99話 “欠けている”メンバーのそれぞれの日常3
さあ
遊びにいくぞーーー!!
街のメインストリート
ユミ「カナデと
プライベートで遊ぶの
かなり久しぶりじゃない?」
カナデ「そう?」
ユミ「だって
いつもツナグと
遊んでるし
(引きこもってたし)
バンドばかり
だったでしょ?」
カナデ「言われてみれば〜
たしかに〜?」
ユミ「だ〜か〜ら〜
その分
遊ぶわよおお!!
お〜!!
スーパーで
ゼリーを買った二人
ユミ「う〜ん
甘い物大好き〜♪」
カナデ「・・・」
ユミ「どうしたのカナデ?」
カナデ「・・・ユ〜ミ〜?
・・・これ
・・・捨てていい?
・・・まず
・・・説明しろ?
カナデ「・・・これ」
ゼリーの
成分表を見せた
ユミ「これの
何があるのよ?」
カナデ「・・・気づかないの?」
ユミ「気づかないけど?」
カナデ「・・・これさ
成分表
異性化液糖
酸味料
ゲル化剤(増粘多糖類)
酸化防止剤
カナデ「・・・なに・・これ?
・・・薬?
・・・こんなの
・・・身体に
・・・入れたくない
ユミ「・・・私は
・・・そういうものが
・・・食べ物に
・・・入ってた事実を
・・・知らない方が
・・・幸せだった
カナデ「・・・恐ろしく
・・・美容に
・・・悪そう
・・・カナデって
・・・いつも
・・・それだね?
カナデ「だって!
積み重ねた物は
裏切らないから!!
ユミ「・・・
・・・たしかに
ユミ「・・・カナデの
艶やかで鮮やかな髪
モチモチな美肌
綺麗な爪
お肌も潤ってて
血色も良い
ユミ「・・・これが
十数年も
美容にこだわってきた
人間の極地!!
カナデ「だいたい!!
飲み物は
水だけで
オッケーでしょ!?
・・・カナデって
・・・“美味しい”って体験
・・・したことある?
ユミ「ムリムリ!
いくら結果を出した
美容の極致
見せられても!!
美味しい物は
食べたーーいい!!
カナデ「ユ〜ミ〜?
“こっち”に
おいでよ〜♪?
そんな
ストイックに
生きられるかああ!!
ユミ「でも
美人度では
リエルに負けてるよね?
カナデ「・・・」
ユミ「そんだけ
頑張る意味ある〜?」
カナデ「・・・
・・・うずくまる
・・・カナデ
ユミ「・・・どうした?」
カナデ「・・・美人って
・・・いつもそう
・・・存在だけで
・・・罪
・・・何が
・・・あった?
カナデ「・・・リエルと
・・・出逢ってから」
想像
リエル「カナデ?
わかるかな〜w?
これが僕とカナデとの
美しさの差だよ〜w?
想像 終了
カナデ「・・・って
・・・毎回
・・・言われてる
・・・気がして
・・・私は
・・・そんな想像されてる
・・・リエルに
・・・同情するわぁ
ユミ「でも
カナデ!?
学校の
女の子の
好感度では
カナデが
ブッチ切りの
1位だからね!!
ユミ「超絶美少女の
リエルをおさえて!!」
カナデ「おぉ!!」
ユミ「カナデ!?
女の子は
顔じゃないって
教えてくれて
ありがとう!!
・・・ユ〜ミ〜?
・・・ディスってる〜?
ショッピングモール
ユミ「なんか
店の物を
見てまわるだけで
たのっしーー!!」
カナデ「・・・
・・・あれ?
ユミ「どうしたの?」
カナデ「・・・
・・・シアンが
カナデ「女性下着売り場を
うろついてたような?」
ユミ「なに?
その冗談〜w
あるわけないでしょ〜w?
メインストリート
カナデ「・・・
・・・うぅ
ユミ「カナデ!?」
座り込み
悪寒?
寒さで
震えている?
ユミ「どうしたの!?
カナデ!?」
カナデ「・・・なんか
ツナグとネアが
歌詞と歌声でセッションして
愛の歌をデュオしながら
「カナデが音で繋がるなら
私は少年と
歌詞と歌声で繋がるだけ
それさえできれば
叶わなくていいや」
とか
弱音を吐いて
女の武器で
同情 引きながら
ツナグを確実に
堕とそうとしてる
ところを
公園の人の居ない場所で
・・・見たような
・・・なに その
具体的で詳細込みの
まるで
見てきたかのような
・・・妄想わ?
海沿い
カナデ「・・・
・・・あれ?
・・・今度は
・・・なんだ?
カナデ「・・・ヴェルが
ティアを
口説き堕とそうと
してたような?
もうカナデ
その妄想活かして
作家になれば〜?
アイスクリーム屋
ユミ「・・・なんか
・・・今日は
・・・疲れた
なんで〜♪?
ユミ「・・・カナデと遊ぶと
・・・こんなに
・・・疲れたっけ?」
カナデ「ユ〜ミ〜
ひど〜い♪」
ユミ「まあ!
疲れたら
甘い物 食べよう!
アイスクリームだあああ!!!
カナデ「・・・」
ユミ「・・・今度は
・・・なに?」
カナデ「・・・
・・・余計な
・・・カロリーと
・・・糖分
(・・・もう
・・・カナデとの
・・・付き合い
・・・考え直す?)




