7話 この子誰の子?
…きて…さま…
ん?何か声が聞こえる様な…
「お母様起きて!」
その言葉と同時に体に大きな衝撃が
「痛っ!いったいなに………っっ!??」
ロベルタが視線を向けるとそこにはマリウスに瓜二つの幼い子供の姿が。
「えええーー!!!」
ガチャッ
「「「ロベルタ!/様!」」」
「お母様〜」
……どういう状況?
一旦、マリー達には出ていってもらい3人だけで現状確認をする事に。
「えーと、それでこちらの子はマリウス様の息子様ってことでよかったですか?」
「いや、違う…ハズ」
「え、でもこんなにそっくりですよ?」
「僕お父様の子供だよ!」
あ、可愛い…ぷんぷん怒ってる…///
じゃ、なくて!
「ほら!本人もこう言ってるし絶対マリウス様の子ですって!」
こんなに容姿が瓜二つで親子じゃないなんて無理があるだろう。色彩が私に似てるのに少し不安が残るがこの子の父親はマリウス様で間違いないだろう
「いや、しかし作った記憶がない」
「え、流石にそれは最低すぎませんか?」
酔った勢いでやっちゃったとかですか?
…正直引きます。
それにしても
「この子どうやってこの家に入ったんでしょう?」
そうなのだ。忘れていると思うが、今この公爵邸には私の"家守り"のスキルで結界を張っている状態なので、ある条件をどれか1つでもクリアしていないと屋敷には絶対に入れない。1つ目、私が発行した許可証を持っていること(大体お客様用、門番が管理してます)。2つ目、顔と名前を知っており許可済みなこと。(使用人がこれにあたります)3つ目、"血縁関係"があるもの。あ、勿論前提条件として悪意が少しでもあると屋敷には入れません。
「スキルの条件を満たしてないので入れない筈なんですが、まさか私のスキルが発動してないとか…?」
「いや、スキルは問題なく発動している」
「じゃあ、どうしてですか?」
「…」だんまりなマリウス様
するとさっきのやりとりで拗ねたのか頬を膨らせながら
「僕産まれた時からこの家にいるもん!」プンプン
あ…また怒ってる…カワイイ///
じゃなくて!それは聞き捨てならない!
「マリウス様どういう事ですか!?まさか…どこかに閉じ込めてたんですか!?」
「違う」
「でもマリウス様程の方なら私のスキルなんてどうとでもなりますよね?産まれた時からってことは、はっ!…この子の母親も閉じ込めてたりします?」
「そんな事してない」
「じゃあ、どうして?」
「はぁ、血縁関係があるんだ」
「はい、だからマリウス様のお子さんですよね?この子もさっきから呼んでるじゃないですか!お父様〜おかあさ…ま………ん?」
あれ?マリウス様をお父様って呼ぶのはいいとして何故私をお母様と呼んで…?
嫌な予感がする。
「スキルの条件を満たす項目に血縁関係があるというのがあるだろう。あれは、スキルの使用者と血縁関係があるということを条件としているんだ」
・ ・ ・ てんてんてんチーン
「…つまり?」
「つまり、この子供は私と君の子だ」
「僕の名前はリアム・ランベルト!3歳!間違いなくお父様とお母様の子供だよ!」プンプン
怒りながら指を3つ立てビシッとポーズをキメるリアム
あっ可愛っいや、まっえっ
「ええええ〜〜!???」
遅くなりましたが続きです。評価ブクマありがとうございます(●︎´▽︎`●︎)これからも応援よろしくお願いします。




