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第85話 スローライフで釣りはいいね

「そんな餌で釣れるのかい」

「わかんない。だって初めてなんだもん」


絶対虫の方が釣れると言い張るドートー。

そりゃ、長年の経験がそう言われているんだろうけど。


「虫は嫌」っていうのだって長年の経験なんだから。


今、いるのは昼下がりの海。

今日は風もなくて、波も小さいからあんまり揺れない。


初心者が舟釣りをするのに最適な陽気。


いいわね、こういうの。


スローライフなんだから、釣れなくたっていいのよ。

釣りっていうのは、のんびりと過ごす時間が大切なのよ。


そんな言い訳をしながら、まずは1番って書いている練り餌を取り出す。


「これをこのくらい丸めて、釣り針につける。ほら、できた」


自慢そうにドートーに見せる。

苦笑いしているドートー。


「こうやって、少し離れて地点に投げ込むんだよ」

「こうね」


ひゅんって音がして、仕掛けが飛んでいく。


飛ぶ距離は、ドートーの半分たけど、いいのよスローライフだから。


「釣れるかな」

「あせらない、あせらない」


そういいつつも、ドートーは小さく竿を左右に動かしている。

餌に動きを出しているのかな。


私は良く分からないから、投げ入れた後はじぃーと待っている。

糸の動きが分かるように付けられたプレートは、ぴくりともしない。


魚が喰いついたら、下に行くから分かるはず。


「おっ、きた!」


さっそく、ドートーには魚が掛かっている。

そんなに大きくないみたいで、竿を引いてあっと言う間にあげてしまう。


「小さいけど、シロアジだ」


白く輝く鯵。

焼いたり、干物にしたりする。


「私には来ないな」

「あせるなって」


何度も同じこと言われる。

つまらないから、次の練り餌にしてみよう。


2番の練り餌をつけて、投げ込んでみる。


何が違うのか、忘れてしまったけど、まぁ、10番まで順番に試してみよう。


もうドートーは3匹目のシロアジを釣り上げている。

さすが、プロだ。


「来てください。お願いっ」


なんて言ってみたら、なんと。

本当に来た。


「わー、引いてる。引いてる。どうしたらいいの?」

「あせるなって、竿を立てて」

「無理。なん強い力で引っ張るのよ」

「ずいぶんと大きなの掛かったみたいだな」


ひとりでは無理ぽいから、ドートーにも手伝ってもらう。


ふたりで引いて上がってきたの魚は・・・


スローライフ中ですね。

楽しく書いて、楽しく読んでもらえたらうれしいです。


そうそう。

新連載はじめました。


今度は料理人のお話。

だけど、普通の料理人じゃなくて、錬金料理人。


当初は毎日4話アップの予定です。

よかったら、読んでくださいね。


『「料理人は引っ込んでろ」と言うけど、錬金料理人って実は超強力な奴なんです』


https://ncode.syosetu.com/n7657ev/


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