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温泉
温泉である。露天である。
村からは歩いて30分くらいかな。
狐掘人なら10分くらいかな。彼らは歩くの速い。
美しい自然の中というわけでもなく
小高い丘、はげた岩山。草木は枯れてるのか茶色い。
ストーンゴーレムがギリギリ見えるくらいの距離が離れてる。
鉱山で仕事をした後に泥や汚れを落とすのだろう。
コバルトの精錬所も近いらしい。
小川も近くを流れている。
源泉はかなり熱い。たぶん500度くらいあるよ。
小川の水を混ぜてちょうどいい温度に冷ます。
鉱山国家を自称するだけはあって浴槽はしっかりと造ってある。
目隠しもきちんとあるよ。混浴でもない。
お湯は魔女が秘薬でも煮てるんじゃないかってほど
おどろおどろしい色のエメラルドグリーン。
ゴミみたいなのもいっぱい浮いてる。
ちょっとヌルヌル。
ホントに大丈夫?
お湯、腐ってないよね?卵が腐ったような臭いがする。
お湯の色に躊躇していたらお風呂の入り方が分からないとでも思われた。
ビコーナが丁寧にお風呂の入り方を教えてくれた。
お湯は気持ち良かったよ。




