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          7 討伐

 アンドロイド達はワイバーンを討ち漏らさないように考えた。上空からのアイスクルランス、逃げ出したワイバーンに貫通魔法で全部仕留めた。

            7  討伐


 アンドロイド達はワイバーンの山間の地に向かった。本来なら依頼したこの地の村長に会いに行くのだけど、ギルド長が依頼内容を変更したためその必要がなくなった。アンドロイドは接待されても困るだけだ。

 直接ワイバーンの巣に向かった。約10体のワイバーンがいる。ワイバーンは雑食だ。家畜も農作物も好物だ。農家には天敵だ。討伐依頼は順当だ。しかしワイバーンは複数体いる上に強敵だ。1体のワイバーンでもBランク以上が適当とされる。複数体のワイバーンが王都に現れたら冒険者ギルドが総力を上げて討伐にあたるが、王都でない所の複数体のワイバーンに王都の冒険者ギルドが総力を上げる理由がない。

 複数体のワイバーン討伐は依頼に馴染まない。依頼料が高額ならSランク冒険者への依頼になるかも知れない。しかし今回は1体のワイバーン討伐にも満たい依頼料だ。冒険者にとって旨味ない依頼だ。しかしギルド職員としてはいたたまれない気持ちになる。受付嬢の気持ちは判る。だけど受付嬢のやり方は倫理に悖る。ペナルティは受付嬢に下るのが適当だとギルド長は思う。

 アンドロイド達はワイバーン達を見て逃す可能性が高いと考えた。普通に考えればアイスクルランスを撃ち続けて飛行能力を奪うのが妥当だと思うが逃す可能性が高い。上空からアイスクルランスを撃ち、逃れたワイバーンを貫通魔法で撃ちとるのが一番逃すワイバーンが少ないと判断した。

 アンドロイド達は上空に上がった。ワイバーン達はアンドロイド達を見ているだけだ。アンドロイド達は、

「アイスクルランス」

と唱え続けた。大量の氷の槍が降りかかる。ほとんどのワイバーン達は地面に釘付けになった。逃げ出したのは3体だ。アンドロイド達は貫通魔法を放った。2体を仕留めた。残り一体にアンドロイド達が貫通魔法を放った。距離があったので難しかったがなんとか仕留めた。全部で11体のワイバーンを収納して王都に帰還した。受付嬢は先日の非礼を詫びた。近日中に退職する事になったそうだ。

11体分の報酬、買い取り金額で大きな金額になった。ワイバーンの肉は美味しいそうなので一体分だけ肉を受け取った。アンドロイド達はAランク冒険者にランクアップした。誰も文句のない功績だろう。そしてアンドロイド達はまたダンジョンに潜った。

 アレンは6歳の誕生日を迎える。マリエールもその会に招かれている。婚約者だから。外見だけみればマリエールは将来美しく成長するだろう素質を備えた美少女だ。国王陛下の寵愛も受けている。そんなに会うことがないから。誕生日パーティーでもアレン、マリエールの美少年、美少女ぶりは際立っている。それをマリエールの一言で台無しにした。

「アレン、たった数ヶ月年上だからと言ってお兄さんぶらないでよ。」

場は凍ってしまった。公爵もとりなしようがない。アレンは、

「そんな気はないよ。きみは僕の対等なパートナーさ。」

と言って場を収めた。アレンは今後も大変そうだ。

 アレンとマリエールは美少年、美少女だ。会場でも際立っている。そんな時、マリエールの一言で会場が凍った。

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