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突入はいつも適当に

投稿間隔が空いてしまい申し訳ありません

ちょっと別シリーズを書いていたところでして

決して決してサボっていたわけではございませんよ

ほんとですよ、ほんとほんと

某ガールズバンドゲームにはまって1500位とか

とってた訳じゃないですからね

某方位磁石ゲームにはまってレンとかミクとか

あてにいったりしてませんから

と、まぁ、こんな感じで自由落下を楽しむはめになったわけでして。

 

 「七番の旦那さんよぉ、そろそろやってくれねぇーか?」

 

 と呑気に落ちることすら楽しんでいる死神が己道に合図をだす。それまで泣き叫び不甲斐なさMAXだった己道の表情が真剣なものに変わる。

 右手を付きだし詠唱を始める。

 

 「(みなもと)は土。全ては集束し抗いの担い手となりて今一度、我が私欲のままに願い給う。土塔葬送(フュルナル)

 

 詠唱を唱えると同時に突きだした右手から幾何学的な魔方陣が組まれていく。丸から三角形四角と理解可能な模様を通り越して紡がれていく。

 そして詠唱を終えると魔方陣から巨大な土の十字架が現れる。

 魔方陣と似たような紋様が大量に刻み込まれた、その十字架は、ただそのまま落ちていく。

 

 「おいまてナノハの旦那さんよぉ。これでどう安全に着陸するんだよ!」

 

 落ちていくだけの十字架を見ながらようやく焦ったように己道の胸ぐらを器用に空中で掴む。

 

 「まてまてまて落ち着け落ち着いてくれ!よく見てくれ!」

 

 「あぁあ!?死ぬ前に何を見ろってんだ」

 

 と言いながらも下を見る死神。

 そこには迫り来る堅そうな地面がある。

 あぁ、死んだ。

 死ぬ前にナノハに謝っとくんだった

 熊さんのパンツ見てごめんなって。

 

 「もっとちゃんと見てから覚悟決めてくれませんかね!?あと熊さんパンツの件は後でゆっくり聞かせて貰おうか!」

 

 己道の叫び声で地面をよく見るとさっき落ちていった十字架が溶けだし沼が出来ていた。

 

 「え?あれに落ちるの?待って嫌だ。助かっても人間として何か間違ってる絶対間違ってる。イイイヤァァァア汚されるううぅ」

 

 「何を女々しいこといってんだよ!黙って落ちろ!どうせお前は人間捨ててるだろ!」

 

 クアドラ!

 死神と己道は叫び合い罵倒し合いながら落ちていく。

 己道はちゃっかりクアドラを発動させ綺麗に汚い泥沼に落ちようと試みている。

 

 どちゃ。べちゃ。ずしゃあぁ。

 泥沼の中に落ちる。

 二人とも見事に顔から。

 ……………………?

 

 「おい、生きてるか?」

 「誰にいってんだぁーよ」

 

 なんで生きてんだろ。

 不思議しかないが、(クッション)が機能したんだと思おう。正直期待してなかったけど。

 気にしちゃ負けだ、ギャグラノベだもん。

 

 背中合わせに二人が回りを見ると

 

 「早速囲まれた見たいだぁーね」

 

 二人が泥沼から顔を出すのに必死過ぎて容易に囲まれていた。流石はクソババァの兵士、よく訓練されている。

 

 が

 

 「その為に屋上全域沼にしたんだ。

 さっさと潰してナノハの助けになってやろうや」

 

 己道が言い放つと、死神が人格が変わったかの様にぐにゃりと邪悪な笑みを浮かべてナイフを両手に構える。さっきまでの陽気な雰囲気が一瞬で消え失せる。

 

 「殺ってもいいんだよなぁ?」

 「思う存分」

 

 駆け出す二つの黒い風。

 殺戮を繰り広げる右から左から上から下から切って刻んで細切れに楽しそうに笑顔で黒いナイフが躍り狂う。

 風を纏って氷を駆け焔を散らせ雷を落とす。ただの作業感覚で陣を展開し上へ下へ右へ左へ走り駆け翔び殺す。

やるべきことを成すためだけに。

 

 「羨ましいねぇ空を駆けられるってのは。こちとら沼の中を走ってるってのに」

 

 「うるせぇよ的に集中しな。そもそも沼の中で動き回り過ぎだろ。お前人間かよ」

 

 「魔法使いの旦那には言われたくないねぇ」

 

 「魔術師だ。間違えんな」

 

 無駄口を叩きながらも雑兵を無感情に殺っていく。

 ビルから落ちていくもの。切り刻まれ死体も残らないもの。焔で焼かれ逝くもの。

 

 「逃げろ!撤退だ!はやっ、ごばっあ、、?」

 

 逃げ逝くものにも容赦せず。殺って殺って殺って殺って殺り尽くす。

 

 「そろそろ止めろ死神」

 

 「あぁ?まだ敵が残ってんぞ」

 

 「うるせぇ、目的を忘れんな攻めいるぞ。あわよくば発電機ぶっ壊して貴族様に謁見(ワンパン)だ」

 

 「………了解だ」

 若干残念そうに

 

 「どうせ、まだ殺れる。今ここで殺り尽くさなくても良いだろ。はぁ、すっげぇ以外だったが納得でもあるわ」


 「なにがだぁ?」

 

 既に戻っている死神は本当に何の事を言っているのかわからないようだった。

 

 「いーや、なんでもない」 

 

 仕事が増えそうだなと内心やる気の失せている己道はさっさと階段を降りていく。

 それに続くように死神も階段を降りていき、ぐちゃ。

 転ける。

 さっきまでの鬼神のごとし殺し振りとは全くもって相反する表情でナハハと笑い階段を降りていく。

 

 「これって突入成功って思ってもいいのかね」

 

 と呟く己道だった。

 

 

次回 完結はさせます、まだですが。

日に日に完成度が落ちていく実感のある文章力

もっとしっかり構成すべきだったと

後悔しかない

はっ、後に後悔する出会いとはこれのことか!?

未来を予想していたんだな俺!

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