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勇者vs魔王  作者: てらると
〜竜狩〜 制圧した魔王
71/137

71話 亀鍋

浦島○郎<こらこら、小童達亀をいじめるでない。

亀殺戮会場の想像図

挿絵(By みてみん)


〜亀殺戮会場作成中〜


まず俺達は壁際の床をパワーシャベルやドリルで堀って穴二つを作り、アンジェロとリアムが近くの大岩を持ち上げて穴に大岩をはめ込む。

はめ込んだ大岩の真ん中辺りをドリルですこしづつ削り取って窪み(くぼみ)を作った。


俺は両手から何度も射出したアンカーグローブのロープを切り離し、残りのメンバーがロープを取り纏め(まとめ)30本くらい(なわ)纏めた(まとめた)強固な太い大縄(おおなわ)を作成し、穴にはめた2つの大岩の削り取った隙間に沿うように巻き付けて縛った。


〜亀殺戮会場作成終了〜


亀殺戮会場の出来上がりである。


次々と亀達を池から地上すれすれまでゆっくりと釣り上げ、引き寄せたロープを岩の隙間に固定した太い縄のロープの隙間に括り(くくり)付けて固定した。

沼地のカバを落とし穴でハメ殺すような気軽さで、槍で亀の甲羅を突つき刺激し池に甲羅の噴射口を開口させ熱湯を放出させた。

甲羅の水を失った亀を次々と干物(ひもの)にしていった。


「亀漁が(はかど)るな。」

俺は漁師じゃないが、船で(あみ)を引き寄せ魚を大量に獲る作業ばかりしているとこんな気持ちになるんじゃないだろうか?

「これじゃ戦闘じゃなくて作業だわ。」

「ヒロツグさんの画期的なアイディアすごいですね!」

ルシアとカーターが呆れたり賞賛したりと正反対の反応を見せる。

「亀さん乾涸びてちゃって可哀想...」

エミが哀れみの眼差しを亀達に向けている。

お前も血が飲めなくなるとああなってしまうのか?


縄を引っ張る力作業は主にパワー部が頑張ってくれた。

「引っ張り上げるの疲れたな親父。」

「まだまだわしは余裕だぞ!リアムは体力が足りんな!」

リアムとアンジェロが力系な話をしている。

「突っついて甲羅の水抜き作業とても暇だったよ。」

ジュリが不満そうな顔をしている、たしかに簡単過ぎて退屈したかもな。

「ヒロツグそろそろ日も沈んで来たし、今日は帰って家で亀鍋でもしないか?」

「亀鍋いいですね!でも9人もいるから場所は俺の塔内でやったほうがよくないですか?」

「そうだな...よくよく考えればうちじゃ椅子とテーブルが足りないしな。」

「調理道具取りに寄ってから塔へ行く?」

「こっちで用意すしますよ。」

「わかった、それじゃ皆帰ろう。」


時刻は夕方、干物になった亀達を回収し俺達は査定が早く終わりそうな王都の獣魔ギルドに向かった。


Area:---王都獣魔ギルド2F---

俺達はB1の素材買い取り所で引換券をもらい、報酬を貰いに行った。

「引換券を確認します。Vラプトル53枚、ホーンドラゴン5枚、スチールテイルドラゴン4枚、ペッカードラゴン3枚、スチームタートル12枚でよろしいですか?」

「大丈夫です。」

「それではギルドポイント加算処理を致しますのでギルドカードをお渡しください。」

俺達ソルレッドとパワー部のギルドカードを受付に渡した。

「少々お待ちください。」

ギルド職員がカウンターの裏に引っ込み、数分待つと金袋とカードを持って戻って来た。

「こちら報酬の22白金貨と70金貨になります、ギルドカードには2270000ポイント加算処理致しました。」


報酬とギルドポイントが一気に跳ね上がったなぁ。

カバで120金貨くらい稼いでいたのが懐かしい。


「いやぁ〜今日は助かりました、これ報酬の半分です。」

ヘクター達に半分の白金貨11枚と金貨35枚渡した。

「いやいや、こっちが礼をいいたいくらい稼げたよ。これで俺達も懐が暖まる。」

俺達は4人で白金貨2枚と金貨50枚分配し、4人で割り切るのが面倒な余剰な金貨は俺が回収した。

「それじゃ早速塔でパワー部の亀料理作ってもらおうか。」

「任せな!」

俺達は王都で買い物してからシェルウッド塔に向かった。


Area:---シェルウッド塔最上階屋上---


パワー部の連中が魔法屋でマジックポーチを買って、この布団2枚くらいの広さのあるでかい土鍋を出してヘクターとアンジェロが土鍋を担いでいた。

「でかい土鍋ですね。」

「巨人用に売られている土鍋だ。長い杓子(しゃくし)もセットで買って来た。普通の土鍋よりだいぶ高かったが余裕で買えた。」

「それじゃ早速亀鍋の用意しましょう。」

「そうだな、ところでヒロツグ水はどこにある?」

「あっちに池と井戸がありますよ。」

「わかった、俺達は鍋に水汲んでくる。」

ヘクターとアンジェロが池に水を汲みに行った。


俺は空き地で売らなかったスチームタートルを1匹取り出し、パワードリルを使い固い甲羅を削り割り亀の本体を引きづり出した。

亀の背中にはりんごサイズの赤い石がいくつか(はま)っていた。

アンカーグローブのロープで引き寄せてみたがロープが焼け落ちた。

手で触らなくて良かった...

デーモンの槍で嵌った赤石の隙間に槍を突入れ、(てこ)の原理を使い取り出しポーチに突っ込んだ。


パワー部が水の入った鍋を持って帰って来た。


「後は(かまど)を用意するだけか。」

(かまど)は、必要ないかもしれない。」

亀から取り出した赤石を鍋に投げ込むと、すぐに火山の池のように沸騰し始めた。


亀鍋が始まった。


「ほーら煮えたらじゃんじゃん食っちまいな!」

亀の肉と村で作った腐るほどある野菜を包丁で切り刻み、どばどば鍋に流し込みながら奥さんが鍋奉行をしていた。

しかし、野菜と肉を入れて煮えたら食うって料理って言えるのかなぁ...

カップラーメンを料理と言うのとたいして変わらない気がしなくも無い。


「いただきますー!」

スチームタートルの出汁がうまい、飲むと体がポカポカしてくる。

あっという間にみんなお腹が一杯になったが、鍋はまだだいぶ余っているし沸騰しっぱなしだ。

「ご馳走様でした。」

「おいしかったー。」

「お粗末様でした。」

体が熱い、なんか色々な箇所が漲って(みなぎって)きたような気がする。

「だいぶ余っちゃってるねー。」

「残りは勿体ないから村の奴隷にでも食わせるか。」

これを食えば元気に農耕作業してくれそうだし。

「俺達は明日また火山行くけどパワー部みなさん来れます?」

「ちょっとメンバーと相談する。」

「待ってますねー。」

しばらくパワー部が話し合っていた。

「俺達は明日も今日と同じくらいの時間で大丈夫だ。」

「そうですか、じゃぁ明日の朝向かえに行きます。」

パワー部をゲートでヘクター家に返した。

「お前達もガラリア鉱山都市に帰るか?ここで適当な民家を使ってもいいぞ」

宿屋暮らしのカーター達に問いかけた。

「いいんですか?」

「俺が住む元村長の家は駄目だがそれ以外なら好きに使っていいぞ。」

「わかりました、ガラリアの宿屋を引き払ってきます。」

カーターとルシアをガラリアに送って宿を引き払せシェルウッド塔に戻った。

「掃除とか面倒な事柄はそこらへんに居る人間にでも任せてしまえばいい。」

亀鍋を食っている人間を指差した。

「はい、何から何までありがとうございます。」

「なに、家は余りまくっているから気にすんな。」

おや?これって家賃取ったりしたら宿屋運営出来るんじゃねーか?


俺は余った亀肉が腐らないように、アイスブレードで肉を冷凍保存しポーチに突っ込んだ。


「ヒロツグ殿大変ですぞ!」

エドガー隊長がモンブロワ塔の転送魔方陣から慌てた様子で俺に声をかけて来た。


「そんなに慌ててどうした?隊長さんも残りの亀鍋食べる?」

「それはご親切にどうm...ってそうではなくて!」

隊長が興奮している、あんたこっそり亀汁飲んだの?


「モンブロワ塔の展望台から人間族の軍隊の行軍が見えます!至急確認を!」

この前の戦いで取り逃がした奴等が軍隊を引き連れ報復しにやってきたか。

「見える範囲で到着まで大体どれくらいかかりそう?」

「まだ塔から距離がありますが、この分だと早くて先頭は5日後〜1週間くらいには塔周辺に集まると思います!」

全員奴隷にして拠点の養分になってくれねぇかなぁ...

「ありがとう隊長、ちょっと見に行ってくるわ。」

転送用魔方陣でモンブロワ塔に飛んだ


Area:---モンブロワ塔最上階屋上---


屋上の窓からゴーグルを使って見る限りでは街道が旗や武器を持った兵士達の長蛇の列で埋まっている。

行列の出来る人気塔は辛いな、先着順に早くおもてなし(ブランドスレイブ)してやりたい。

「あの長蛇の列を辿れば王国でもありそうだな。」

「いかが致しましょう?」

「特に何もしなくていいぞ。」

「は?」

「奴等から塔に攻め入って来るならちょうどいい。」

飛んで火に入る夏の虫だぜ!

「し、しかし!」

「俺は明日も早いから寝るよ、モンブロワ塔周辺に群がって来たらまた報告してくれ。」

「はっ了解しました!」

エドガー隊長って真面目な苦労人みたいだな。

あんまり無駄な心配しすぎると胃潰瘍でお腹に風穴が空くよ?



〜つづく〜


















〜その日の夜〜

ベッドから飛び起きるヒロツグ

「うーがぁー!だめだ股間のむらむらが治まらん!」


亀鍋を食べて興奮が収まらないヒロツグさんが取った行動は?

選択肢

>:自家発電する

 :エミに襲いかかる

 :ルシアに襲いかかる

 :カーターに襲いかかる


〜?〜

【ステータス】 BP518 SP236 

影平浩継 lv66 制圧した魔王

HP 7600/7600 MP 7100/7100 SG 3750/3750

装備 ミスリルソードlv66 ミスリルアーマーlv66 ミスリルシールドlv66 

ウィンドマントlv66 ウィングブーツlv25 ソニックリングlv25 アンカーグローブlv25 ヒールベルトlv3

【スキル】

悪魔知識lv1 魔獣知識lv53 竜族知識lv38 魚類知識lv32 昆虫知識lv23 軟体知識lv30 採取lv28 解体lv21 水泳lv3 野生の力lv10 人間知識lv42 魚釣りlv24

【剣技】

ダブルスラッシュlv35 サイドスラッシュlv38 ジャンプスラッシュlv45 

ファイアブレードlv35 ウィンドスラッシュlv45 サンダーブレードlv34

ウォーターブレードlv17 アイスブレードlv18 アーススマッシュv18

ナイトメアブレードlv27 ブラッディブレードlv28 デモニックブレイカーlv20

イビルブレーカーlv26 カオスブレーカーlv27 マインドブレーカーlv33

【魔法】

ドレイン lv46 マジックドレイン lv42

ダークネスボール lv19 ダークネスニードル lv23 ダークレイン lv17 

死霊契約 lv32 輪廻転生lv23

ダークムーブ lv18 ダークゲート lv16

グラビティフォールlv44 ドレッドウェーブlv5 

モンスターチャームlv36  

【アビリティ】AP0

魔王の野望、生半可な不死身の魔王 、ダンジョン構築、

単体魔法の範囲化、ブランドスレイブ、文字の読み書き、トラップ作成、

アイテムポーチ強化、剣技の合成、魔王の中盾、キャッチ、リペル

拠点の魔法物理耐性向上、転送魔方陣作成

【所持金とギルドポイント】

白金貨5枚金貨27枚 Bランク2871500ポイント



【拠点】

シェルウッド塔 100F

サザーランド塔 90F

モンブロワ塔 70F

ホスキー塔 70F

エイフィン塔 70F


【仲間】

エミ lv62 蝙蝠族

カーターlv56 狐人

ルシアlv53 蠍人

グラスラビット lv52,55 ウサギ 

ワイルドグリズリー lv54〜66 クマ×52

グリーンティガー lv45~63  虎×35

グリーンティガーjr&グリズリーJr 子虎小熊×14

シロマジロ ×10

【奴隷】

モリー 魔法使い lv46

パティ 僧侶   lv40

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