第四十八話・バグはイベントを荒す
契禊姫「はい。今回は特に無しです」
契禊姫「それでは……本編へ……」
契禊姫「どうぞ!!」
『当たりよ。でも、私はこの世界の神である運営に認められたバグ』
彼女はそう平然と言った
成程……運営が認めたなら彼女はバグでありながらも、このイベントのラスボスになるのか
『なら……私は貴女を支配し私の支配下にする』
彼女は向かってくる。殴ってくる彼女を私は右手で受け止めて
「……貴女はそういう役目ね」
彼女の拳を掴みそのまま抱き締めた。初めから戦う気など無いから
『どういうつもりだ?』
暴れる彼女を優しく撫でた
「私は戦うが……私のこの姿は貴女のお陰で手に入れた。だから貴女を仲間にしたいと思ったのよ」
彼女は笑うように
『私はバグを利用され作り出された存在。貴女も現実もタダでは済まない!』
分かっているよ。そんな事
「良かった。これで……」
私は彼女を話して頬を叩いた
「貴女は寂しかったのね。ならさ……」
私は両手を広げて
「私を支配してみてよ。私はそれを全力で抗い……ものにするからさ?」
彼女は目を見開いてから笑いだして
『何を言うかと思えば……良いよ。やってやるよ!』
彼女が私をもう一度支配しようとしてきた。彼女は私を見て笑っていたが、やがて
『何で!。何で!』
そう言って叫んでいた
私は彼女の元へと歩き
「だから言ったでしょ?。貴女は出来ないから」
彼女は偶然使われた存在
なら彼女もこのゲームの一部
『来るな……来るな!』
私は歩いていく。彼女を……
「貴女は生まれたて。何も知らない。だから言われた通りにしか出来ない。なら……」
彼女を抱き締めて優しく撫でた
「教えてあげるから。それよりも……」
最初は暴れていた彼女だが、次第に大人しくなった
私は操作して運営を呼び出した
「幾ら害は無いとは言え……バグを使いますか?」
運営に聞いた。勿論彼女を優しく包み込んで優しく撫でた状態で
『はい。申し訳ありませんでした。その可能性を考慮して常に監視していました』
やはりそうなるか……だってこれは例外なのだから
「なら、この子を引き取るからバグの部分を私に提供して欲しい。消し去るのは可笑しい。この子はこんな形で生まれたかったわけじゃ無いし……」
私は一拍置いて
「彼女がこの世界の住人ならこんな提案はしない。彼女は生まれて何も知らずにこのゲームに組み込まれた存在。言わばプレイヤーと同じだから」
私は運営にそう告げた
『……分かりました。検討します』
そう言って消えていった。私は少しだけ考えてから
「貴女は少しキキョウと待ってて」
泣き腫らした彼女は私を見て頷いた
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私はログアウトしてから電話をした
『契禊姫ちゃんから連絡とは珍しい……行った時は会えなくて済まなかった』
電話の相手は桔梗の父親。お金持ちで影響が大きい存在のこの人にお願いしてみることに
「こちらこそ……挨拶出来なくてすみませんでした」
私は謝りつつ、電話した要件を伝えてみた
『バグをか……出来ないことも無いが……何でも契禊姫ちゃんのお願いだ。やってみるよ』
そう言って電話を切った
今日の夜にまた電話が掛かってきて
『明日の朝ここに来て欲しい』
そう言ってメールが来て確認してみると、『Another・under・world』を配信してる会社の位置だった
『それと別件で契禊姫ちゃんにお願いしたいことがある。それも明日話す』
そう言って切られた。やはり、変わらない……
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次の日になり私と保護者役として悠姫と同行して向かう事に
受付に要件を伝えると直ぐに案内された
そこには
「初めまして。『Another・under・world』の運営リーダーをしている者です」
そう言って名刺を差し出してきた
「契禊姫ちゃん。久しぶり。先日は予定を開けれなくて済まなかったな」
あっ、桔梗のお父さんが頭を下げてきた。と言うよりかリーダーさん……見て分かる様にめっちゃ顔青ざめてる
「まさか……夢恢さんの知り合いとは……」
まぁ、私も私で一般人とは程遠いけど……
「まぁ、色々とあったんだ。それよりもご両親は元気にしてるか?」
一度だけ顔合わせてから何故か父親同士、母親同士で意気投合しちゃってるから……
「親達なら今は海外ですかね……代わりに悠姫が来てくれたから大丈夫だけど、大変なのには変わりないから」
桔梗のお父さんは笑っていた
「彼奴ならそうだな。まぁ、俺達にとっては契禊姫ちゃんは義理の娘だからなぁ」
私は目を見開いていた。知らないよ?。そんな話
「何時の話!?」
桔梗のお父さんは驚いた表情もせずに
「彼奴公認だが?」
お父さん……
「あっ……あのぅ……」
桔梗のお父さんは向き直り
「そうだったな。バグの件についてだな。確かに利用出来そうなそうしろとは言ったけどなぁ……影響及ぼすバグは違うだろ……契禊姫ちゃんだったから良かったもの……他の人なら精神が壊れていたぞ?」
そう言っていた。声では普通だが雰囲気は怒り気味だった
「分かっています」
ん?
「ちょっと待って……桔梗のお父さんは関わってるの!?」
悠姫が目を見開いて驚いていた。私に関しては何となく察しがついていたから……
「契禊姫ちゃんだからな。まぁ、良かったけどなぁ……」
悠姫は私の方を見ていた
「契禊姫ちゃん……貴女の交友関係はどうなってるの?」
どうなってるて……知らないよ……確かに桔梗のお父さん通じて色んな人に知り合いは居るけどね……
決して私の意思ではないけど……
「随分と親しそうに……話してますね……」
何か本題からズレてきた気がする……
「あぁ、娘のパートナーだったからな。大会の。私の娘は最強のプレイヤーと呼ばれていたっけな?」
私の方を見ていた。私は肩を竦めておいた
「そうですか……」
重たい空気になってきたから
「本題に。あの子の事です」
私は切り出した
契禊姫「はい。解説ですね」
契禊姫「今回の話は何度も書き直した話です」
契禊姫「1つは現実世界で精神が壊れる話。これに関してはその先の話が思いつかなかったので没に」
契禊姫「2つ目は精神と混じり二重人格になる話です。これに関しても上の理由と、これだと無理矢理感とそんな事が現実にあったとして……どう説明すればいいのかで没に」
契禊姫「もう1つは私自身が誰にも言わずに精神が壊れていく話でしたね。これだと話の終わりになってしまうので没に」
契禊姫「そんな感じでした」
契禊姫「さて、次に。桔梗のお父さんの名前や運営リーダーの名前が付いてない理由ですが……」
契禊姫「サブキャラで、出てくる頻度が少ない為です」
契禊姫「はい。次に、桔梗のお父さんの仕事ですが……」
契禊姫「設定上は世界に影響を及ぼす存在で、私甘々な人です」
契禊姫「甘々になった理由は、桔梗が原因ですね。話でも出ましたが、桔梗を亡くしてから、私の親達が挨拶とか葬式とかで会った為に意気投合。それからはそれぞれが親しくなり、両方とも公認で2人目の父親と母親として桔梗の親達が居る事に」
契禊姫「物語では久しぶり状態ですが、親達が頻繁に会ってるためにプレゼントとかは記念の日とかに送られてます」
契禊姫「はい。次に、今回の話で明らかになった彼女であるバグですね」
契禊姫「当初はバグでは無く普通にゲーム内の住人としてイベント物語の黒幕でしたが……在り来りで面白くないと思い」
契禊姫「電子世界とかや機械系でよくあるバグを使いました」
契禊姫「彼女は能力として干渉する能力で、不具合と同じ意味ですね。何処にでも湧く感じであらゆる所に起きてもおかしくない意味合いでこの能力に」
契禊姫「裏話としては意思は無かったのですが、本編でも言った通りにイベント枠として特別に住民のアバターを与えられて意志を持った感じです。意志に関しては完全に運営の想定外です」
契禊姫「監視していたのもそれが理由です」
契禊姫「さて、桔梗のお父さんが利用出来なら利用していいをそのまま捉えて利用した為にこんな話が出来たわけです」
契禊姫「完全に運営のミスです」
契禊姫「はい、今回は感じで終わりです」
契禊姫「それでは次の話まで……」
契禊姫「またね!」




