どろぼうさんの風呂敷
慶ちゃん、唐草模様の風呂敷をみつけてもりあがる
最近、ずっと家の帰る道すがらにあるスーパーによる。だって精霊たちが喜ぶから。
でも、最近は健康同盟とか結んで、甘いものをおねだりしなくなった。
かわりに、オレンジとイチゴとプチトマトが定番となった。しかし、今日スーパーに行ってみると、熊本産のプチトマトにくまモンの印刷がなかった。
剣ちゃんは顔をしかめていった。「これいらない」
その横に普通のトマトがあって、剣ちゃんはこれがほしいといった。
これ、普通のトマトだけどいいの?ってきくと、「くまモンがついてるからいい!」
と言った。
なんか、くまモンなら何でもいいらしい。
それから、何か慶ちゃんがギャグとばしていたが、何言ってたか思い出せない。
本来、慶ちゃんたち精霊は夜の10時くらいになると寝てしまうので、どんなだったかあとで話しが聞けないから困る。
ちゃんと昼間に聞いておかないと。
なんか、「とめいとう!」とか何ども慶ちゃんが言ってた気がする。
今思い出したが、特設会場に風呂敷が売っていて、それが緑の唐草模様の風呂敷だったのだ。それを見て慶ちゃんが「どろぼう~さんの風呂敷!どろぼうさんのふろしきほしい!」と言ってもりあがっていた。
ああ、そういえば、小学校の頃、授業でサザエさんの漫画の噴出しに
文字を入れてストリーを作るって授業があって、それに唐草模様の風呂敷が出てきて、俺がすごく盛り上がっていたらクラスメイトに「くだらねえ」と言われてすごくしらけたことがあったなあ。
なんか、俺は昔から妙に浮いていて、大学時代、小学校時代に友達だった子とばったり会って「おお!ひさしぶりだなあ」と言ったらそいつはすごくさめていて、「あ?おまえだれ?」とか言われてすごくしらけたことがあった。
あ~なんかむなしい。
虚無感に浸ってる俺の横で今日も慶ちゃんと剣ちゃんは踊っていて、
「マンボでウー!」とか言っておどっている。
マンボでウー!




