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接収
泣く子と地頭には勝てぬ。
行政代執行である。理不尽。
金貨3枚貰えることになった。わたしの要求が甚大になる前に
お金の力で解決する方針に変わったらしい。
平民は一か月金貨1枚あればギリギリ生きていける
くらいの価値である。貧乏国家にしては奮発してくれた。
ただこんな辺鄙な村ではお金を使う場所もないんだけど。
それはともあれ支払い方法は面白かった。
打ち出の小槌である。
大人の拳大の銀色の小槌である。
振ると金貨が3枚出てきた。
おお、スゴイ。
金貨を小槌で叩くと金貨が消えた。また振ると金貨が出てくる。
面白い。
小槌は個人認証されていて他人が振っても出てこない。
何度も出し入れしてもらっていたらついにキレられた。
金貨よりも打ち出の小槌の方を欲したが
打ち出の小槌はメッチャ高いらしい。断られた。
かなり大きな街に行かないと売ってないらしい。
うーん。帝国へは行きたくはないが少し大きい街には行ってみたい。
その時が来たらその時考えよう。




