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臥亮転生  作者:
コボルト村編
42/189

新大陸 その2

 船員の安全を確保しつつ冒険を進める。


 新大陸を冒険したがトマトもジャガイモも香辛料もない。

 金山も無ければ遺跡も無い。残念。


 植生自体は村とそこまで違いはない。


 飲み水になりそうな水場は見つからなかった。


 沼はあったけど飲めるようにするには大変そうだ。


 沼では粟米(アワゴメ)とかいうのが自生していた。


 日本のお米に比べると細長い。

 食用みたいだが美味しいかどうかはわからない。


 お腹が膨れそうなほどは生えてない。


 お昼も過ぎて子どもたちに餌づけをしていると


 猛獣の声がと足音が聞こえた。


 まぁ先に気付いたのはスクーナ達なんですけどね。



 山鯨(ヤマクジラ)だ。かなりデカい。体長3万メートルは


 ないか。5メートルくらい。それでもデカい。


 しかも燃えるように赤い。レア種かネームドか山の神か。


 たぶん狐掘人(コボルト)族だけなら一番ちっちゃい子以外は逃げれたろうけど


 わたしと一番ちっちゃい子を守るように対峙している。


 すごい勢いで吶喊(トッカン)してくる。


 【A.V.シールド】を展開する。

 しかし山鯨(ヤマクジラ)は寸でのところで回避する。


 いや、少しは衝突(ぶつ)かったか。しかしダメージを負ってるようには見えない。


 スクーナは驚いて足を挫いたようだ。


 ん?そうだ!


 わたしは【A.V.シールド】を消して山鯨(ヤマクジラ)右前足に

 がっちり拘束するように【アイテムボックス】の入り口を出現させる。


 前足をガッチリ拘束された山鯨(ヤマクジラ)は振り解こうと暴れる。


 右前足が歪な方向に曲がっている。折れたようだ。


 それでも抜け出すことが出来ない。


 位置取りさえ間違えなければ攻撃は当たらないだろう。


 さすが子どもとはいえ狐掘人(コボルト)族。

 攻撃をまったく寄せつけず完封した。


 スクーナは、なにもしてないけどね!


 山鯨(ヤマクジラ)を解体していると

 なんと山鯨(ヤマクジラ)が喋りだしたのだ。


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