りゅうちゃんへの対応が変
プロローグ 第2話
あらすじ
監督:「 面白がって じゃ~ りゅうには、左でやってもらうか 」
子供達:「 それなら 大丈夫かも 」
監督:「 守備は、何処にする ? 」
子供達:「 外野は、ダメだね ! りゅうちゃんは、足が速すぎる。内野( ないや )は、それもダメだね。じゃ~ キャッチャーが イイかも 」
りゅうちゃん:「 じゃ~ 俺は、キャッチャーで左でイイかな 」
週末は、りゅうちゃんの野球の応援にきていた。
その肝心のりゅうちゃんは、グランドを走ってばかりで 野球に参加しない、それどころか みんなの守備の仕方やバッティングの仕方を教えている。
ほゞコーチみたいな事をしているだけで何もしないで 1日目が終わっていた。
2日目も同じで グランドを走り 筋トレをしているだけで タマにボールを磨いり タマ拾いをしているだけで 暇になると 普通に本を読んでいる。
普通は、そこで 監督に怒られたりする筈なのに 普通に読書をして時間を使っていた。
因みにりゅうちゃんが呼んでいた本がまた凄い ドイツ語で書かれている、医療書だった。
それを読みながら 理解をしているから本当に凄いと思っていた。
監督:「 午後から練習試合をするぞ ! タマには、りゅうも参加するか ? 」
子供達:「 え~~ りゅうちゃんは、反則だよ ! そのチームが勝つに決まって要る 」
まさみちゃんとたまほちゃん:「 ??? 何で ? りゅうちゃんって そんなに野球がうまいの ??? 」
監督:「 面白がって じゃ~ りゅうには、左でやってもらうか 」
子供達:「 それなら 大丈夫かも 」
監督:「 守備は、何処にする ? 」
子供達:「 外野は、ダメだね ! りゅうちゃんは、足が速すぎる。内野( ないや )は、それもダメだね。じゃ~ キャッチャーが イイかも 」
りゅうちゃん:「 じゃ~ 俺は、キャッチャーで左でイイかな 」
子供達:「 それなら 少しは、期待が出来る 」
監督:「 Aチームが レギュラーチームで Bチームが補欠でいいか ! これ位のハンデでなら さすがのりゅうでも勝てないだろう 」
子供達:「 うん うん ! けど りゅうちゃん化け物だよ ! それは、いえてる 」
それからが凄かった。
りゅうちゃんの指示で守備場所を決められていく りゅうちゃんの指示のもと野球をしていくと補欠チームが勝ち それも圧勝の勝ちである。
試合中も敵味方、関係なくボールから目を離すなとか 試合を中断してまで 選手達に指導をしている。それからも 全体を考えろと号令をかけると選手達は、りゅうちゃんの言葉を理解して行動していた。
そんな中に まさみちゃんをイジメていた子がいたけど りゅうちゃんには、普通に頭を下げて 色々と教わっていた。不思議は光景だった、同級生なのに ?
りゅうちゃんが もう1か所、行くけど大丈夫と聞いて来ていたから りゅうちゃんが 一緒だから 大丈夫といい そのまま中学校の体育館に来ていた。
中に入ると そこでは、バスケットボールチームが練習をしているのだが
りゅうちゃんが体育館に入ると
「 りゅう 待っていたぞ ! 」と ここでも対応が変だ !
このバスケットボールチームは、県内で1、2を争うほどに強剛校の筈なのに りゅうちゃんへの対応が変、それから バスケットボールチームに色々と指示を出して行くと 選手達は、りゅうちゃんと言葉を理解しながら 行動していた。
そこの監督にまで
監督:「 タマには、練習していくか ! 奴等もやる気を出すから 」
りゅうちゃん:「 いいのですか ! 」
選手達:「 りゅうも参加をするのか ? じゃ~ りゅうのチームは、1人少なめでいいか 」
ここでも りゅうちゃんの対応が変だ !!!
りゅうちゃん:「 先輩、もっとボールに回転をつけて もっとボールに変化を付けて パスを出す相手を確認しながら 行動して3歩以上、歩かないで 」
先輩:「 おぅ ! ツイ ツイ ナ ! 」
りゅうちゃん:「 だから 去年、負けたのでしょう 」
先輩:「 面目ない ! その通りだ。フエが鳴らないぞ 」
りゅうちゃん:「 当然、まだ鳴りませんよ 」
先輩:「 何で りゅうが持って要るのだ 」
りゅうちゃん:「 1人減っている間に 点を取ります 」
「 おぅ ! 」
りゅうちゃん:「 先輩、体力が無さ過ぎ 小学生に付いて来れないって どうなのよ ! 」
先輩:「 りゅうが別格だからな 30分も走らされて お前だけが息切れもしないで 普通にしている小学生がいるか。この後も また行くのか ? 」
たまほちゃん:「 りゅうちゃん 何処に行くの ? 」
りゅうちゃん:「 今、この学校に留学生が来ているから ドイツ語を習っている 」
たまほちゃん:「 え ! 何で ドイツ語 ? 」
りゅうちゃん:「 何となく 」
先輩:「 普通は、そんな反応だよ !
りゅうは、この歳で あと英語にフランス語も会話が出来るから 末恐ろしい小学生だよ 」
監督:「 お前達は、親に聞いていないのか ? この街に奇人がいると 」
たまほちゃん:「 え ! 知らない。それがりゅうちゃんだと 」
先輩:「 りゅうの凄さは、街でも噂をしているからな スポーツ万能、頭は、秀才だから文句も出て来ない。大人達は、りゅうに色々と期待しているが 当の本人は、普通がいいと言う始末だ !
お前達も大変な奴を好きになったな ! 」
2人して:「「 顔が赤面していた。 」」
たまほちゃん:その日の夜に家で「 りゅうちゃんって 凄いんだよ !
野球はうまいし バスケットボールもうまいし あと外国語もしゃべれて 今日、1日で凄い発見だった 」
たまほちゃんの母:「 たまちゃんは、将来、りゅうちゃんのお嫁さんに成るのかな 」
たまほちゃん:「 それは、無理 !
まさみちゃんには、勝てないと思う。お母さんは、知っていたの ? 」
たまほちゃんの母:「 えぇ ! 知っていたわ。
けど あなたがりゅうちゃんで変わった事も知っているわ !
私は、あなたを見ているしか出来ないのよ。
だから 色々と学びなさい。りゅうちゃんに ! 」
たまほちゃん:「 うん ! そうする 」
たまほちゃんの母:「 勉強も大事だけど 友達も大事だからね ! 」
まさみちゃん:その日の夜に「 今日、りゅうちゃんと1日、一緒にいたけど凄かった。
野球もバスケットも凄いけど 1番、ビックリしたのは、
りゅうちゃんって 3か国語も外国語をしゃべれる事が ! 」
まさみちゃんのママ:「 まさみは、将来 りゅうちゃんのお嫁さんになるのかな 」
まさみちゃん:「 それは、無理 たまほちゃんがいるから それよりもママは、知っていたの ? りゅうちゃんの事 」
まさみちゃんのママ:「 えぇ ! 知っていたわ。
けど あんたがりゅうちゃんとお友達になってから 凄く変化をしている事が 1番 !
いい事だけどね。
私は、応援しますよ。 」
まさみちゃん:「 私 もう寝るね。明日 また りゅうちゃんが向かあえに来るから 」
まさみちゃんのママ:「 宿題は、終わっているの ? 」
まさみちゃん:「 りゅうちゃんの応援の最中にたまほちゃんに教わりながら 全部、終わった。
さすが たまほちゃん ! 頭がイイだけで無く 教え方が解りやすい。
私も何か2人に負けないものを見つけたいけど 今は無理かも ?
けど 頑張りたい 」
まさみちゃんのママ:「 ママは、応援しているわ ! 頑張りなさい 」
まさみちゃん:「 うん 」
次回 3人して 中学生に