表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
白いツバサ 連なる世界(第九幕if)  作者: 仲仁へび
第5章 連なる世界

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

41/67

第40話 アルノド追加



 二回目の五日目。


 大災害のことで気になる点がある。

 あの災害の中で姫ちゃんが述べた内容だ。闇の魔力が吹き上げる光景をみたという話。


 東の果てから中央領へ向かう際、船の上から見た光景に似ていたらしい。ロングミストから立ち上る光の柱を見た時と、そっくりだとか。


 あの町に起きたことと同じ事が、ここでも起きる?


 そう思った僕は、詳しい事を知ってそうな人物、とある兄弟へチャットを飛ばす。チィーアちゃんとユーリ君だ。(あの兄弟はチャットの使い方にすぐ慣れたようだ)


 彼等から聞いた情報では、ロングミストは何らかの原因で星脈が詰まっているから、爆発が起きてしまったとのこと。(チィーアちゃん談。状況提供者、幽霊)


 星脈とは、星の内部に流れる魔力の通り道のことらしい。


 通常は、その星脈から地表に魔力が噴出し、地上から魔力が戻ったりして、あちこち循環しているとか。


 それならばと、姫ちゃんの記憶を参考にしながら、闇の柱が上った場所を調べて、星脈の位置を突き止める事にした。


 ここら辺になると、僕達にはやる事が無い。


 それ以外である事というと


 代わりにアルノドが追加でこちらに送り込まれた事だ。


 アルノドは、


「司教共を動かすために、何でもいいから尋問して情報を吐かせりゃいいじゃん」


 という未利のアイデアで、呼んだのだ。


 白金の部隊は、大司教が動かしているらしい(情報提供元ロザリー)。なので、アルノドと司教は親交があったはずだ。相手を動かすために、些細な情報でも欲しかった。


 そういうわけなので、尋問タイムに突入する事になった。


 研究所の一室に連れて行って、未利が虫をつきつける。

 アルノドは虫が苦手らしい(こちらの情報提供者はクルス)。


 シュナイデル城にいるときに尋問はやっておきたかったらしいが、色々忙しくてできなかったらしい。


 虫をつきつけられたアルノドが、女声で叫ぶ。


「ぎゃああ、ちょっと。なんであたしばっかりこんな目に合うのよ、他に候補いるでしょおっ。いやぁぁぁ、きもちわるい、きもちわるい! 足がたくさんあるぅ! 目がたくさんあるぅ! 毛がたくさん生えてるぅ!!」


 のぶといおっさんの声が、それから数十分続いた。

 外にこの悲鳴が聞こえてないといいなー。






 その後、いったん研究所内にある自分の部屋に戻った未利がいなくなった。


 セルスティーさんがいるところだからと油断していた。


 とびらにはカギがかかっていたけど、窓は開いていた。


 窓の施錠をしわすれた?


 そう思ってメリルさんに尋ねたら、メリルさんは首を横に振る。


 きちんと確認したから、その可能性はない、という事だ。


 なら、もしかして内部の人たちが?

 とりあえずセルスティーさんに内部で働いている人達のチェックをお願いする。


 前の時、もっと詳しく話を聞いておけばよかった。


 人質をとったとかいう人間の特徴を聞いておけば、何か違ったかもしれないのに。


 立て続けにさらに悪い事がおこる。

 コヨミ姫やルミナリア・三座ちゃん達ともチャットが繋がらない。



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ