新大陸 その2
船員の安全を確保しつつ冒険を進める。
新大陸を冒険したがトマトもジャガイモも香辛料もない。
金山も無ければ遺跡も無い。残念。
植生自体は村とそこまで違いはない。
飲み水になりそうな水場は見つからなかった。
沼はあったけど飲めるようにするには大変そうだ。
沼では粟米とかいうのが自生していた。
日本のお米に比べると細長い。
食用みたいだが美味しいかどうかはわからない。
お腹が膨れそうなほどは生えてない。
お昼も過ぎて子どもたちに餌づけをしていると
猛獣の声がと足音が聞こえた。
まぁ先に気付いたのはスクーナ達なんですけどね。
山鯨だ。かなりデカい。体長3万メートルは
ないか。5メートルくらい。それでもデカい。
しかも燃えるように赤い。レア種かネームドか山の神か。
たぶん狐掘人族だけなら一番ちっちゃい子以外は逃げれたろうけど
わたしと一番ちっちゃい子を守るように対峙している。
すごい勢いで吶喊してくる。
【A.V.シールド】を展開する。
しかし山鯨は寸でのところで回避する。
いや、少しは衝突かったか。しかしダメージを負ってるようには見えない。
スクーナは驚いて足を挫いたようだ。
ん?そうだ!
わたしは【A.V.シールド】を消して山鯨右前足に
がっちり拘束するように【アイテムボックス】の入り口を出現させる。
前足をガッチリ拘束された山鯨は振り解こうと暴れる。
右前足が歪な方向に曲がっている。折れたようだ。
それでも抜け出すことが出来ない。
位置取りさえ間違えなければ攻撃は当たらないだろう。
さすが子どもとはいえ狐掘人族。
攻撃をまったく寄せつけず完封した。
スクーナは、なにもしてないけどね!
山鯨を解体していると
なんと山鯨が喋りだしたのだ。




