32話 報酬
(同調率……100%を確認)
やっとか…。
この同調率は僕とヴェルナーとの物だ。
もちろん同化するわけじゃ無いが同調率100%を保っておくと会話する事はできないものの緊急時に意識の切り替えができるという事だ。
いわば人格を入れ替えると言った感じだろうか。
彼は武具の達人なのでもし僕がダメになった時には頼るかもしれないだが同調率が100%に達した報酬の目玉はここでは無い。
あの[強奪者]が変質したのだ。
正直原理はわかってないが変化したものはしょうがないどうしようもないのだ。
[統治管理者]へと変わった正直変質どころじゃなくレベルアップしてなきかとも思ったが権能を見て理解した。
魂を喰らったり能力を奪えなくなったから代わりに自身より弱い魔物ならば支配可能知性のある魔物と交渉可能の権利を得る等の権能だ。
早い話、弱い魔物は支配できる、知能があるものとは相談ができるように言語を得るとかそんな感じだ。
今まで魔物は倒すばかりだったので今度から支配下に置けるのは置いておこうと思う初めて行く場所に行かせるとか。
なんか特攻隊っぽいけど魔物だからいいか。
あの戦いではかなりの報酬があった魔力量は数十倍にもなった為そろそろデュランダルの第二位階が開放できそうになっている…しないけど。
スキルもなかなかに成長したし新しいスキルや魔法も誰も欠けなかったのは奇跡だな。
さて、今回の能力も確認できた事ですし久々の魔法研究でも始めましょうかね。
久しぶりだからか、なかなかできない。
僕が今やっているのは火の弾丸をあらかじめ生成しておいて好きな時に発射できるようにする簡易銃のような魔法を作ろうとしているんだけどこれがむずい。
指にリングのように巻き付く形なので火の変形はいいのだがそれから弾丸にする時に負荷に耐えられず魔法陣が割れたりする。
しかも五個もある為うまくいって三つ悪くて1つ目で魔法陣が壊れる、三でいいと思うかもしれないが少し火が重くなるので空中でバランスを取るのが少しだけ難しくなる。
仕方がない一旦は諦めよう。
ふと後ろを振り返ると………いや誰ですか?
どこからどう見ても綺麗な大人な女性って感じだどこか吸い込まれそうな妖艶さがあるでもなんかどこかオリヴィアににているような…オリヴィアのお母さんとか?
僕がうーんうーんと首を傾げていると女性が笑い出した
「あはは、久しぶりにそんな困った顔見たよリョウ兄私だよオリヴィア」
……まじですか。
情報が完結せずに一瞬フリーズしたんだけどえ?あの人がオリヴィア?いやいやおかしいでしょ確かにオリヴィアは綺麗だけどどちらかというと可愛系だしあどけない感じが溢れ出てる…。
「ってこの状態じゃ分かりずらいか。ほい!」
すると煙が出ていつものオリヴィアが出てきた。
「新しい魔法ができたから試してみたの見事ドッキリ成功!」
まんまと騙されてしまった…ちょっと小悪魔だったりするんだよなオリヴィア。
「という事で、はい新しい魔法の式」
「どうも」
早速唱えてみると、すぐに体が大きくなった凄い目線が高いしなんか力とかも全然違う気がする。
「それは一時的に体を成長させる魔法だよーリョウ兄の魔力なら5分は持つかも」
確かに結構魔力消費が激しいな、ちょっとした切り札に使えるかも。
すぐに解除すると服が少し伸びていた。
新しく作ってもらわないと。
それから少しオリヴィアにあの完成しなかった魔法のアドバイスをもらっているといきなり小型のサラマンダーが突っ込んできた。
珍しいなでもこのまま切って……ちょっと待てよ今日手に入ったスキル使えるんじゃないか?
試しに使ってみると…(支配下にサラマンダーが追加)
まじか…サラマンダーは火魔法が得意らしいし宴なんかだと使い勝手良さそうだね、適当に街の上でも飛んでてもらおっと。
「いま…何したの?」
「簡単に支配した、さっき手に入ったスキルがそんな感じだから」
「……一つ忠告 人前で使わないでね?良い?絶対だからね!」
禁止の三段活用ですかい、使う機会そんなないと僕は思うけどね…。
それから軽くそこら辺にいた魔物を捕まえて街に送ってきたらちょっとした警備隊のようなものができていた。
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