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【1・2・3・4・5章完結】Mythical Legends   作者: りゅうせい
第2章 ~天使の血~
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~天使の血~ー14

 次の日ベラは起きるとすぐにキッチンに立った。


 『村長のところに差し入れを持っていこう』そうつぶやいた。


 料理をしていると突然デジャヴのような感覚に襲われた。何か・昔に・誰かとここで一緒に料理を作った気がする。だけど思い出せない。思い出そうとすると頭が痛くなる……。そして、なんとか料理を作り終えると村長の家に持って行った。


『村長、これお世話になったお礼です。奥さんこれ好きでしたよね』

『おぉ、ベラ。ありがとうな。よく覚えていたな、ベラはいいお嫁さんになるよ』


 その言葉を聞いた時だった。まただ、何かがフラッシュバックした。何かはわからない。まるで記憶に霧がかかっているようだ。頭が痛い。村長はそんな痛がるベラに気づき声をかけた。


『どうしんだ。大丈夫か』


 良くしてくれた村長を困らせたくない思いで、ベラは思い出したように言った。


『あ!そういえば、家綺麗にしてくれてたんですよね?』とベラが聞く。

『いや、わしは何もしとらんぞ』不思議そうな顔をする村長。

『え⁉』驚きのあまり頭の痛みを忘れていた。


 その後、村長と少し話してベラは家に帰った。ご飯を食べながら村長との会話を思い出す。


『おかしいな……。村長じゃなきゃ誰が掃除や片付けをしてくれたんだろう』



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