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臥亮転生  作者:
コボルト村編
71/189

州都へ

 外が騒々しかったので目が覚めた。

 天幕から出ると空が白んでいる。


 ビコーナは既に起きて村長たちを手伝っていた。


 というか、起きたのはわたしが最後だった。


 ポンコツ息子で寝坊助(ねぼすけ)なスクーナが既に起きて手伝っていた。

 わたしが驚いていると

 「昨日、死にそうになったのに興奮して寝れるわけないじゃないか」

 と怒られたが。死にそうになったっけ?思い出せない。


 ビコーナがその会話を聞いてしまって目が点になっている。


 わたしたちは誘拐されたが捕まっていて気付いたら

 義賊の“Ⅾ”が誘拐犯を倒していた。というストーリーだったではないか。


 本当にポンコツ息子だなぁ。


 ビコーナを果物のシャーベットで口止め買収を謀る。

 しかし朝からは要らないらしい。それもそうか。

 お手伝いで忙しいのでそんな悠長に食べてる暇も無いらしい。


 スクーナは勝手に冷蔵庫を開けるんじゃない。


 村長には黙っててくれるそうだ。ありがとう。

 アイスクリームが出来たら最初に食べさせてあげよう。


 そんなこんなしているとクリケットとフィヌムたちがやってきた。

 フィヌムがストーンゴーレムの太郎に驚いている。


 クリケットに話は聞いていたが実際に見るとやはり驚くらしい。


 太郎をペチペチ叩いているが命のやり取りをしている狐掘人(コボルト)族と違い

 そこまでの禁忌ではないようだった。


 村長たちと輸送の話し合いが終わり戻っていった。


 

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