捕まったって、、、え?
「ふーん」
「え、そんな反応⁉現地にまで来たんだから、かなりの信者なんじゃないの?」
いやまあ初対面でいきなり財布盗って怪盗団に誘ってきたキチガイが捕まっただけだからな。
「しかも数日後に処刑されるって...」
「本当ですか⁉ドールさん大丈夫なんでしょうか」
パレットが驚きで声を上げる。
「ドールさんって...愛称つけるほどハマってるのね。もしかしてこっちに来たのは彼女に連れてこられた感じ?」
「うわっ」
いきなりえりをつかまれる。
あぁパレットか。じゃあ仕方ない...とはならんよなぁ!
「なにすんだよ!」
「いったん部屋に戻りましょう。ドラスさん教えてくださりありがとうございました!」
叫びながら帰っていくパレットに少々引きながら、「負けじ」とこちらも叫ぶ
「話してて楽しかったわー!またお話ししようねー!」
「やっぱりドールさんは助けるべきですよ!」
日本人のヒカル視点、こんなに日本の和室に似ている部屋があることに驚くほどの部屋で、パレットはさらに言葉を続ける。
「だって、あの人は友達ほどではないですけど、知り合って間もないわけではないでしょう!」
「仲間ですらないのに、刑務所まで行って助けに行く必要はないでしょ」
「必要はあります!」
食い気味に叫ぶ
「我は我が知り合った人。しかも濡れ衣っぽい人を濡れ衣のまま放置するなんてできません!」
ヒカルに思うところはある。自分だって人を見捨てるなんてことできるならやりたくない。だが、
「手を出す方法がないんだよ」
「あっちはガチの犯罪者として捕まったんだ。俺たちが届く範囲じゃない」
「なんだ。そんな話だったんですか」
「どんな犯罪者もいったん留置所に数日間送られて取り締まりを受けるんです。だから、いま我たちがそこに行けば、助けに行けますよ!」
「だから!今すぐ助けに行きましょう!」
「お、おう!」




