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臥亮転生  作者:
コボルト村編
15/189

コボルト その2

 「なんだ!お前は!」怒鳴られた。「なんだ」とはなんだこっちのセリフである。


 狐掘人(コボルト)のオスは狐掘人(コボルト)の女の子を庇うように対峙する。


 どうやら急には襲っては来ないようである。良かった。

 ただ警戒は怠らない。1匹だけなら【A.Ⅴ.シールド】で攻撃を回避出来るが

 2匹だと心許(こころもと)ない。2匹以外が隠れているかもしれないし。


 観察していると気付いた事がある。女の子カワイイ。美少女である。

 犬耳カワイイ。鼻が黒い。モフモフしたい。クンカクンカ匂いを嗅ぎたい。


 オスのほうは生意気そうなガキである。小声の会話から推察するに兄妹っぽい。

 妹の方は(ウチ)で飼いたい。ちゃんとお世話するので飼っても良いでしょ?


 睨みあっていると「ぐぅ」とお腹が鳴った音が聞こえた。

 どっちだろう?


 妹のほうが赤面している。チャンスである。餌づけしよう。

 持っていた天牛の燻製肉を差し出す。


 「ルールルルルル」「ルールルルルル」

 呼んでみたら兄貴のほうが来た。お前は呼んでない。


 

 

 

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