無双
いよいよ、冒険者編も佳境に入ってきました!
「フィーリア、これをお前に預けとく」
「これは・・・」
「あぁ、ノート専用の剣だ。お前が渡すタイミングだと思ったときに渡してくれ」
「なんで、私に。あなたでもいいんじゃ・・・」
「フィーリアを信じているから」
真剣な顔をしてそう言った。
「えっ」
フィーリアは驚きの顔で固まった。
「ふっあと、お前ら仲いいだろ。理由なんてそれだけで十分だろ?」
笑いかけながら俺は問いかけた。
「そうね。あなたの言うとおりだわ。それじゃあ、任せて!」
「任せた!」
会話が終わった直後に、疾風迅雷を使い敵の方に突っ込んだ。
「会話は終わりましたか?」
ノートは空気を読んだのか少し遠いところにいたが、会話が終わったのか近づいてきた。
「えぇ、終わったわ」
そう言いながら、渡された剣をアイテムボックスの中にしまった。
「私たちも行きますか?」
「もちろん。思いっ切り暴れるわよ。ついてこれる?」
少しにやけながら挑発めいたことを言った。
「行けますよ!鍛えてもらったこの力存分に発揮させてもらいます!」
ノートは元気な声で返事を返した。
俺は疾風迅雷で、周囲の魔物を巻き込みながら、敵のど真ん中に着いた。
「ふ~到着と。よくもまぁ、これだけの魔物が集まったものだな」
魔物たちは、みずから自分たちの懐に入ってきた人間に殺気を突きつけるが
「そんな陳腐な殺気じゃ俺は殺せねぇぞ。上には上がいるってことを教えてやるよ」
手招きをして
「かかってこい」
言葉は通じないが、挑発されたと感じたのか怒り状態になった一斉に襲い掛かったきた。
「死ね」
俺は疾風迅雷を発動しなおして、擬似電磁加速砲を撃った。直撃をした魔物は消し飛び、かすっただけでも四肢がもがれる瀕死の怪我を負わせた。そして、もう片方に持った銃の弾をを疾風迅雷の雷で加速させ、風で空気抵抗を限りなく失くして貫通力を上げた。その結果、はるか後ろにいる魔物まで貫通することができた、大量の魔物が死んだが、その屍を越えてどんどん魔物は襲い掛かってきた。
すると別の方から炎の竜巻が何本も表れて魔物を殲滅していた。その範囲外のところでは魔物が次々と空中に飛ばされていた。
「暴れてんな~フィーリアとノート」
フィーリアは魔法でノートはそのあまりある魔力で身体強化をして魔物を倒していた。
「俺も負けていられないな」
今度は俺から突っ込んでいって、弾を撃って撃って撃ちまくった。魔物の死体で足を掬われないように暴食を使って、どんどん吸収していった。それによって頭の中にアナウンスが流れ続けていた。
「うるさい!」
いくら雑魚の集まりといえど、一瞬の隙をつかれて思わぬ怪我をする場合だってあるのだ。そこに集中を妨げるような声が入ればイライラもするもんである。
「アナウンス!後にしてくれ!!」
そう言うと、さっきまで聞こえていた声がぱったりと聞こえなくなった。
(オフにできたんかい!)
心の中でツッコミながら魔物を倒し続けていく、時々遠視を使って魔物の後ろを見るが際限なくまだまだいるようだ。
俺はグレネードを召喚して空歩でに行き、爆発するのを見届けた。
ドゴォッン!!
周りの魔物たちは吹き飛んだ。が、上から見ると、地面が見えたのにまた魔物で地面がすぐに見えなくなった。
「流石に、おかしい。どんなに倒しても際限なくどこからか湧いてきやがる。あれは・・・」
俺はすぐさまガロルドに報告するために戻った。
ガロルドは後ろで冒険者たちに適格な指示を出していた。
「左に増えてきているぞ!第5から6はそっちに援護に!!」
そこに
「ガロルド!!」
「おお、祥太!!前で暴れていると思っていたが、何かあったのか?」
「前線で倒しまくっていたんだが、一向に減らないからおかしいと感じて上から奥を見てみたら何か魔法陣らしきものがあった。そこの周りは明らかにレベルの違う魔物が守るようにしていたからそこに行ってくる」
「増え続けているのは、それが原因か」
「多分な。できるだけ、倒しながら行くがさっきより増えるから気を付けてくれって注意だ」
「ここは、任せろ。お前は大元と思われるところを叩いてくれ。それが結果的にこちらの助けになる。頼んだ」
真剣な顔をしながら俺に頼んできた。
「任された」
そう言って、大元を叩くために目指した。目指して走っているとき、いきなり暗くなったと思い止まって上を見ると
「あれは・・・今のノートなら大丈夫だろう」
奴がノート達の方に飛んでいったが、大丈夫だと思い。また走り出した。
近づくに連れて、魔物のレベルが上がってきた。
「当たりだな。この感じは」
着いた瞬間にぶっ放して、守っていた魔物を倒した。
「ふ~この魔法陣が、原因で間違いなさそうだな。早く壊すか」
魔法陣に向けて撃とうとした瞬間いきなり横から、殴られた。
「ぐっ」
(こんなにダメージを食らったのは久しぶりだな)
正面を見ると空間が揺らぎ、そこから一人の男が現れた。
「今のを耐えますか。なかなか人間にも強い個体がいるのですね」
現れたのは、浅黒い肌に頭に角が生えていた。ある、種族の特徴と一致していたためすぐに分かった。
「お前、魔族か」
俺がそう言うと、先ほどの魔物たちの殺気とは比にならないほどの殺気を向けられた。俺が、表情一つ変えないでいると。
「正解です。そして、魔族を前にして一ミリも恐怖しないとは万死に値しますね」
そう言いながら、まっすぐに身体能力任せに突っ込んできた。
「なめるなよ」
銃口を向けると
「それは先ほど見ましたよ!」
魔族の男は射線から外れるように動いて、殴りかかってきた。
「なめるなと言っただろ」
顔に向けて迫ってきていた拳を、体を後ろにずらすことによって避けてそのまま、後ろ回し蹴りで相手の胴体蹴った。
「がはぁっ」
木を何本か折りながら吹っ飛んでいった。
「今のうちに壊しとくか」
魔法陣に弾を何発も撃ち込むと
パリーーーン!
「これでもう湧いてくることはないか。さて」
怒りで我を忘れているのか、先ほどよりも速いスピードで殴りかかってきたが、それを避けて相手の顔を掴み地面に叩きつけた。
「がぁっ」
「頑丈だな。魔族ってのは」
足で押さえつけながら、そう言うと。
「お前・・・ほん・・とうに、にん・・げんか」
途切れ途切れながらも、気にしていることを言われた。
「さてね、いるんであろう神はどう思っているか知らないけど、俺は人間のつもりだよ」
含みのある言い方をすると
「化け・・物め。こん・・な奴が・・いるなんて聞いて・・・ない」
魔族の男が、気になることを言った。
「おい。だれから聞いた。答えろ」
擬似電磁加速砲の銃口を向けると
「だれ・・が・いうか」
俺は頭に銃口を押し当てて
「言え」
引き金に手を掛けると、いきなり魔族の男が
「ルツィフェル様の祝福をーーーーーーーー!!!!!」
魔族の男の魔力がいきなり膨れ上がった。
「なっ!?」
俺はすぐに飛びのいて、距離をとると一瞬で、視界が真っ白になり、爆音が響き渡った。
「くそっ自爆しやがった」
爆発の中心には、おおきな穴が開いていた。
「は~気になることを言うだけ言って、死にやがって」
文句を言っていると
ノート達がいる方から
がぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!
大きな鳴き声が聞こえてきた。
「とりあえず、戻るか」
後ろから魔物を倒しながら俺は向かった。
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次回更新4月5日です!




