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私の同級生は異世界王国の最強騎士団長   作者: koike


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16/16

第16話 騎士団長…犯罪者を見つける。

いつも読んでいただいてありがとうございます。

土曜日と日曜日の投稿は休みます。 作者


新幹線の座席に座ると団長はすぐに、”どうだエーアイ、何かわかったか”と尋ねた。


”はい、ご主人様だいぶ状況がわかりました。”


”王子の医療センターのデーターにアクセスして救急の診断結果がわかりました。”


”まずはおばあ様のケガの具合は、鼻骨骨折と下顎骨折、それに右手の前腕と小指を骨折、腹部や太腿には打撲多数です、完治には1ヵ月ほどかかります。”


”やってくれたな~盗賊の野郎!、年寄りのばあさんの顔を殴って何が楽しいんだ~それに足蹴りもしやがったんだ!”


症状を聞いて長年の王国の警備実務でおおよその状況を想像した団長


”小指の骨折はなんでだ!、あのばあさんがきっと素直に金をださなかったのかな~”


”そうですね~管轄の王子警察署のデーターにアクセスしたら犯行の状況がわかってきました。”


”おばあ様が警察へ話した内容では犯人は三名、本日の深夜0時ごろ目出し帽をかぶり庭のガラス戸を破壊して侵入したようです。”


”自宅には亡くなった御両親の保険金など大金が保管されていたようです。”


”なんで、そんな大金を家に置いておくんだよ。”


”どうも、御両親の事業の取引先や銀行への借金返済の為に置いてあったようです。”


”ほとんどの返済は済んでいましたが、残った八百万円程が、ご主人様の大学の進学費用に自宅に置いてあったそうですが‥‥”


”そんな金が家にあることをどうして連中にわかったんだ”


”最近は関東地方では高齢者住宅を狙った連続強盗事件が起きているので、警戒するようにと、近くの警察署の職員になりすまして家にある資産状況を聞いてきたそうです。”


”ええ~!それで、ばあさんは正直に答えたのかよ~”


”はい、なんにも疑わないで答えたようです。”


”侵入してきた犯人たちには、孫の進学費用のお金なのでおばあ様は、そうとう暴行されても置いてある場所は言わなかったらしいですが、小指を無理やり骨折させられると泣きながら教えたそうです。”


”くそ~……あのばあさんらしいよ~、おとなしく渡せばいいものを、孫の進学の費用より、自分の体を大事にしろよ‥‥”と少し言葉がつまる団長


”よし、だいたいの状況はわかったぞ、まずは、ばあさんに暴行を働いた、その三人の賊を捕まえないといけねな~”


”他にもこの一週間で高齢者が被害にあった事件では、小金井市と代官山の高齢者の家が襲われています。”


”いずれも、犯人はまだつかまっていませんね~”


”う~む‥‥どうも、そいつらを操っている奴や、警察をよそおってお年寄りをだましている連中など背後にはとんでもない組織があるような気がします。”


エーアイは警察をよそおった電話などから計画的な犯行だと予想をたてた。


”え~、そんなめんどくせ~連中なのかよ”


”ばあさんを襲った三人の盗賊を捕まえれば終わりじゃねえのかよ~”


”終わりじゃないと思います!”


”それじゃ、どうすんだよ~”


”フフフフ~、まずは実行犯たちを、あのやさしい、おばあ様を傷つけた連中を、このワタクシが許すと思っているのですか、新幹線が東京に着くまでにこの電脳をフルに使って全貌をあばいて見せます。”


少し変なスイッチが入ってしまった電脳はエーアイは日本の宇宙航空研究開発機構‥JAXAのシステムに侵入をした。


”フムフム‥これが日本の自然災害対策用の先進光学システムを積んで、日本の上空にいる光学衛星監視装置「サクラ」のデーターか‥‥これの犯行時間の時まで遡って高解像度映像を調べて‥”


”あったあった‥‥王子のおばあ様の自宅付近をアップして、これを赤外線モードに切り替えると‥‥”


”ご主人様~ありました!~携帯にデーターを送りますので見て下さい~”


そう言われてライアン団長は携帯の画面を見ると、深夜の街の上空から自宅付近が拡大され三人の人型の光点が公園に向かい、車に乗る様子がはっきりとわかった。


”これが、ばあさんに暴行を働いた盗賊か!”


”そうです、ご主人様この三人が犯行を終えて逃走するようすです。”


”近くの公園で車に乗りこんでいますので、この近くの防犯カメラシステムに入り込みこの車を調べます。”


”ありました…携帯に送ります。”


ちょうど携帯には目なし帽をかぶった犯人達が車に乗り込み動き出そうとしていた場面が停止画像で写っていた。


ライアンが指で画面を拡大するとそこには、はっきりと車のナンバープレートが映し出されていたのである。


”やったじゃないか~これで誰の車かわかるぜ!”


”はい、そうです。今、このナンバーを関東陸運局のデータにアクセスして‥‥と、わかりました。”


”この車の持ち主は相崎卓也25歳ですね、住所は船橋市※※※‥‥番地です。”


”残りの二人も、ちょっと待ってくださいね、車がちょうどでかい交差点に止まっていますので、ここの防犯カメラにアクセスして‥‥あっ、写っていました画像おくります。”


”なんだ、目なし帽をはずして三人とも、はっきりと写っているじゃねいかよ~”


”はい、ちょうどいいアングルで防犯カメラがあったものですから……ご主人様の鑑定スキルで残りの二人の素性はわかりますでしょうか~”


”う~ん、、ダメだなやっぱり機械を通しているとわからねんだよ、前にもTVにでてた好みの爆乳タレントの画像で試しているからな~‥生身を見ないと鑑定ができね~”


”そうですか~、それじゃ~まずは警視庁の犯罪者データーシステムに入り込んで顔認証システムを使って‥‥‥おっと、ヒットしました。万引きの前科がありました。”


”名前は佐藤真一27歳、住所は八王子※※※‥‥です。”


”もう一人は運転免許センターのデータにアクセスして顔認証システムを使うと‥‥フフフフ~ありました。これで実行犯はコンプリートですよ~”


”最後の人物は名前が横山悟24歳で、住所は足立区※※※‥‥‥です。”


”まずは、実行犯の三人の身元が全てわかりましたよ、これをまずは警察に知らせようと思いますが、どうしましょうか~”


”それじゃ~玲亜のオヤジさんの携帯にでも、今回の事件の実行犯という事で画像データーと身元の資料を全て送ってくれ~”


”それから、ついでに小金井市と代官山の事件についても実行犯を調べられるか?”


”はい、一週間前ならまだ画像データーも残っていますのでかんたんにわかると思います。それでは、こちらの事件も実行犯を特定して資料を送りますよ。”


”でも、待てよ‥‥知らない奴から送られてきた、『犯人の資料です。』といって玲亜のオヤジさん信じるかな~”


”う~んわかりませんが、それなら警視総監のPCから匿名で送りましょうか、さすがに無視もできないでしょうから”


”えっ~そんな事ができるのかよ~…おもしれいじゃねいか~さすがに発信元が警視総監からだとわかったら、現場の刑事も調べるだろうぜ。”


こうして東京へ戻る新幹線の中で祖母に暴行を加えた三人の実行犯を特定した団長は、他の事件についても犯人を特定して監視カメラ映像の資料といっしょに、エーアイに指示して玲亜の父で刑事の天城達也の携帯に警視総監のPCに入り込み匿名で犯人の情報を発信させたのである。


~~~~~


警視庁の合同捜査本部


王子の傷害強盗事件が起きた午前中、関東で相次いで起きている未解決の2件の事件とあわせて世間を騒がせ混乱を招くような社会的反響の大きな重要事件として、警視庁の会議室にはすでに立ち上がっていた連続強盗事件の合同捜査本部に3件目として扱う事になった。 


最初に起きたのは東京小金井市の裕福な高齢者夫婦の一軒家が襲われ、夫人が死亡すると言う強盗殺人事件で始まり、二軒目は渋谷区代官山の会社経営の高齢者住宅が狙われ高齢夫婦が犯人から暴行を受けて重傷になっていた。


そして王子の今回の事件が起きた。三件の事件で共通しているのは警察になり済ました不審電話である。


これによって自宅に置いてある資産を確認した犯罪集団は犯行を重ねていたのである。


警察の上層部ではこの日本中を騒がす重要事件として、どうしても結果をださなければいけない状況となり、世間から注目される事件として結果が出せなければ誰かが責任をとらないといけない事件である。


警視庁内で対立する有名国立大学の派閥キャリア組では万が一責任を取らせてもお互いに問題がない、どちらの派閥にも入っていない、東北の地方大学法学部出身のキャリア組、伊達直樹だてなおき警視(35歳)を管理官として送り込んだのである。 


合同捜査本部の上座のテーブルに座って陣頭指揮をとる管理官‥伊達直樹警視(35歳)、国家公務員総合職試験に合格しキャリア組ではあったが地方の私立大学の法学部出身の為、肩身のせまい思いをしていた。


都内の国立大学の法学部や有名難関私立大の法学部をでた同期の中で、一番苦労する現場を任され不条理な責任を押し付けられ失敗すれば処分、成功しても手柄は上層部と言う板挟みの中で今回の事件でできた「連続強盗対策本部」の管理官として着任していたのである。


所轄の担当刑事が集まり、午後の捜査会議がはじまる前に、伊達管理官のそばに本庁、刑事部の「組織犯罪対策課」の天城係長が携帯を片手に寄ってきた。


「伊達管理官、これを見て下さい!」


「先ほど、昨夜の王子の事件の犯行グループの詳細や他の事件についても匿名で画像と犯人の情報がいっしょに私の携帯に送られてきました!」





つづく、、、














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