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対称性を破って現実⇔異世界変革  作者: 社畜を辞めたい
第三章 ケフの大森林
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第39話 ポイントと賢者の子供

俺はリーンちゃん達と供に、

俺達を襲ったゴブリンの集団の、

本拠地を強襲しようとしている。




「この丘を登れば、見えると思います。

 この丘より、もっと高い所にあります。」


ニースちゃんが馬車を止め、

ゴブリンの村の場所を教えてくれる。


「トモエさんは、ここで待っていて下さい。」


フレンダさんはそう言って馬車を降り、

リーンちゃんとクラリスさんと供に、

目の前の丘を登り始める。




「私って、そんなに出来が悪いですか?」


馬車の護衛に残った、

ミルクさんに聞いてみる。


「そうね。

 何も知らないって事は分かる。

 でも、新人教習なんて受けるランクじゃないから、

 私達も困ってる。」


「新人教習、受けたらいいのでは?」


きっと、モンスターのことやスキルのこと、

教えてくれると思うんだよね。


「そうね。

 フレンダは多分、

 そんな事やらせる時間があるなら、

 モンスター退治を手伝って欲しいはずよ。

 

 さっきも言っていたけど、

 私達は数が多いモンスターは苦手だったから、

 よく逃げたりしてたのよ。」


つまり、パーティの皆が、

新人教習でやる様な事はカバーするから、

俺には戦闘に集中して欲しいって事か。


「適材適所ですか。」


「貴方、もしかして学もあるの?」


四字熟語を話したから?

え?なんでそんな問いが?


「商業ギルドの認定試験では、商業ギルド長まで、

 私の実力を測りに出て来ましたよ?」


「それは聞いてない。

 何者なのよ?

 私にだけ、こっそり教えてくれていいのよ?」


「何かご褒美が貰えますか?」


例えば、夜の特訓とか、

朝からのご褒美とか。


「まぁ、偶になら、

 夜の相手をしてもいいよ?」


マジですかっ!!


その白く長い髪、鍛えられた肉体、

堪能していいの!?



「本当ですか?」


ニースちゃんに聞こえない様に、

ミルクさんの耳元に近付いて話しかける。


「本当。私は強い男に引かれるタイプだから。」


「内緒ですよ?」


「ふふ。男女の秘密は守るわ。」


さっきから、所謂女性言葉が多い様な気がする。

これも、男を惑わすテクニックかな。


「私のスキル、実は8ポイントだったんです。」


ここで俺は、謎だったポイントについて、

見解を聞いてみる事にした。


「……?なに、ポイントって?」


やっぱり、ポイントという名称は一般的じゃないのか。

そんな予感は持っていたけど。


「1ポイントで、剣術LV1が取れますよ?」


「あぁ……そのこと。

 トモエさん、賢者の子供だったのね。

 ……恩恵を消費して、

 あらゆるスキルを覚えられる存在のこと。

 それにしても、8倍なの?

 ちょっと怖くなっちゃったかな。」


俺が不可解な顔をしたからか、

「賢者の子供」について、説明してくれた。


「強過ぎて、痛め付けたり、

 手加減が出来ない事が悩みです。」


「贅沢な悩みね。

 そういう事は、私達がやるから、

 気にする事ないよ。

 もちろん、

 パーティに入ってくれたらだけど。」


そう言って、俺は唇を奪われた。

……ふわふわしているっ!!




「なに、イチャついているの。

 右から回って、女の子達を探すよ。

 トモエさんとクラリスは、

 左に回って陽動をお願い。」


ミルクさんと大人なキスを堪能していたら、

リーンちゃん達が戻って来ていた。


リーンちゃんの冷たい視線がゾクゾクする。


「リーンちゃんもどうですか?」


「私、まだ子供ですから遠慮します。」


あれ?これはゾクゾクしている場合ではなく、

好感度が一気に下がったパターンでは?


「えっと、ちょっとした情報交換をですね。

 欲に負けた訳じゃ無いんですよ?」


「へぇー。

 ミルクさんにはスキルの秘密教えたんですか?」


そういえば、そんなフリをして、

リーンちゃんにも迫っていたな。


「そうですね。

 だから、リーンさんもどうですか?」


「遠慮しておきますっ。」


「リーンはそういう経験無いって言ってるじゃない。

 あんまり虐めないの。」


フレンダさんに怒られてしまった。

そんなに、リーンちゃんって若いのかな?


女性に歳を聞くわけにもいかず、

年齢不詳なままなんだが。


「ごめんなさい!

 ちゃんと、リーンさんが好きですよ?」


兎も角、謝っておくに限る。

ついでにちょっと告白したり。


「行きますよ!」


ほら、赤くなったリーンちゃんは、

満更でもなさそうだ!

可愛いっ!!

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