~女神の煌めき~ー22
『ピーターか?』そうキットが言ったが男は反応しなかった。そして男はキットに攻撃を続けた。キットは男の攻撃をすべて避けた。だがキットから攻撃することは無かった。男は痺れを切らしたのか、レオ達の方を向くとレオの目の前に現れた。レオはとっさに剣を取りだした。
『今のは転移魔法』そうミッシェルがつぶやいた。
『そうだ。その癖のある転移魔法は俺のかつての仲間の魔法そっくりだ。多分そいつは最下層の主だ。最下層の主はプレデターだ!!』そうキットが叫んだ。
『プレデターだって……⁉』リチャードが驚き言った。
『ずっと疑問だった。最下層の主はどんなやつなのか。これですべて繋がったぞ』
そう言うと、キットはプレデターの周りには半透明な結界を張った。結界はプレデターを入れたままキットの前まで移動した。
『こいつはわしが引き止める。今のうちに最下層まで行くんだ』そうキットが言った。
『あんたを置いて行くことはできない。みんなで殺ろう』
そうレオが言うと、ミッシェルとリチャードの方に手を向けた。するとミッシェルとリチャード身体に魔方陣が現れ、一瞬で二人は鎧をまとった。そしてレオは空中に魔方陣を生成した。魔方陣からは大量の槍が出現し、結界の周りで矛先を中へ向け静止している。
『リチャードは結界からでたところを叩けるように準備。ミッシェルは遠くから全員に補助魔法をかけてくれ』そうレオが二人に的確に指示を出した。
プレデターは結界を壊そうとするがなかなか壊れない。
『準備はいいか。そろそろ暴れだすぞ!』そうキットが言うと、結界の中で大きな爆発が起きた。結界越しにものすごい高温を感じた。
『やったか?』そうリチャードが言った。
『いや。まだだ』そうレオが言った。
『連発するぞ!』そうキットが言うとさっきの爆発が無数に起きた。
『ぎぎぎぎぃぃいい』
結界の中からプレデターの叫ぶ声が聞こえた。と思った瞬間、結界が割れた。
ここまで読んでいただきありがとうございます!!
ブクマ、評価など頂けると嬉しいです。
章ごとに違うお話なので気になった章だけでも、どうぞ見て言ってください。
同じ世界戦の話なので繋がりはあったりなかったりしますが……。
個人的に好きなのは5章です。
よろしくお願いします!




