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第六九段 歌の題は

 歌の題は、都。葛。三稜草(みくり)。駒。霰。笹。つぼすみれ。日陰。菰。たかせ。鴛。浅茅。しば。あおつづら。梨。なつめ。あさがお。が「おかし」。


読み込まれた和歌の例。


 都。 わが庵は都のたつみしかぞ住む 世をうぢ山と人はいふなり(喜撰法師・百人一首・古今集)


 葛 まくずう、夏野のしげく、かく恋いば、まこと我が命、つねならめやも。(万葉集)

 

 三稜草(みくり)。 恋すちょうさやまの池のみくりこそ 引ば絶すれ我やねたゆか(古今和歌六帖)


 駒。 逢坂の関の清水にかげ見えていまや引くらむ望月の駒(紀貫之・貫之集)


 霰。 霰ふるみ山の里のわびしきはきてたはやすくとう人ぞなき( よみ人知らず・後撰集)


     以下略


 どこが気に入って、これらの題が選ばれたのか、よくわかりません。 



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