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臥亮転生  作者:
コボルト村編
41/189

新大陸

 「わたしの魔眼がうずくぜ!」っとか中二病なことを言ってみる。


 左目は全く治りそうな気配がない。


 しょうがないので左目には眼帯を巻く。


 海賊みたいでカッコイイ。コウメ御前と呼んで欲しい。

 チンシーでもいいよ。麻薬は売ってあげないけど。


 副船長のビコーナと手下のスクーナで新大陸を目指す。


 死にかけたのに歩き回るなとも言われたが

 海賊は冒険してこそである。船には乗ってないけど。


 他にもビコーナより小さい子どもたちも付いてくる。


 7人パーティーである。



 新大陸には目星を付けてある。


 村から少し離れた所に大きくて深い谷がある。


 降りるのはオススメしない。谷底には魔素(まそ)が充満してる。

 その魔素(まそ)を吸って育った魔獣や野獣は

 もの凄く強くて獰猛らしい。


 谷は幅200から300メートルくらいはあるのだけれど

 一か所だけ狭いところを見つけていたのである。


 あくまでも目算だけど50メートルくらいである。


 まず谷を渡るために走り幅跳びの要領で思いっきり飛ぶ。


 そして【アイテムボックス】の入り口を足元に

 半径2.5メーター厚さ0.01ミリで展開。


 その足場を利用してまた走り幅跳び


 飛ぶ瞬間に【アイテムボックス】の入り口を消して

 新しい【アイテムボックス】の入り口を展開。


 十回ほど繰り返してなんとか谷を渡る。


 そしてスクーナに合図を送る。


 スクーナには弓をわたしを狙って射るように言ったが

 本当に狙うヤツがあるか。


 もう少しで(あた)るところだった。後でお仕置きである。


 矢には蜘蛛の糸が結んである。


 蜘蛛の糸は目に見えないくらい細くて強くて非常に高価な糸である。


 後日、スクーナママに勝手に持ち出したことがバレて

 怒られたがそれはまた別の話。


 次に蜘蛛の糸に細い針金を通して手繰り寄せる。

 次に細いワイヤー、中くらいのワイヤー太いワイヤーと

 だんだん太くしていく。


 わたしの用意した一番太いワイヤーを岩場に固定して完成である。


 スクーナが渡してあった滑車で滑べってくる。


 いやいや、安全装置を付ける前に降りてくるな。


 一番細いワイヤーは滑車と結んであるので手繰り寄せれば

 何回も使える。

 二番目に太いワイヤーも両岸に固定して命綱とつなげる。


 7人中5人はワイヤーを自力で手繰って村側の岸に行けるようだ。


 わたし?わたしは無理だった。

 わたしと一番ちいさい子だけは引っ張ってもらう。


 まぁわたしは【アイテムボックス】を足場にして登れるけどね。


 

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