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対称性を破って現実⇔異世界変革  作者: 社畜を辞めたい
第三章 ケフの大森林
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第41話 モンスターの後始末

俺はリーンちゃん達と供に、

俺達を襲ったゴブリン集団の、

村を制圧した。




俺達は元ゴブリン村の右端に集まる。


まぁ、山城の左側を中心に、

俺が破壊してしまったから、

他に集まれる場所も無いんだけど。


「追撃しなくて、

 良かったんですか?」


てっきり、ゴブリンを、

全滅させる物だと思っていたから、

フレンダさんに聞いてみる。


「こんな大勢抱えて、出来る訳ない。

 それに、ゴブリンキングを殺ったから、

 大勢で群れる事は無くなるはずよ。

 そもそも、殆どトモエさんが、

 倒していたと思うけど?」


まぁ、目に付く限りのゴブリンは殺ったけど。

それでも、全てを狩れた訳じゃ無い。




攫われていた16人の内、

大人の女は半分、

残りは成人前の女の子達だと思う。

子供が産めるのか、

怪しい歳の女の子も居る。


彼女達の両腕の肉は殆ど残っておらず、

ゴブリンに食われた様だ。

大動脈を避けている辺り、

ゴブリンは人間を、

殺さない方法を知っているらしい。


口周りや下腹部は事後の色々で汚れていたり、

出血していたりして、匂いが酷い。

それに、明らかに妊娠中の子も居る。


……裸体が!

若い女の裸体が目の前にっ!!


俺が彼女達の肢体を凝視していても、

フレンダさんは何も言わない。


「貴方、凄いわよ?」


フレンダさんに問いかける様な視線を向けると、

なんか感心している様な事を言われた。




「お湯で流しますか?」


俺はフレンダさんに聞いてみる。

魔力操作を使えば、

十分な量のお湯が出せると思う。


「辞めなさい。

 魔法使いである事は秘密よ?

 壺に水を満たしてくれるだけでいい。

 それも、彼女達に見えない様に。」


小声で忠告を受けた。

そういえば、

この十六人は他人なんだよな。


「分かりました。」



俺はリーンちゃんとニースちゃんが、

見付けてきた汚い壺に、

魔力操作を使ってお湯を入れ、

魔力操作を使って湯を高速で掻き回し、

一度、捨てる。


あまりに、壺が汚かったからな。

再度、魔力操作を使って壺に水を入れる。


「出来ました。」


水が貯まるまで待ってくれていた、

リーンちゃんに声を掛ける。


「洗わなくても、良かったのに。

 優しいんですね。」


いや、あんなに汚れた壺に入れた水を、

人体に掛けるなんて、

俺の衛生観念が許さない。


「汚かったからね。」


リーンちゃんは、

こちらにちょっとだけ笑みを向けた後、

壺を焚き火の側に置く。


フレンダさんもだが、

皆のテンションが下がっている。


やっぱり、飼われていた女の子達は、

酷い状況だったんだろうなぁ。




俺はニースちゃんと一緒に、

ゴブリンの村から布きれを探している。

16人を全裸のままにしておく訳には、

いかないからな。


村に残っている建物は、

なんとか小屋と呼べる物だが、

匂いがキツ過ぎて、

長時間、建物の中にいたくない。



「皆さん、元気ないですね。」


「私は今回見てないから大丈夫ですけど、

 お兄さんが見たら、

 きっとあの子達に欲情出来なくなりますよ?」


それはそれで、

ちょっと興味あるけどね。


それにしても、ニースちゃんは、

既に「欲情」という言葉を知っているのか。


「なにか、元気付ける方法はないですか?」


「明日になれば、元に戻ってます。

 私達は冒険者ですから。」


冒険者、か。

きっと何度も同じ様な経験があるんだろうな。


「分かりました。

 もし、何か手伝える事があったら、

 協力させて下さい。」


「お兄さんは新人なんですから、

 私達に心配されていればいいんですよ?」


そうは言っても、

皆年下の可愛い女の子達だからな。


「でも、私の方が年上に思えます。」


「……甘えて欲しいです。

 私に出来た初めての後輩ですから。」


バブみかっ。

これはバブみなのか!?


「えーと。お願いします?」


「はい!」


可愛いなー。

ニースちゃんの頭を、

撫で撫でしたくなる!

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