十三話、ご褒美
〔ダークローズ本部〕
アスナとアイシアがアナスタシアの元に戻って来た。
夫の隣に控えるアーリアは見事世界を一つ落として帰って来た弟子の姿を見て誇らしげな顔を見せている。
元々弟子として可愛がるつもりでいたが更に気に入った様子だ。
「良くやったわ、アスナ、あなたの働きここで見ていたわよ、世界一つだけでなく、勇者と聖女と言う優秀な戦力を手に入れた事も評価しているわ」
アナスタシアも素直にアスナを褒める。
「お褒めに預かり光栄です」
アスナは胸に手を当てながら言った。
「これからも我々のためその力を尽くしなさい、そしてこの働きの褒美として今日の夜たっぷりと可愛がってあげるわ、夜になったら私の部屋に来なさい」
「あはっ…ありがとうございます、アナスタシア様…」
アスナは頬を赤く染めながら嬉しそうな顔を見せた。
「次にアイシア、これだけの働きをしたのだし、そろそろ式を挙げたらどう?」
まだアスナとアイシアは付き合っている状態だ。
アナスタシアは正式に夫婦になったらどうだ?と言う。
「ええ、アスナが良いのならだけど」
「喜んで、と言うよ、アイシア」
「ふふっ!なら明日式を挙げましょう!」
「うん!」
こうしてアスナとアイシアの結婚も決まった。
「それじゃまた後でね?アスナ」
「はい!」
アスナはアイシアの腕に幸せそうに抱き付きながら彼女と共に部屋から出て行った。
夜。
アスナはネグリジェ姿でアナスタシアの元にやって来た。
「待っていたわ、おいで?」
「はい…」
アスナはゆっくりとアナスタシアに近付く。
ここに来る前に身を清めているので風呂に入る必要はない。
「んっ」
アナスタシアは近くまで来たアスナを抱き寄せ唇を奪う。
アスナは熱心にキスを返すがアイシアの時ほどの熱心さはない。
アナスタシアも自身のご主人様であるが今の魔怪人に堕ちているアスナが真に愛しているのはアイシアだからだ。
「ふふっ、アイシアが良いのは分かるけど、私がご褒美を与えているのよ?アスナ」
アナスタシアはわざとアスナの様子について口にした。
「申し訳ございません…」
「うふふ、構わないわ、私の娘をそれだけ愛してくれているのは嬉しい事ですもの、明日結婚したらあの子にしっかりと尽くしなさい」
「はい…」
アスナはアナスタシアの言葉に頷く。
アナスタシアはそんなアスナに優しい視線を送りつつ胸を揉み始めた。
「ただ今からのあなたは私の女よ、良いわね?」
「はい、アナスタシア様、誠心誠意ご奉仕させていただきますね?」
「ええ」
アスナはアイシアとの交わりで確かな技量を得た技術を使ってアナスタシアに対し奉仕を行って行く。
二時間後。
アナスタシアは満足しアスナを解放した。
「お疲れ様、良かったわよ、アスナ」
「はぁはぁ…はい…私も気持ちよかったです…」
アスナは頬を赤く染めつつ微笑んだ。
「私はもう寝るから帰りなさい」
「はい…」
ヨロヨロと立ち上がったアスナは震える脚で部屋から出て行った。
「お疲れ様、あなた」
「ええ、あなたと言うデザートを頂こうと思っているのだけれど?」
「うふふ、ええ…私を食べて?」
アーリアは魅惑的な表情を見せながらアナスタシアとキスをすると邪神は今度は妻と交わり合い始める。
疲れた様子のアスナがアイシアの元に戻って来た。
「お疲れ様、アスナ、お父様に相当されたみたいだね?」
アイシアは帰って来たアスナを優しく出迎え労う。
「うん…シ方あなたにそっくり…」
「あはは〜…まぁ親子ですもの」
アイシアは夜がそっくりだと言われて苦笑いを見せる。
父も夜は自分のような感じなんだと思って。
「お風呂入れる?」
「無理ぃ…」
「でもあなたドロドロだよぉ?私が入れてあげるから入ろ?」
「うん…」
アスナはアイシアに助け起こして貰いアイシアに大切にエスコートして貰いながら浴室に向かって行くのであった。
次回はアスナとアイシアの結婚式です。




