第82話 お店もできるかな
「ここは、広いんですがちょっと使いづらいですね」
村長さんと一緒に空き家を見て回っている。
今、見ているのは、村の中心からちょっと外れた所にある長細い家。
入口かせ入ると広めの土間があって、その後ろに部屋が2つがある。
元々は、漁具の補修をする作業場付きの家だったらしい。
だから、土間が広くとってあるんだ。
「ここにお店を開いてはダメですか?」
「いいですよ。村から海に向かう道沿いだから、村民の多くは毎日通っているしね」
人通りも多いのか。
すると、お店としての条件が合う。
別にお店が開ける家を探していた訳じゃない。
だけど、ちょうどお店を開くとちょうどいい空き家を紹介してもらった。
だったら、お店のことを考えるのもいいかな、と。
「どんなお店、開くんですか?」
「かわいい雑貨のお店にしたいんです」
「よろず屋ってことですね」
雑貨の意味が通じない。
まぁ、この世界で雑貨という分野がないんだから仕方ないよね。
「村の人たちは食器とかはどこで買っているんですか?」
「街に出たとき、買ってくるのが普通ですね」
「村でそういう物を売ったら、売れますかね」
「どうでしょうか」
村にある商店は、食料品屋さんと漁具屋さん。
ほかにはないから、売れるかどうかはわからないみたい。
「あ、この空き家、いくらで貸してもらえるんですか?」
「月に銀貨6枚でどうでしょうか」
「はい。それなら借りたいと思います」
うん、決めちゃおう。
こんな空き家があったなんて、私のことを待っていてくれたとしか思えないし。
お店はいのんびりと用意してみよう。
自分が好きな雑貨と、ポーションみたいな必要とされているアイテム。
そんなお店にするのがいいわね。
お金はなんとかなるから、楽しくお店づくりしましょうね。
スローライフに突入です。
楽しく書いて、楽しく読んでもらえたらうれしいです。
ブクマと評価もよろしくです。
この連載は1日1話アップの予定です。
今、1日4話アップしてガンガン書いている連載はこれ。
『寝取られリーダーがパーティを追放されて悪魔との契約でSSS級になり復讐する』
悪魔が出てきて、異常なテンポで話が進む連載です。
よかったら読んでね。
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