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チョコでバタバタ

妖精たちが

「椿はええのお~」

 慶ちゃんはご満悦である。

 明石駅の山陽電車の駅前に花屋さんがある。そこに面白い椿が300円で

売っていて慶ちゃんはご満悦である。

 椿といってなめてはいけない。最近はものすごく色々な種類の椿があるのだ。

 一見して椿にはみえないものもある。冬の花が少ない時期に椿の花は貴重だ。

 「ぬくれおちどー!」

 慶ちゃんが叫んだ。よく意味がわからないが、何か椿の交配に役に立つなにからしい。慶ちゃんの一発ギャグを舐めてはならない。

 前にインターネットを見ていたら、石を売っていた。

ファイアーアゲートとかいう石だ。それをみて、慶ちゃんが

「ケツアルクワトル!」とか叫んだ。あとで調べてみると、南米の龍の化身か何からしい。その魂が石にこめられているとかいう意味だった。

 よくわからないけど、あとでわかることもある。

 今日は、忍ちゃんがイチゴをもらう日だ。

 スーパーに行って、イチゴを買ったら、忍ちゃんの大好きな章姫だった。

忍ちゃんごまんえつ。慶ちゃんはミカンをもらって、剣ちゃんはチョコレートの板チョコをもらった。

 この精霊たちはおかしな習性があって、板チョコをもらうち、その精霊が、ほかの精霊をバタバタとその板チョコで仰いで風を起こす。

そして、「妖精たちが夏を刺激する 生足魅惑のマーメイド」とか歌いだす。

どうやら、この歌が好きらしい。そういえば前に平家の霊が宇多田ヒカルの

トラベリングがすきとかいっていた。なんでだろうと思って、

曲をきいていたら、曲の最初のぶぶんの音が「祟る、祟る、祟る、祟る」に聞こえる。うわーっと思った記憶がある。この子らも妖精ってのを自分たちにかさねあわせてるのかなーって思った。

夏を刺激する。(まあ、冬なんだけどね)

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