らしますか。3年間は ! 」


 ダンベル王国の王:「 へぇ ! どうして ワシのお小遣いを減らすのだ。いいでは、ないか、減らさなくても 」


 宰相:「 その顔を見れたから いいとしますか。

 わかりました。買い取りをさせてもらいますが この国の仕来りを守ってもらえるなら 買い取りを致します。

 王の御前ですから 片膝を付いて 頭を下げてくれればよろしいです。出来ますか 」


 ギルドマスター:ハーゲー:「 無理だと思います。彼等は、王族、貴族を嫌っております。普通にゲートで貴族の名前を出して 首をもらいに来たと言う始末ですから この話は、聞かなかった、事にしてください。 失礼します 」


 宰相:「 何故、無理なのだ ! 」


 ギルドマスター:ハーゲー:「 この国の騎士団長までもが まさみ殿の威圧に負けて 敬語で話されてましたから 無理だともうしました 」


 宰相:「 あの 騎士団長が敬語で 話しただと信じられない。あの野蛮な奴が敬語で騎士団長をここに呼べ ! 直ぐにだ 」

 それから しばらくして騎士団長が見えた


 騎士団長:「 何か ! 御用ですか 」


 宰相:「 お前が まさみ殿に敬語を話したと聞いたが本当の事か 」


 騎士団長:「 彼女は、武人ですので それでいて 俺よりも強いですから 敬語で会話をしました。それが なにか ? 」


 宰相:「 お前でも勝てないのか 」


 騎士団長:「 5分と持ちません。多分、一太刀で終わりですね 」


 宰相:「 はぁ~ ! それ程なのか 」


 騎士団長:「 はい ! その上、りゅう様が居られますから この国に彼等に敵う者は、おりません。この王都の護衛団、騎士団、全てが彼等に敬語で会話をしております。

 何故ですか ? 」


 宰相:「 もしかしたら 彼等を手放したら 2度と手に入らないかも知れませんね。王よ 」


 ダンベル王国の王:「 そのようだな ! なにか 知恵は、ないか 」


 ギルドマスター:ハーゲー:「 どうしますか。諦めますね、これで 失礼します 」


 宰相:「 ちょっと待ってもれえないか、ギルドマスター何か ? 知恵は、ないか彼等を この国に留めて置く事は、出来ぬか ? 」


 ギルドマスター:ハーゲー:「 彼等をですか ! 1年もしくは、3年契約でこの国の護衛教育をさせてみては、いかがですか。

 そうですね~ まさみ殿には、護衛団、騎士団の教育を たまほ様には、貴族、王族の教育を特に 宰相様の補佐をしてもらえれば いいと思いますが それで この国を見てもらい、この先もこの国に居続けてもれえればいいかと思いますが ? 

 りゅう様だけは、分かりません。彼の行動だけが読めません 」


 宰相:「 それならば 行けるかも知れませんが 3年も居てもらえれば この国の魅力を分かって もらえるかと 」


 ダンベル王国の王:「 彼等を幾らで雇うのだ ! 多分、安い金額を言えば 平気で断って来るぞ 」


 宰相:「 金貨で 300枚は、いかがですか。これが 限界です 」


 ダンベル王国の王:「 月にか ? また 大部、与えるのだな 」


 宰相:「 違います ! 1年間です、この国の財政を考えれば この位が妥当です 」


 ギルドマスター:ハーゲー:「 その金額なら 彼等は、引き受けませんよ。彼等の収入のほとんどが 化粧品類と食料しか 買っておりませんから ほとんどの金が 残っておりますから そこまでしてこの国に残るとは、考えないかも知れません。

 今回で 白金貨、1万枚ですから この国に残る理由がありません。あと 金額が安ければ 他の国に行かれた時に 確実に比較対象になりますから 当然 ! 金額の高いところに戻って来ると思われます 」


 ダンベル王国の王:「 そうだよな ! もし 旅に出ても 拠点の1つにしてもらえれば この国は、安泰だよな ! 」


 ギルドマスター:ハーゲー:「 それなら 1人、金貨300枚で りゅう様のみ自由にしてもらえたら いかがですか。

 多分、彼を自由にさせれば 彼女達は、何も言わないかもしれませんが りゅう様の能力が見れるかも知れません 」


 宰相:「 それで 交渉してみますか ! 国王様 」


 ダンベル王国の王:「 その方が いいかもしれないな ! ただし 彼等を怒らすなよ。そこだけは、くれぐれも間違え無い様にしてくれ 」


 宰相:「 わかりました。 ! ギルドマスターは 1度、戻って彼等を連れてきてもれえないか 」


 ギルドマスター:ハーゲー:「 わかりました。これで 失礼します 」


 ダンベル王国の王:「 うむ ! 良い話し合いであった 」








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