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第8話 洞窟探索と賢者の日記 後編?


すげぇ、本物の魔法陣だ。

オラ、こんなの初めてみた。


(マスターが少しおかしくなっていますがこれはどうやら転移魔法の魔法陣のようです)


魔法陣?魔法陣ってのは一体どう言うものなんだ?


(はい、そもそもこの世界での魔法は大きく分けて二つに分けられます。

一つがマスターも知っているような体内の魔力を使い詠唱によって発動する「詠唱魔法」。もう一つが自然界に存在する魔力を使用し、魔法陣によって発動する「陣魔法」です。

詠唱魔法は精霊や魔法生物などを召喚する召喚魔法のような大きな魔法はできませんが、熟練者になると十の魔法を2秒もかからずに発動できます。

また陣魔法は魔法の種類によって変わりますが今目の前にあるような魔法陣を描く必要があります。しかし、一度描いてしまえば半永久的に使用でき、自身の魔力もほとんど使用しないため魔法を使えない者や魔力が少ない人が多く使用しています。

また両者ともに属性があり、火、水、風、土、光、闇、無の7種類です)


なるほど、じゃあこの魔法陣は転移魔法、つまりどこかに転移するってことか。

ちなみにどこに転移するかとか分かるの?


(いいえ、それが分かるのは魔法陣を作った人だけです。しかし、ここがどうやらこの洞窟を最深部のようですし入ってみる価値はあるかと)


わかったじゃあここに乗ればいいのか。


もう随分大きくなった体を移動させながらまわりを見る。やっぱり壁も地面もゴツゴツした岩で出来ているが魔法陣が描かれているい頃だけは金属で出来た台座があった。多分これもミスリルだろう。


よし、体が魔法陣に入った。でも何も起きないぞ?


(魔法陣を起動するには自分の魔力を少し流す必要があります。今回は私のほうで行います)


そう言われた後、魔法陣がさっきまでとは比べ物にならない程光始めた。

その瞬間、俺の目の前に椅子に座わった人と机が現れた。





_________________________________________________



なんだこれ………。


魔法陣に魔力を流したら急に光始めたと思ったら急に周りの景色変わりが目の前に人が現れた


よく見たらこの人はもう死んでいるみたいだ。魔法使いが着るようなローブで深くフードを被っているから気付かなかった。 しかも周りを見渡すとさっきまでいた洞窟とは一つ、決定的に違うところがある。


(ここ暗視を使わなくてもいいほど明るいですね)


そう、ここは明るいのだ。

暗視を使い続けて思ったのだが暗視で見える景色は明るいところをみる時と比べて少し画素? が荒い気がするんだがここは違う、洞窟に潜る前にみた景色となんら変わらない。


しかし、なんでここは明るいんだ?


(……… なるほど、分かりました。どうやらこの死体から放出され続けいる魔力が自動的に「光魔法」に変換されているようです)


なるほど、光魔法はこういうことができるのか。しかし、死んでもなおこんだけ魔力が残っているとは凄いな、てっきり俺は死んだ瞬間魔力もなくなるのかと思っていたのだが。


(いいえ、生き物は死ぬと同時にその時の魔力の半分程が消えますが残りの半分は死骸に残り、少しずつ体外に放出され続けます。ですがこの死体の腐敗具合から見るとこの人はもう何十年も前に死んでしまっているようです。それなのに、魔力がまだ放出され続けているということはこの人は生前、とても凄い魔法使いだったのでしょう)


なるほど、しかしここに入る時にあった文字、あれは日本語だった。ということはここにいるのはもしかして………。


まぁいい、それよりも机の上に本がある。

表紙はホコリを被ってよく見えないがに日本語がうっすらとだが見える。

どうにかして埃をどかせないかな?


(マスターの尻尾の先端を使っては?)


なるほど、確かに先端ぐらいなら注意すれば本を破かずに出来そうだ。

よし、後ろを向いて………出来た!


俺は向きを直してホコリが少なくなった本を見た。


ジャ◯ニカ学◯帳

絵日記


………なんでやねん!










………まぁいい、これでわかった。この人は日本から来た「転移者」だ。多分この大量の魔力もチートとして貰ったのだろう。


しかしホコリをどかしたはいいがどうやって読もうか?

当然だが俺には腕がない、頑張って舌でめくるか。



〜一時間後〜



俺は舌でページをめくり続け、ついにこの絵日記を読み終えた。

と、言っても絵は描かれておらずこの世界の言語なのか全く知らない言葉が変わりに書かれていた。

































後編に続く!



そ、それではみ、皆さん。へ、ヘビーな週末を、お過ごしください。………こんな終わり方ですみません。

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