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【1・2・3・4・5章完結】Mythical Legends   作者: りゅうせい
第2章 ~天使の血~
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~天使の血~ー16

 ベラが教会へ着くと神父さんが居た。神父さんにも話をしてみるが、やはりわからないらしい。


『確かに、村長の言う通り神からのお告げかもしれませんね』


 神父さんがそう言うので、椅子に座り手を組みながら祈る


『あの男の人は誰なのでしょう?』がやはり返事は返って来ない。


 長いこと教会に居た。ついにベラは諦めて帰ろうと席を立つ。すると神父さんがこう言ってくれた。


『1日ではわからないこともあります。また来てください』


 ベラはそれから毎日のように教会に通い神に問うた。


 そして、ある日のこと——————————


『今日も来ましたね。ベラ』

『神父さん、おはよう』


 ベラはいつものように椅子に座り手を握った。


『何か大切な人のような気がするのです』そうベラはつぶやいた。


 すると、頭上からとても綺麗な女の人が舞い降りてきた。ベラは一瞬で彼女が誰か悟った。間違いなく彼女は天使だ。教会のステンドグラスを生き写ししたような姿をしている。天使はベラの目の前に降り立つとこう言った。


『貴方にかかった。呪いを解いてあげましょう』そう言うとベラの頭の前に手のひらを向けた。


 するとベラの頭から黒い靄のようなものが出現し、天使の手の中に入っていった。そして、ベラは一瞬驚いたような顔をするとすぐに泣き出してしまった。


『私、ローレンのこと忘れていたんだわ』ベラはハッとした表情を浮かべると何かに気づいた。

『ローレンは、ローレンはどこにいるの?』そう天使に聞いた。


 天使はにっこりと笑うと言った。

『君たちの愛に免じて教えてあげよう。特別だよ』


 そして天使はローレンが小石に変わった経緯を話し始めた――。

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