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勇者vs魔王  作者: てらると
〜同盟〜 建国した魔王
102/137

102話 国営講座

国王「ひどい!ヒロツグ!わしの愛しい国民達を返して!」

ヒロツグ「国民達なら俺の隣で寝てるよ?」

Area:---ソルレッド城---


いつの日か殺してもいいような罪人を選んで、そいつをご主人様に仕立て上げてからぶっ殺し獣人達を解放してやろうと考えを巡らせて日々適当に過ごしていたんだが。

そんな都合のいい奴は中々現れなかった。


ヒロツグ「はぁ〜めんどくせぇ...」

俺はため息を吐きながら書類の束に目を通している。

この書類の束は各地からソルレッド空中王国や塔内で暮らしたい!

とか言って来た奴等の書類だ。

例えるならば履歴書みたいなやつだな。

正直こんな書類なんて作らず全員採用して養分ウハウハしたいところだ。

しかしやり過ぎるとグラスター国王に悪いな...

国民の移住は国家の衰退に繋がりそうだし。


祝勝パレードから2週間くらい経ち、それなりにソルレッド王国が機能してきた。

具体的に何が機能しているかと言うと、新貨幣ソルが通貨として使われるようになった。

俺の拠点内で使われる通貨をソルで統一し、外から移住して来る奴の財産をグラスター通貨からソル通貨に両替させて生活させている。


逆に塔内に出稼ぎに来る商人達の場合は、稼いだソルをグラスター通貨に両替して街に帰って行ったりもする。

例えるならばゲーセンで現金をメダルに変えてメダルゲームで遊ぶとか。

俺はやったことはないがパチンコで玉をたくさん出して景品に変えるとか?

俺の国はゲーセンかパチスロかよ!


この前の避難訓練で国民に見せつけたソルレッド空中王国が民衆の瞳を釘付けにし、一躍憧れの存在になって住みたい奴が出て来たらしい。

移住の件について客室に居たクラリスに相談すると、口うるさく移住するなら書類でちゃんと管理すべきですわ!とか俺達に有り難い国営講座を開いてくれた。

日に日に塔に移住希望の奴等の書類が増えた。

それの御陰で俺はたくさんの書類束に目を通すハメになった。

正直書類を全て見ているふりしてハンコを次々と押す骨の木偶人形でも作ろうかと思ったくらいだ。っていうかクラリスが居なくなったら作ろう。

ヒロツグ「いつまで続くんだ!この地獄のような書類仕事は!」

ストレスで禿げそうだ。

最初の頃はこんなに書類の量もなかったから、俺が全部やってやろうとデスクワークを続けていたらこんなに膨れ上がってしまった!

ルシア「ヒロツグさんいい加減役所でも作ったらどうですか?」

ヒロツグ「そうだな、今度作るか!」

カーター「まだ何千枚とありますね...」

エミ「もう疲れたぁー!」

ヒロツグ「4人でこの数を捌こう(さばこう)ってのが間違ってたな。」

このままじゃ全員過労死(かろうし)するな。

ちなみにエドガーは書類仕事ではなく、最近増えつつあるエドガー隊新入りの稽古(けいこ)的なことをやってる。

あっちも増えて大変そうだ。今度何人に増えたのか聞こう。

クラリス「ヒロツグ様、疲れたのでしたら少し休憩なさればよろしいですわ!」

ヒロツグ「あぁ、ちょっとベッドで3時間くらい寝込んでくるわ...」

俺はあの豪華な寝室にダイブするのであった。


Area:---ソルレッド城 寝室---


ヒロツグが仮眠を取ってすやすや寝ていると、扉が開いて黒い影が忍び寄って来た。

ヒロツグ「Zzzzz」

暗殺者「....」

暗殺者がナイフを取り出し大きく振りかぶった。

キンキンキンキン!

ヒロツグ「おいうるせーぞ!!」

暗殺者「....!」

俺が起きて逃げようとする暗殺者

シールドゲージが半分に減っていた。

ヒロツグ「おまえ誰だ?」

そいつは俺の問いかけを無視し、一目散に暗殺者は逃げ出した。

ヒロツグ「俺の私室に勝手に入って挨拶もなしか!これはお仕置きが必要だな!」

俺は剣を手にして、ソニックリングで不届き者を追いかけた。


Area:---ソルレッド城 通路---


ヒロツグ「マインドサンダーブレード!」バチバチ

暗殺者「ぐっ!」ガキン

盾で直撃を避けたがもちろん電流が流れる。

ダメージ0のマインドブレードを複合しているから攻撃力は皆無だ。

暗殺者「.....ーー!」ピクピク

カメレオンチックな緑の肌の獣人が長い舌をだらしなく伸ばして痙攣(けいれん)している。


ヒロツグ「見た所獣人だな、縛り上げて尋問してやろう。」

俺はロープで縛り上げ、作戦会議室までこの不届き者を引きずりテレパシーで全員を呼んだ。

((不届きものが現れた!至急作戦会議室まで来い!))


Area:---ソルレッド城 作戦会議室---


俺は全員を作戦会議室に呼んだ。

エドガー「ヒロツグ殿!賊に襲われたのは本当ですか!?」

エミ「ヒロツグおはよー?」

エドガーが驚愕の声を上げ、エミはおはようの挨拶をしてくる。

ヒロツグ「おはよう。そいつのおかげで俺は良く眠れなかった。」

俺は縛り上げた緑色のカメレオン獣人を拘束している小部屋を指す。

ちなみに、この会話を聞かせないように縛り上げた上に耳栓をさせてある。

カーター「この人がヒロツグさんの寝室に押し入った人ですか?」

ルシア「ヒロツグさんを襲うなんて馬鹿な人ね...」

エドガー「こ、この者は!つい最近私の隊に入った新入りです!」

ヒロツグ「仲間になりたい奴はエドガー隊に入隊しとけと言ったが、不届きものも多少混ざるよな。」


エドガー「部下の不始末は隊長である私の責任!なんなりと私に罰をお与え下さい!」

ヒロツグ「それじゃエドガー、こいつがどこの誰なのか取り調べて黒幕を吐かせろ。もう何やっても無駄と判断したら俺に言え。ちなみに傷が残ったり死ぬような暴力は絶対にするな。」

エドガー「わかりました!このエドガー!賊の黒幕を絶対に吐かせてみせます!」


俺の安眠を妨げた黒幕には残念だが処刑させてもらうか。


〜つづく〜

ちょっと学園祭のただ券あるからただ飯食って来る!

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