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~悪魔との闘い~ー8
討伐会議が始まろうとした時、扉を勢い良く開けロバートが入ってきた。
『国王陛下。至急、伝えたいことがございます』
『構わん。入れ』
国王が許可すると、ロバートは王の元まで行き、ひざまずき耳元で何やら伝えた。国王はロバートの顔を数秒見ると、円卓に集まった者たちに対し
『作戦を変更する』
『対ドラゴンマニュアルを戻し、悪魔に関するすべての本をかき集めてこい』王は秘書に向かって言った。
『衛兵は国中の賢者を至急召集させよ』壁際に立っている兵にそう言い放った。
そういうと王は下を見ながら立ち上がった。これから起こることを考えているのだろう。顔には血が通うっていないようだった。
『サム、国民の速やかな非難を誘導しろ』防衛最高責任者向かって言った。
『陛下、いったい何が起きたのですか』
誰が聞いたのかは国王にはわからなかった。そのぐらい動揺していたのだ。そして、机を見つめこうつぶやいた。
『ここに悪魔がやってくる』




