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十四話、堕天使化

〔ブレイズ本部〕


「さて、システムにより無限の魔力を得た私ですが、もう少し戦力が欲しいところ、動くとしますか」


アナスタシアはその力で世界を見る。


自分の下僕にするに相応しい強い力を持った存在を探しているのだ。


「うふふ、見つけました」


強い魔力を持った少女を見つけたアナスタシアは転移した。



〔エクシーズ本部〕


ブレイズの様子を監視していたエクシーズはアナスタシア移動したのを感知していた。


「アリシア、アナスタシアが動いた、追って貰えるか?」


「任せて」


ケインにアナスタシアを追ってもらいたいと言われたらアリシアは頷く。


「頼んだぞ、後注意しろ、相手は敵の親玉だ、これまでとは格が違う」


「分かってる」


アリシアはこれまでとは格が違うと言うアナスタシアの相手をする事になるかもしれないとしっかりと心構えをしてから今回はイースを連れて転移するのであった。




〔ミスラタ市〕


ミスラタ市ここには街を襲ったりする魔物を何度も討伐して見せな少女がいた。


名はキュティピンク色の髪を持った優秀な冒険者である。


「今日はどの依頼を受けよっかなぁ?」


ご機嫌なキュティはギルドに向かおうとするが路地裏に入った所で突然銀色の髪に黒いボンデージドレスを身に纏った高圧的な気配を感じさせる女が現れる。


「わっ!?いきなり!?あなた誰…?」


キュティは現れたアナスタシアを見て警戒する。


「うふふ、我が名はアナスタシア、あなたの主人となる者です」


そう言ってアナスタシアは背中に生えている漆黒の天使の翼を触手に変えると無数の触手を次々と少女の肌に突き刺す。


そして誰よりも邪悪な魔力を注ぎ込み始めた。


「うふふ、さぁ?私の下僕となるのです」


「あっ…うぁ…」


キュティは送られて来る邪悪な魔力に身体をガクガク震わせ始めた。


「アナスタシア!」


そこにアリシアが現れ触手に向けて剣を振るったが弾かれる。


「ふふっ、私は邪悪なる神、その程度の攻撃など効きません」


「はぁ!」


イースも散々利用された怒りを晴らすためにアナスタシアに向けて突きを放ったが剣先が肌に当たったのに突き刺さりすらしない。


「…愚かな娘、せっかくこの世に生を与えてあげたのに私に逆らう、私に従っていれば死なずに済んだものを」


アナスタシアは他の身体を使っていたとは言え娘であるイースに対して冷たい表示やを見せると一瞬で現れた剣を振るう。


「つぅ!?」


その攻撃は強い力を持つイースでも避けられないそう思ってしまう程のもの。


しかしアリシアがイースを抱きしめて急加速する事でなんとか避けた。


「流石と言っておきましょう」


インフィニティシステムを使っているアリシアはアナスタシアでも厄介だと思う強さだ。


そのためアナスタシアは舌打ちをする。


「さて、完成しました」


触手から魔力を送られ続けていたキュティの姿が変わっている。


その姿はドールよりも強いアナスタシアのための兵堕天使と化していた。


漆黒の翼にアナスタシアが着ているものよりは装飾が少ないボンデージドレスを身に纏った姿となっている。


「はぁ…最高の気分です…アナスタシア様…」


キュティは頬を赤く染めながら生まれ変わった快感を言う。


「ふふっそれは良かった、さぁあの二人と戦いあなたの力を見せなさい」


「はっ」


キュティはアナスタシアに対して片膝を着いてから立ち上がり敵である二人を見据える。


「アナスタシア様に逆らう愚か者達を断罪してあげるね?」


そうして地面を蹴ったキュティの動きは速い。


「くっ」


アリシアは反応するがイースの反応が遅れる。


この時点で邪神自ら力を送っただけの事はありキュティの戦闘能力の高さを窺い知れる。


「イース油断しないで!この子は強いよ!」


「うん!」


アリシアとイースとキュティの戦いが始まる。

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