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31話戻ってきた日常

「リョウ様、グランド王が言っていた通り婚約者を決めておいた方が良いと思いますよ」


グランド王との会合から数十日が経ったある日ヒショウから呆れた声で言われてしまった。


確かに鬼妖帝との一件から婚約を取り付けようとする手紙が多く届くようになってきた。


エルフ族との同盟とエルフと協力して鬼妖帝を倒すだけの力…事実だけ見れば凄いことなのだろうこの世界の人々からしたら。


いくら日が浅い国とはいえ王族の一人だあまり敬語も使わずに断ることが出来るが正直厄介だ、いくら断っても手紙を送ってくる令嬢もいる玉の輿を狙っているんだか、はたまたこの世界における人々の価値観強い者に惹かれるそれの影響だろうか。


どちらにせよ僕にとって婚約者としてもらいたい人はいないし他からもらいたくもない。


一人……婚約者として貰いたい人はいるが言うのはまだ先にしておこう僕自身がまだ完全に成長しきれていない気がするそれまでの間は伝えないでおこうか。


「リョウ様、今絶対に聞いてませんでしたよね?」


しまった!ヒショウの話を聞きながら物思いにふけて後半話が入ってきてなかった!


「はぁ…リョウ様要約しますと婚約者を決めておかなければこの後大変になると思いますよということです重々承知しておいといてください」


…本当にヒショウが本当の親に見えるようになってきたまぁ外からはヒショウが本当な親だと見られてるけど。


これからヒショウの小言を聞くとなると気が滅入るな話しておくか。


「ヒショウ…ちょっといいか?」


「なんですか?誰か婚約者にしたい人でも見つかりましたか?」


「実は………」


ヒショウに僕が婚約者にしたい人の名前と言わない理由を話した正直今の僕の顔は恥ずかしさで変になってると思う。


「…………成程そう言うことでしたか、それならば婚約者を取らないのも納得です」


「誰にも言うなよ…?僕とヒショウだけの秘密だから」


「はい、承知しました」


ヒショウが明らかに機嫌が良くなった、息子を婿に出す親か!あんたは!


そんなツッコミを心の中でしながら仕事をする気持ちに切り替える。


半分以上は婚約者とかそう言う関係だから気が重いなぁ。





コンコン。


ドアを叩く音が聞こえた今は昼過ぎぐらいだろう、ちょうど仕事も終わってオリヴィアと魔法の研究でもしようとしていた時だし良いか。


「どうぞ」


「失礼します、リョウ様」


ティア王女がゆっくりと入ってくる。


「だからリョウで良いって」


「そう言うわけにはいきません!それでこの前頼まれていた精度の高い時計の事ですが…」


「ああ、頼んでいた物ができたのか?」


「はい、一応は作ることができましたが少々大きくなってしまいまして…魔石も大きい物が必要ですし実用性はあまりないかと」


「まだまだ改善点は大きいって感じか今度模型を作ってみるよそれに合わせて作ってみて不必要な機械も取り除けば魔石に関しても小さくできると思う」


「分かりました、助言ありがとうございます、所で別の話ですがリョウ様はあのスキルをどう扱うおつもりで?」


あのスキルというのは[強奪者ロバリー]の事だ、あれはメリットも大きいが同時にデメリットが計り知れない代物僕には分析者や生成者があるので基本使わずヴェルナーに任せている、いつか強奪者のデメリットを消せるスキル統率が出来るようになれば使用するかもしれないが。


「あいにく僕は使用するつもりはないよ、元鬼妖帝オーガロードに押し付けてる」


「ちょっと待ってください!鬼妖帝に押し付ける…?つまり新しい者が生まれてしまったと!?」


ティア王女が慌てた様子で聞き返してきた、語弊を生む言い方をしてしまったかな。


「ごめんごめん、鬼妖帝は新たに生まれないよ僕の中にいる鬼妖帝に押し付けただけ」


「はぁ…そうですか良かった………とはなりませんよ!?なんでリョウ様の中に鬼妖帝がいるんですか!」


oh!綺麗なノリツッコミ!


「鬼妖帝の魂を僕が喰らったそれだけの話だよ、僕には[核喰ヴァルチャー]が存在するからねそれは強奪者のデメリットを消したような性能だよ」


「そうですか……普通歴史に出てくるレベルは魂を取り込むことは出来ませんが…もしかしてリョウ様もう人間ではないのでは?」


「待って待って、もしかして魔人ってもう人の部類じゃないの!?」


まずいよ僕は人間でいたいのに人間じゃなくなったら!


「いえ魔人程度なら人間の部類に入るかと」


「そうか、良かった」


念の為分析者で確認しておこう。


…………は?


「どうかされましたか?」


「いやなんでもないよありがとうティア王女」


「すいませんリョウ様、ティア.ではなくティアと呼ぶようにお伝えしたつもりですが…もしかして忘れてましたか?」


「あ…普通に忘れてたごめんティア」


「…分かりました今回は見逃します」


少し不貞腐れた顔でティア王女……ティアが出ていった、忘れることはあまりなかったけど色々ありすぎて埋もれちゃってたのかな?


そして…今分析結果は誰にも見せるわけにはいかないな…。


結果


種族最上位魔人


概要 魔人が最終的な進化を遂げた種族、数万年に一度生まれれば奇跡という部類で

通常の魔人よりも魔力量が遥かに多く魔人との差が天地ほどある。


もうこの部類となれば人の範囲を超越した人外の域に足を踏み入れたと言っても良い

読んで頂きありがとうございました!!!!!!!!少しでも面白い!続きが読みたいと思ったらブックマークと感想、星をたくさんつけてもらえるとモチベーションになりますのでお願いします!

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