異世界に飛ぶ
プロローグ 第20話 最終話
懐かしい 人物との再会 そして 旅立ち
あらすじ
ジン:「 それも また 楽しいぞ 」
りゅうちゃん:「 そんな事を すればあなたに 迷惑になりませんか ! 特に創造神様に 」
ジン:「 そんな事は、ガンツが考える事では、ない ! お前の人生を 謳歌して観ろ 俺は、その手伝いを してやるでけだ ! いいだろう ティル神 」
ティル神:「 何の問題も無い ジンのやりたい様にやれ 俺も久しぶりに楽しかったから 全てを許そう ! 当然、お前の仲間も許すぞ 」
そんな事もありながら 10年の月日が流れていた。
私達も40後半になり 私は、家でのんびりとしている。
りゅうちゃんは、畑で農作物を作って まさみちゃんだけが 最前線で芸能活動をしていた。
今でも 記者達に文句を言っている。
りゅうちゃんの1日の予定は、午前中は、農作業をして 午後からは、何かの研究をしている、中々 答えが出ないみたいで 5年の月日が流れていた。
私は、協力が出来ない 見ても分からないからだ 子供達に聞いても
“ ダディ ”
の問題は、難しすぎて回答に無理があると言っている。
陸( りく )は、生物学に目覚めて りゅうちゃんに色々と教わっているが その陸( りく )ですら 答えを出せないと言う
因みに 海( かい )は、医学部に
空( くう )は、社会人に
宙( そら )は、宇宙工学に進学した。
空( くう )のみが りゅうちゃんの後を 継いだらしい 高校在学中に医師の資格をアメリカで取り 生物と宇宙工学は、陸( りく )と宙( そら )から 今でも学んでいると言う
4兄弟は、 “ ダディ ”が 偉大過ぎて どれだけの偉業を成し遂げても りゅうちゃんには、敵わないらしい。
全てが りゅうちゃんの手の平の上で 転がる程度だと言う。
それから 私達が 50代後半になる頃には、4兄弟も結婚をしてくれていた。
その頃から りゅうちゃんは、全世界の孤児院に寄付をしていたり 全世界のあらゆる所に学校を建てていた。
自分の財産を全て使い果たすみたいに お金が無くなれば 株を売り 特許までも打っていた。家のスーパーコンピューターは、アメリカ合衆国の物になるらしいが 4兄弟が死んでから 引き渡すらしい。
その後、りゅうちゃんは、65歳の短い人生にピリオドを付けて この世を去って行った。
それから まさみちゃんも後を追うように 3年後に無くなり
私だけが85歳で まだこの世に残っている。
「 りゅうちゃんの遺言で りゅうちゃんの遺体は、スーパーコンピューターの壱番低下漕で冷凍保存されている。
4兄弟のみが 理由を解かって要る。
世界に病原菌が 充満する時代が必ず来るから その時に俺の身体の中にある、免疫ワクチンを解放してやってくれ
全ては、スーパーコンピューターに指示を出してあるから 好きな時に使えばいい 全世界の99,9パーセントは、助かる筈だ。
ただし 俺の遺体を出せば 消滅するから無理に出さない様に 全ては、お前達の判断に任せる。
短い人生だ ! 好きなように生きろ 」
それから 私にも 迎えが来た 90歳の長い人生であった。
それから ・ ・ ・ ・
ジン:「 ガンツ元気だったか 」
りゅうちゃん:「 誰ですか ? ガンツとは 」
ジン:「 俺の事は、分からないか 」ジンが 指を
「 パチィン 」
と 鳴らしたら 全てを思い出した
りゅうちゃん:「 ジンさん やはりあなたでしたか 俺をこの世界に入れてくれたのは、あなたのお陰で 楽しい人生でした。もう 思い残す事はありません 」
ジン:「 ガンツ 今まで 全てを1人でこなしていた お前が初めて 仲間が出来たのだろう。もう一度、仲間と旅をして観る気はあるか 」
りゅうちゃん:「 それは、たまほちゃんとまさみちゃんを連れて 異世界で旅が出来ると言う事ですか 」
ジン:「 それも また 楽しいぞ 」
りゅうちゃん:「 そんな事を すればあなたに 迷惑になりませんか ! 特に創造神様に 」
ジン:「 そんな事は、ガンツが考える事では、ない !
お前の人生を 謳歌して観ろ 俺は、その手伝いを してやるでけだ !
いいだろう ティル神 」
ティル神:「 何の問題も無い ジンのやりたい様にやれ 俺も久しぶりに楽しかったから 全てを許そう !
当然、お前の仲間も許すぞ 」
ジン:「 全ての舞台が 揃ったぞ。どうする 行くのか ? 死ぬのか ? どちらだ 」
りゅうちゃん:「 やはり あなたが “ 規格外 ” で 俺は、普通の人間です。
昔もそうでしたが 今でもあなたに付いて行きたいです。
行かせてください。今度は、仲間を連れて 」
ジン:「 それなら 15歳に若返るか 」
指を「 パチィン 」と 鳴らして
りゅうちゃんは、幼少時代の姿に戻った。
それから 3年後に進むぞ
りゅうちゃん:「 え ! 何故ですか 」
ジン:「 お前の彼女のまさみが3年後に たまほが 18年後に死ぬから 迎えに行くぞ 」
りゅうちゃん:「 はい ! お願いします 」
それから少し待つと おバァちゃんのまさみちゃんが来て
りゅうちゃん:「 まさみおバァちゃん 元気だった 」
まさみちゃん:「 何で りゅうちゃんが若返っているの その方は、誰ですか 」
りゅうちゃん:「 この方は、俺の神様です。俺に仲間の大切さを教えてくれた方です。
それでいて 俺が普通の人間である証拠の証です 」
まさみちゃん:「 何を 言っているの りゅうちゃんは “ 規格外 ” でしょうに 」
りゅうちゃん:「 この方以外に “ 規格外 ” は、存在しません 」
ジン:「 俺は、ジンと言う者だ ! お前は、コイツとまだ付き合うか それとも ここで死ぬか ? どちらにする 」
まさみちゃん:「 私は、何処までも りゅうちゃんに付いて行きたいです。この気持ちに嘘、偽りは、ありません 」
ジン:「 コイツに相当にいかされたくちか まぁ~いいだろう ! 認めてやる 」
指を 「 パチィン 」と 鳴らして まさみが15歳の若さに生き返った
まさみちゃん:「 え ! なんで 」
りゅうちゃん:「 ジンさんが 本当の “ 規格外 ” で 在って俺なんてまだまだ だよ ! 」
まさみちゃん:「 何となく 分かったと思う。りゅうちゃんの言葉が 」
ジン;「 15年後に 飛ぶぞ 」
まさみちゃん:「 なんで ? 」
りゅうちゃん:「 たまほちゃんを迎えに行くでしょう 」
まさみちゃん:「 そんな事まで 出来るの ? 」
それから 15年後に飛んできて たまほちゃんが来てくれた
りゅうちゃん:「 たまほおバァちゃん お帰り 老けてるね 」
たまほちゃん:「 何で りゅうちゃんとまさみちゃん達は、若返っているのよ こんな私を見ないで 何時までも りゅうちゃんの隣を歩きたかったけど これではもう 歩けないは 」
ジン:「 お前は、コイツと旅をしたいか ? それともここで死ぬか ? どちらだ 」
たまほちゃん:「 なによ突然に 当然 何時までも りゅうちゃんと歩くわよ。当たり前でしょう 」
ジン:「 わかった 」指を 「 パチィン 」と 鳴らしてから たまほを若替えしてやった
たまほちゃん:「 え ! なんで 」
りゅうちゃん:「 この方に あんな態度を取ったのは、たまほちゃん位だよ。この方を 怒らせたら 創造神様でも 小さくなるからね 」
まさみちゃん:たまほちゃん:「 え ! 神様よりも怖い方なの 」
りゅうちゃん:「 ジンさんを 怒らせたら俺達の世界が無くなるからね 」
まさみちゃん:たまほちゃん:「 え ! この惑星が無くなるの 」
ジン:「 メシス顔を 出せ 」
メシス:「 顔を出してもいいの ? 」
ジン:「 コイツは、この異世界の創造神だ ! 258在る、異世界の 」
突然に ティル神:「 お初に お目にかかります。ティルと言います。この世界を ジン様の紹介でここを 任されております 」
ジン:「 ティル神、誰の断りで 俺に様を付けている 」
ティル神:「 すいませんでした。これからも ジンと呼びますから 許してください」
脂汗を流しながら 許しを求めていた
ジン:「 今度、やったら お前を喰うからな 覚悟して置け 」
ティル神:「 分かりました。ジンさん 」
次回 神々の恩恵